桐生文香

言い争った相手の男を殺してしまった二人組。トランクの中に死体を押し込み山奥へと向かうが…。ふとしたことで疑問に思う事が次から次へと錯綜してしまう。

大正時代。探偵の月島建介は篠原市を訪れる。謎道樂の會と呼ばれる集まりに呼ばれたためであった。その集まりの中で、地元に住む小説家夫婦と彼らの娘、藤世と出会う。

裏山で変な声がする。 それを聞いた僕は早速裏山に行くことにした。 裏山で白い鳥を助けたら、昔話のように屋敷に案内されて歓迎されて。 昔話のお約束を考えれば大丈夫なはず？

鎌倉時代。地頭の息子・賢寿丸は父に連れられて荘園にやって来た。そこで荘園に住み着いたという和尚・道西と出会う。道西は細かい指摘で物事を見抜いていく。道西に関心する賢寿丸だが、道西…

ユーモアな物語、ホラーな物語。短いお話を綴っていきます。

美術館の所有する宝石『大いなる罠』を盗みに行くと怪盗から予告状が届いた。 怪盗の犯行方法も正体も誰も知らない。 そして美術館の中を歩く怪しい人影が現れて… 「5分で読書」短編…

ネットで集まったグループが山小屋で過ごすことに…。不吉な事を言う地元住民…献花のような花束…ラップ音…。不可解な事が連続して起こる。もしかして…山小屋には他にも誰かさんがいるのだ…

炭焼き長者と呼ばれる老人は過去を語りだす。川に住む不思議な姫から富を贈られたが仲間の一人に嫉妬され殺されそうになる。その仲間はどうして殺しに失敗したのか？『語られる』シリーズ第二…

2020年８月25日は旧暦の七夕だ。祖母の家に遊びに来ていた詩織は従姉と祖母と共に七夕祭りに出掛ける。自分勝手で宝探しと意気込む伯父を一人家に残して…。

よもぎの母は山に住む大蛇の人身御供となった。その後、村では負傷した足軽たちの手当てに追われていた。足軽の一人鷹助に頼まれ山の中を案内するが…。その山中で発見したのは庄屋の妻たえの…