キロール

深淵より帰り来たる者、神土征四郎（かんどせいしろう）。彼は異世界より迷い込みピルグリムナイツに拾われた剣士。 黒い髪、深淵に見（まみ）えた者の証である乾いた血の色の瞳を持つ三十過…

完結まで毎日更新予定です。 ＜あらすじ＞ 帝国将軍の家系ロガ家の嫡子ベルシスは、幼い頃から『社畜』なる労役者として生活する妄想を抱えていた。 そんな彼は若くして将軍の座を引き継…

現状何をしているのかという進捗報告と自作について語る人が自分以外にいないので、何となく書いてみようと書き始めた代物。 ある意味リハビリ。 完全不定期連載。

あらすじ 異世界に転移した軍人、征四郎は魔獣はびこる北の地で剣を振るっていた。 ある時、仲間と共に忌み子として殺されかけた赤子を救い、スラーニャと名付け育てることになる。 娘ス…

とあるメガネ男子の体験談。 家に置かれていた見知らぬ眼鏡をかけてみると……

映像制作会社ＡＬ企画の看板作品「心霊調査室」。 フェイクドキュメンタリー形式の映像作品であるが長く続けていくうちに視聴者から時折本物が届くようになりお蔵入り映像が増えている。 そ…

キノコのキノタロウは百均で三百円くらいで売られていたキノコのぬいぐるみに手足が生えたような姿をしている。 そんな彼の元に友人の白くて丸いオニフスベがやって来た。 彼は言う、トリを…

数十年前に山間の村に仕事で赴いた日記の主。 そこで彼は不可思議な経験をする。 特に恐ろしくもない奇妙な経験を彼は誰にも話すことは無かった。 ただ、日記に書く事で何かを求めていた。

鷹狩に赴いた男は殺気を感じ従者を先に帰して、敢えて草むらにて殺気の主と相対する。 それはかつて男が殺めた領主の遺臣だちであった。 剣を振るい危機を脱しかけた男だったが、過去が男に…

裏世界の住人たちを取材して回る雑誌社の記者が最後の博徒と呼ばれた老人と接触を持つ。 その小柄な老人は今では老人ホームで暮らしており、とてもかつて博徒と呼ばれていたようには見えなか…

アーグルトンと呼ばれる街に存在する幽霊屋敷。 そこに住んでいたカゼット家は代々幽霊屋敷を誇りとしていたが、事業の関係で家を空けることになった。 そこで入居者を募集した訳だが……。…

力士である津我海に課せられたミッションは親方でもあり終身名誉横綱でもある北坂場の昇天の儀ヨコヅナフェスティバルをつつがなく終わらせる事だ。 だが、幕内にあがるに当たり力士たちに力…

西暦二千二十八年、科学は進み人々は偽りの光で夜を照らし闇などなかったかのようにその繁栄を謳歌していた。 だが、光が強まれば影はその濃さを増し、濃すぎる影は闇と区別がつかなくなって…

卑屈な男が魔を狩る狩人に依頼を持って来た。 家に出て来る怪物を狩ってくれと。 それは己の女房だと男は言った。

ある一族の長老が語るのは、己の先祖が原因の在る呪いについて。

自分が信じる物に誓って筋トレをしよう！

夜の貴族たる私が真夜中に散歩をしていると、向こうからやって来たのは明らかに事情ありげな子供だった……。

連続殺人鬼と、取調室にて

本日の特集は２０２０年代に起きたぬいぐるみ闘争について、当時の廃棄ぬいぐるみ王の演説を中心に何故この闘争が起きてしまったのかを解説したいと思います。 大量生産、大量消費が何を生み…

オカルト趣味のボクが通う本屋は領土を治める伯爵が経営する本屋。 そこはちょっと不思議な場所で……。

設定を大幅に変更した為、別の作品として再開しております。 詳しくは最後のおしらせをご確認ください。 なお下記が新作です。 「征四郎、呪炎剣　～異世界から異世界に転移した軍人、…

数カ月間、書かれぬ日記があった。 とある剣士が赤子を育てる日々を綴った日記が。 その日記を読んで、少女は待った。 初めて少女を残して一人で仕事に向かった父の帰りを。

深淵と呼ばれる大穴から死者があふれ出た。 生ける者を全て殺そうとする死者の群れに各国は押し込まれるも、人類は禁断の術を使って戦人形《バトルドール》を作りだす。 拮抗状態を造り上げ…

麦の収穫期を迎えた村は忙しかった。 だが、収穫物を狙う野盗対策に雇った剣士たちは酒を飲んでばかり。 酔った剣士が子連れの剣士に村でも手伝ってろと絡むと、子連れの剣士はそれを承諾し…

とある子連れについて聞いて回る「余」が出会ったのは危険な男を英雄視する女。

荒天ゆえに足止めを食らう馬車の客たちは駅で休んでいた。 そこに赤子を抱いた血まみれの母親が転がり込んでくる。 すぐ後に恐ろしげな男たちが現れ、赤子を渡せと言う。 その様な状況に、…

語り手が語るのはこの世界のチュートリアル。 ブロイラーなき世界での焼き鳥の価値と、仮想世界の精神がその世界で肉体を得た方法。

シャーラン王国の密偵を六十年勤め上げ、余生を送っていた老人が何故に王を弑逆たてまつったのか？

芸事と話術の神テールの使徒である語り手が教え子に伝えるのは、かつて自分が経験した昔語り。 祭りの場で笑わぬ子と人を笑わせようと研鑽していた男。 それが笑わせようと技を磨いていた…

悪党のロデリックは悪い予感を覚えていた。自身は表に出ず街を支配し、商売も順調な彼の前に現れたのは子連れの刺客。 その姿を見て訳も分からない恐怖を覚えるロデリックはいつも通りに手を…

ベルシス・ロガ、潤滑油、蝶番役と揶揄される事もある帝国将軍の一人。 ベルシスを要職から遠ざける皇帝が、勇者一行にも難癖付けたのでマジギレしたら帝国を追放される。 だが、他者と誠実…

西暦二〇二二年冬、日本皇国軍に所属し怪異を狩る兵士である晃人は財界の大物から一つの依頼を受けた。 それは星降りの地と呼ばれる荒野を鎮めて欲しいと言う物であった。 百年前に隕石が落…

自主企画「筆致は物語を超えるか」【初夏色ブルーノート】参加作 企画内容は以下からどうぞ https://kakuyomu.jp/user_events/1681645221977…

カクヨム内で見つけた、或いはカクヨム外で見つけた私の好きな物をお勧めするだけのエッセエイです。 稀に自作について語るかもしれませんが、基本的には他の方が書いた作品について語ってい…

鉱夫の集まる街テイルは、刃傷沙汰を恐れた王国の法により武器が持ち込めない。 それを逆手にとってテイルの街を拠点に働く強盗集団がいた。 強盗集団の一人ジョン・ブライマーを殺しに奇妙…

キロールが小説を書いていて感じた事や、書かずにいて感じた事や、その他もろもろを思い出したときに書きなぐるエッセイもどき

戸田仲治は第２３師団の生き残りであり、終戦後は生き残った理由を博打に求め続けた。 そんな生活を三十年ばかり過ごし、答えを得ぬままに勝負への熱が冷めていくのを感じ人生の終わりを予感…

ベルシス・ロガ、潤滑油、蝶番役と揶揄される帝国八大将軍の一人。 ベルシスの仕事を評価しない皇帝が、こともあろうに魔王との戦いを終結させた勇者一行にも難癖付けたので 義憤と保身から…

僕がN君と体験した恐怖。 N君が通学に使う道にいつの間にか捨てられていた冷蔵庫の話。 N君よりその冷蔵庫にまつわる奇妙な話を聞かされていた僕が、遂にN君と共に体験する恐怖とは？…

だらだらとエッセイもどきを書いていたけど、ここらで心機一転、創作関係の思った事などを書いて行きたい。 愚痴とかもあるかも知れない。 創作は大変だ、憧れだけじゃ書いていけない。 …

黒風（ブラックゲイル）と呼ばれる処刑人が処刑人となる前の最後の記憶は友軍による襲撃。 完全破壊を前に処刑部隊に拾われた彼女は、名前を捨てて黒風となった。 淡々と任務をこなしていた…

福島県いわき市、嘗てこの地には磐城藩、泉藩、湯長谷藩の三つの藩が存在していた。 だが、徳川の御代が瓦解し、新政府軍の軍靴が響くと、この地もまた戦場となった。 泉藩、湯長谷藩を落と…

訓練中の新兵であるファランが目を覚ますと、そこは闇のなか。 何が起きたのか思い出せず闇の中を彷徨う過程で甦ってきた記憶が語るのは、魔獣の暴威と人の醜さ。 絶望で身動きが取れなくな…

これは先日４月１３日に行われたぴ～とるいじ様主催の座談会のログを纏めた物になります。 今回で五回目の座談会で、以下に前回までの座談会まとめを掲載しておきます。 前回までの作品…

戦乱渦巻くディルス大陸。彼の地に死なない聖騎士と呼ばれる者達あり。故国を裏切り聖騎士となった弟を倒すために北方の地に足を踏み入れた死霊術師ロズワグンは、聖騎士の一人と戦い、敗北が…

この星では、課金と呼ばれる行為により戦闘用のアンドロイドが手に入った。 誰もが最高峰のＳＳＲアンドロイドを欲したが、その男はＳＲのアンドロイドを求めた。 だが、それは最も困難な道…

魔王と勇者の時代は過ぎ去り、人と魔族の融和を推奨する国が建国されて三年。 建国三周年の式典の裏では、憎悪と言う名の感情の生誕三周年がひっそりと、確実に喧伝されていた。

KAC7参加作品 １９８４オマージュ作品 新聞記者マイケルは党本部のスキャンダルを追い、知ってはならない真実を掴みかけて、死んだ。それから百年後、未だに党が国を牛耳る未来にマ…

あなたの中にはルールがある。 それは他者から見れば如何でも良い物であったが、あなたには貴重な物だ。 そんなあなたが、電車で旅をしていると、相席にトレホに似た厳つい男が座る。 メキ…

新聞記者マイケルは党本部のスキャンダルを追い、知ってはならない真実を掴みかけて、死んだ。それから百年後、未だに党が国を牛耳る未来にマイケルは甦る。脊髄チップに刻まれた記憶に従い、…