41話付近でのミランダが言っていた辺境伯。
あれらは情報が少ない物です。
帝国の資料にも、ただ辺境伯という人がいたらしい。
というような曖昧なものとなっていました。
そして、その辺境伯と呼ばれる者になった人は、地方の領主として。
帝国の歴史において一瞬だけいた人物となっています。
ここからは、ネタバレになりますので、先を読みたくない人は閉じてください。
ふざけんな!
楽しみが無くなるだろ!!
と思う方はもう閉じちゃって大丈夫です。
お願いします。
辺境伯となったの人物の姓は、トゥーリーズであります。
今のラーズ国と鉄鋼都市バルナガンの間にあった場所を治めた人物でした。
今から250年ほど前。
内乱は常に起きていましたが、御三家の前で帝国の存亡に関わるような内乱があったのは、この当時だけです。
皇帝フィシャーの治世の時代です。
この時、地方反乱が何回も起きてしまい。
一部独立したような国があったようなのですが、これを丸く収めたのがどこから現れたのか知らない男。
『ソルヴァンス・ロベルト・トゥーリーズ』
であります。
彼は帝国の危機を乗り越えるために現れた救世主として辺境伯となりました。
彼が行った改革は、いくつかありますが。
その中で今でも影響しているのは・・・。
ここも第二部辺りで表に出ることになりますが。
彼は皇帝陛下の直属の諜報部隊。
影の部隊を作り上げた人物です。
ただし、この影の部隊は戦えません。
影移動だけが出来る部隊となっています。
そんな優秀な彼は一代限りで消えます。
そのために帝国の歴史からよく分からない形でいなくなっています。
ですが、王家。
皇帝のみは彼の偉業を知っています。
隠し書庫に資料が残っているのです。
なので現皇帝エイナルフは、辺境伯の存在を知っているのでした。
他のジークやミランダが知らないのは、その書庫に入れない事と。
噂程度で、過去にはいたらしいぞと、聞いたことがあるくらいになっていました。
とまあ、いろいろ言いましたが、ここらが第二部でも明らかになっていく部分でありますので、ここではこれ以上は詳しく説明しません。
書いてみたいなっと思ったので、つい書いてしまいました。
こうして応援コメントから派生して書くこともあるので、ここも楽しんでくれたら嬉しいですね。
読んでもらえるのかは知りませんが、自己満足になろうとも、皆さんが気になったことや、自分が解説したくなったりしたら、ここに書いていきたいと思います。
ではでは。またお会いしましょう!