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小説書くのは楽しい(結論)

KAC2021マラソン、完走しました!!
参加された皆様、お疲れさまでした。

他の方の作品を読んで♡や★を付けたりもしておりましたが、皆様レベル高くてビビりました。よく二日であんなに書けるもんですね。

さて完走した感想ですが。

私は昼間は会社勤めをしてますので、この三週間はほぼ毎日、夜遅くまで小説を書き続けてました。
その結果寝不足になり、精神と身体に不調を来たしました。

はい。
もう二度とやらない……!!!(完走した感想)


しかし一方で、とても楽しい企画でしたね。
最近書いていたのは、連載中の『QK部』と、月一で仲間内でやっている「お題に沿って小説を書く会」での短編だけだったのですが、このどちらもかなり気力を使うんですね。
特に『QK部』は、前後の展開を頭に入れつつ色々なことに気を配りながら書いているので、まぁ気力の減りが激しいこと激しいこと。

今回のKAC2021はそうした気遣いをほとんどせずに、ほぼ思考停止状態の手癖のみで書いたので、とても楽しかったです。体力はごっそり削られましたが。
たまにはこういうの良いですね。


以下、各作品の解説です。


第1テーマ「おうち時間」
『彼は家で何をしているのか』https://kakuyomu.jp/works/16816452219003066155

いわゆる「映像化不可能作品」というやつですね。
実は大昔に書いた作品のリメイクだったりします。
元々KACに参加するつもりはなかった(というか、イベントが始まるまで存在すら知らなかった)のですが、お題を見たときに過去の作品を思い出し、「あ、あれが書けるじゃん」と思って軽い気持ちで参加を決めました。
それがまさかこんな苦行になろうとは。


第2テーマ「走る」
『約束のランナー』https://kakuyomu.jp/works/16816452219056833206

ウマ娘が流行ってるときにこんなお題が出たら、当然ウマ娘から着想を得た話にならざるを得ません。
ということでウマ娘から着想を得た話を書きました。
出てくるのはウマ息子ですけど。
道徳の教科書のアレのパロディを加えて、こんな話になりました。


第3テーマ「直観」
『異世界に行ったら背理法がなかった』https://kakuyomu.jp/works/16816452219091368366

お題を見た瞬間、「数学ネタきたーーーーっ!!!」と大興奮したやつ。
「直観主義論理」という数学用語があり、それを活用した話となりました。
そして何故かTwitterの数学クラスタで拡散され、一日で2500PVを達成。
私史上最高の日間PV数となりました。
その割には★はそんなに多くないのですが……。
Twitterの数学クラスタは普段カクヨムを読まないから、アカウント登録してなかっただけ……だよね……?


第4テーマ「ホラー」or「ミステリー」
『誰がクッキーを食べたのか』https://kakuyomu.jp/works/16816452219131152195

カクヨムに初めて投稿した作品『誰がケーキを食べたのか?』の続編。
いつか続編を書きたいなーとずっと思っていたので、ちょうどよいきっかけとなりました。
どちらも割と好評で、私自身書いていて楽しい話なので、今後も時々続編を書こうかと思います。
カクヨムの新機能「コレクション」も登場しましたからね。良い使い道になりそうです。


第5テーマ「スマホ」
『スマホかくれんぼ』https://kakuyomu.jp/works/16816452219169943218

「かくれんぼを改造したい」という思いが昔からあり、いくつか考えていたルールのひとつを作品にしました。
『異世界に行ったら背理法がなかった』がウケたことを参考に、ウケそうなキャッチコピーを付けた……つもりだったんですが、それほど伸びませんでしたね。
「かくれんぼ」ならみんな知っているから、「スマホを使ったかくれんぼ」と書けばどんな内容か気になって読みに来てくれるかな……
と期待したのですが、そうでもなかったようです。マーケティングって難しい。


第6テーマ「私と読者と仲間たち」
『主人公と読者と仲間たち』https://kakuyomu.jp/works/16816452219224625987

個人的に最難関のお題でした……。
マジで何も思い浮かびませんでした。最終的に、苦し紛れにエッセイみたいなものを書きました。
初めは『QK部』のメンバーが「私と読者と仲間たち」という名前のゲームで遊ぶ……みたいな話を考えようとしたのですが、ちょうどよいルールが思いつきませんでした。
うーん、このテーマは反省と後悔の念が強い……。


第7テーマ「21回目」
『この悲鳴は誰のもの?』https://kakuyomu.jp/works/16816452219260575246

これも過去作のリメイク。それも連作短編の二作目だったりします。一部キャラの登場が唐突なのは、それが理由ですね。
元々のタイトルは「東さんと学校の怪談」で、そっちの方がよかったような気もします。あとで戻そうかな。
お題が「21回目」なのですが、読めばお分かりいただけるように、21である必要のない内容です。17でも25でもいいです。
できれば「21」であることが重要なキーになる話にしたかった。


第8テーマ「尊い」
『うちの神様が超尊い』https://kakuyomu.jp/works/16816452219311443448

「尊い」には、本来の意味と、近年オタクの間で使われる意味の二つがありますが、それをダブルミーニングにしたら面白いんじゃないか、と思ってできた作品。
作者はかなりノリノリで書いてましたが、あまりウケは良くなかったようですね。
やはり幼女にはタイツよりスパッツだったか(そこじゃない)。


第9テーマ「ソロ〇〇」
『治癒魔法は役立たない~異世界で史上最強のヒーラーに転生したけど、人類が滅亡したから治癒魔法の使い道がありません~』https://kakuyomu.jp/works/16816452219344205292

異世界転生もの第2弾。
「普通はソロでやらないことって何だろう→ヒーラーはパーティ前提だからソロじゃやらないな」と連想してできた作品。
お題を見たときに、「地球最後の一人」の話と「異世界でソロでヒーラーをやる話」の二つが浮かび、せっかくなので合体させた作品です。
元々は「誰もいなくなった異世界でのんびりスローライフを送る話」のつもりだったのですが、どうしてこうなった。
ラストはちょっとずるいかなとも思いましたが、お題に「〇〇」が含まれてますからね。仕方ないね。


最終テーマ「ゴール」
『コール・ゴール』https://kakuyomu.jp/works/16816452219385808577

いつか書きたいと思っていた『QK部』の番外短編をついに書きました!
タイトルから内容が分かりにくいので、これもあとで変えるかも……。
『QK部』はトランプゲームをやる話ですが、部長が「ボドゲ好き」なので、一度こういう番外編をやりたかったのですよね。(本編でも一話だけ、ひたすらボドゲをやってる話がありますが)
KACマラソンのどこかでやろうと思っていたので、最後の最後にねじ込みました。
ゲーム内容より、キャラの個性を魅せることを考えて書きました。楽しんでもらえたでしょうか。
なお作中ゲームの「コール・ゴール」は、私が今回のために考えたゲームで、実在しません。下敷きにしたのは「カタン」とか「お邪魔虫」とかです。実際にやったらどんなゲームになるんでしょうね?



はい。
というわけで、三週間かけて10個のお題をこなしてきました!
あー、疲れた!!
でも楽しかった!!!

もし来年もあったら……無理しない程度に参加したいですね。

ではまた、どこかの作品で。

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