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【デイドリ】第65話更新しました!

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本日の更新分はこちらです!
『第65話 帰るための約束』
https://kakuyomu.jp/works/16817139556547172219/episodes/16817330660366067748

普段は甘やかされまくっているマコト先生がアーティをヨスヨスする。これを書きたくて17万字書いたと言っても過言ではない(過言です)。

このシーンは私の最推したちの会話からインスピレーションを受けました。
グループトークの回し役のメンバーに、最年少がいつも話を振ってくれていたのです。

「Fくんは僕たちの話をよく聞いてくれるけど、それでいつも自分が喋る時間がなくなっちゃう。だから僕が聞いてあげるんだ。『Fくんはどう思う?』って」

これを語っていたのは彼が二十歳くらいの頃でしょうか。人格が出来すぎていてリアル大天使でした。まさに神が使わした善良なる心、ドイツからやって来た救世主(正気です)。
困っている人や助けを求めている人に手を差し伸べるのは当然として、人に優しい人こそ、人に優しくされてほしいなぁと思うのです。

アーティ、優しすぎて自分なんて二の次だし、相手に寄り添いすぎるし。自分の悲しみとか不安を打ち明けるのが苦手な子なんです。
言って困らせるくらいなら言わないでおこうって、何でもかんでもため込んじゃいます。気遣い屋なんですよね。リスのほっぺです。
「悲しい! 辛い! しんどい!」って大きな声を上げている人と同じくらい、いつもニコニコしている人も苦しんでいるかもしれません。
だからこそ、「大丈夫」と笑っている人に一言声をかけてあげられるような人でありたいなと思います。

で。で!!
この二人、いつ付き合うんですかね……(遠い目)
マコト先生の頭の中ではがっつり付き合ってるから(笑うところ)抱き締めるくらいは造作もないですけど、アーティは全くそんなつもりがない、というかマコト先生の好意を華麗にスルーしている状態です。直前にラブラブなマコアマ夫婦を見せつけられて自信を無くしているアーティにはちゃんと言葉で伝えるのがベターだと思うのですが、マコト先生はご覧の通り口下手でして。これからも顔と態度と顔と顔で示して行くのでしょうね。……そんな男やめてユリウスにしておけ(´;ω;`)

ここまでで最終章前編の3分の1といったところでしょうか。
あとはひたすらしんどい展開が続きます。デイドリの唯一の光であるアーティが行かないんですもの、ドイツではつらみオブつらみな地獄が待っていますよ……。
でもそれはデイドリお得意のハピエンに向けての地獄なので。読者様とスクラム組んで乗り越えたいと思います!

次回の更新は9月1日(金)です!
……もう9月!?!? 年内に完結できる……のか????
が、がんばります٩( ''ω'' )و💦

コメント

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