一人称視点の主人公は、流されやすく、影響を受けやすく、個性が無くなる。
仕方ないもの。ヤバァイ主人公の内面を書いちゃったらつまらないもの。種明かししたくないもの。
となると、周りの奴らが濃くなる。自分の作品で言うと、真夏の幻月の深雪潤ちゃんとかね。ヤバァイ奴を主人公が横目で(ヤバァイ……)って思ってるからこそヤバさが伝わると思うのよ。
ヤバァイ奴が自分語りでヤバさのメカニズムを語るのってめっちゃシュールよね。
だから一人称視点の主人公は普通の人になる。
今日から執筆中で明日には上げる予定(安定の早筆)の作品は、皆が皆個性的。そして心理というよりも物事を楽しんでもらいたかった。だから神視点にして、色んな場面を書いた。
珍しくノベルっぽい作品。カクヨム短編賞に出すから、たくさんの人の目に触れると良いなぁ。