ふみその礼

優里はお父さんがいなくて、お母さんと二人暮らし。東京から沖縄、竹富島に引っ越してきた。 慣れない中学校生活。クラスメイトたちの聞き取れない方言。海の身近なこの離島で、お母さん同様…

幼馴染の三人が巻き起こすおかしな探偵団の物語です。

「ゆんたく」とは、沖縄の方言で「おしゃべり」を意味する。沖縄生まれ沖縄育ちの著者が贈る島にまつわる様々な珍エピソード。

エッセイか現代ドラマか、作品により分かれますが、「掌編」を、何編かあげていきます。 かなり、独特な思考回路かも。 気に入った方のみどうぞ、です^_^

茜には、八歳年下のきょうだい、すうちゃんがいる。幼いころのすうちゃんは甘ったれでいつも茜の後ろに隠れているような内気な子だった。茜はそんなすうちゃんが可愛くてたまらない。でも、同…

弔事の話 遺された者に起こったことや 思ったことをそのまま書くだけです。 面白いと思ったら慎まずに笑っていただけますと嬉しいです。

　白狐は《びゃっこ》ではなく、《しろぎつね》と読みます。 　天界にある国の山に住んでいるオスの幼い白狐が、地上界で働いている姉に会いに行った日に、地上を冒険することになるお話です…

城ノ内弓子(21)は、高い霊力を持ちながら、何より幽霊を恐れる臆病なフリーター。そんな彼女の力を頼り今日も幽霊が寄ってくる。

アスミチ「バンジーっていうのはゴムひものこと。ニュージーランドでそう言うんだって」 カヒ「あの有名なバンジージャンプのバンジー？」 ウイン「そうみたいだけど、このエッセイでは『万…

橘葉瑠子(46)は夫の頼みで仕事を辞め、体調を崩して倒れた姑の世話をすることに。姑は小説家だが、気難しい性格で葉瑠子を遠ざける。そんな姑とうまくやっていくにはどうしたら良いか悩ん…

高校三年の夏、受験のことで母に叱責され、終電間近に家を飛び出したユキは、知らない街にたどり着く。 　頑張ることに疲れ、何もかもどうでもよくなっていたユキは、一人の男性に声をかけら…

兄の婚約破棄で僕のルートが始まる！ …はずだったのに。 想い人は辺境の地に逃げてしまうし、父からは兄と新しい婚約者の恋愛を成就させないと婚約を認めないって言われるし。 前途多難な…

空を眺めていた 星の瞬き通信を

2年前、突然離れ離れになってしまった美咲と翔太。ふたりの恋は終わってしまったのか。この恋を乗り越えて前に進めるのか。

小学生のわたしは、自分の家でも学校でもピアノ教室でも、みんなから「りき」と呼ばれ、男の子として扱われている。でも、わたしは、女の子だ。それに、もっと素敵な名前がある。その名前で呼…

加科あづみ、11歳。1999年7月の終末予言が蔓延る世界でも、絶対的存在である兄のちぐさがいれば憂うことはひとつもない。はず、だったけれど…

就職活動中の東堂薫は、ある夜、道端でうずくまる一匹の猫と出会う。交通事故に遭ったのか、弱々しく横たわるその猫を見て見ぬふりはできず、近くの動物病院へ駆け込むことに。 そこには腕…

　私は、天使に会いたかった。（全10話） ・・・・・・・・・・・・・・・ ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ・・・・・・・・・・・・・・・…

谷川俊太郎さん、大好きな詩人です。たくさんの素敵な詩を遺されました。 どうぞ安らかに。

静岡県のとある高校に通う、日常に退屈な少女「茜」。 年齢18歳。 ふとした思いつきで学校を抜け出し、放浪の旅に出た。 彼女を待ち構えるものとは。 浮浪少女的探求短編怪奇小説。

来年にやりたいことを1話ずつ列挙です！ 中には、「できる限りやらないこと」（節約のため）も含まれたりして。

かっちりとスーツを着こなして真昼間の公園で微睡んでいたサトルは、一人の青年に話しかけられた。

いわゆる、意味がわかると怖い話タイプの小話です。 怖さよりも、後味の悪さに重点を置いているかも知れません。 物語本文と解説編を交互に投稿していく予定です。 謎が解けるのを楽しみた…

大人でも なぞなぞは楽しい

高校三年生の「私」は、受験のストレスから統合失調症になり入院してしまう。 そこで彼女が見たものとは……

冬の短歌　第二弾です。 よろしくお願いいたします。

どこにでもある量産型テディベアのくまきちは、持ち主のリコちゃんに恋をしていた。しかし、リコちゃんはカイくんという男の子を好きになり、量産型テディベア故に叶わぬ恋は、次第にくまきち…

ミイはおかあさんと二人で暮らすちいさな白猫。 ミイはねこであってネコではなかった。

　詩です。できれば、希望になれるような詩を書いていきたいです。 　各エピソードごとに完結させているので、スキマ時間にちょこちょこ読めると思います。 　創作の新分野開拓の気持ちで挑…

富士山の麓で酪農を営むある夫婦には子供がいない。そこへ東京から女子高生が転地療法にやって来た。住み込みで酪農の手伝いをしてもらうことに。

森嶋歌帆は、小学生の時に自身と父母がフェリーの海難事故に遭い、その時に父母を亡くしている。 現在、フェリーに乗らなかった妹と祖母と、森嶋神社という古い神社を守って暮らしている。 …

「5行日記2」が、かなり非日常な日記になってしまいましたため、反省を込めて、また、平凡な愛おしい日常を語っていきたいです。 ベビちゃんもお腹の中におりました。 しかし、この月末…

『すべてが書かれた本』をたずさえて、地球から異世界にやってきた少女。 まるで来たことがある街を歩くように、ソーホ組合の扉を開き、ゴロツキにからまれても慌てることなく対処する。 …

心に深い傷を負い、孤独と統合失調症に苦しむ少女・唯ちゃん。彼女の唯一の楽しみは、近所のおばあちゃんが子ども食堂で作る特別なカレーライス。温かなカレーとおばあちゃんの優しさに触れる…

老姉妹の暮らす一軒家。ある日赤ん坊が手紙と母子手帳とともにガレージに置かれていた。

仕事に疲れふらりと旅に出た場所で見つけた秋とは……。

「5行日記2」というわたし自身の連載日記の濃縮版です。 正直、文学的な価値はとてもとても見出せません。 しかし、命を授かる時に、「嬉しい」と言ってもいいではありませんか！

日常に疲れた一人の女性が、偶然耳にしたボレロのリズムに心を奪われる。その瞬間から、彼女の中に眠る情熱と衝動が解き放たれ、夜ごとに踊り続ける日々が始まる。音楽と踊りに溺れる彼女は、…

こんにちはこんばんは。ミーハーだけどサインには興味ない、すだちひなです。

私は失恋したんだと思っていた。20年生きて初めて彼氏ができたけれど恋はあっけなく終わったのだと。急に連絡が取れなくなった彼氏を占い師に見てもらうつもりが、出た鑑定結果は「恋なんて…