創作。
それは人々が常々に心に抱く、世界への理想や幻想、あるいは焦燥を描き、世に生み出すことである。その生み出されたものには命が宿り、創作者の思いもまた込められていくものである。
では、創作に心を詰め込むにはどうすればよいか。
簡単な話、世界を知ればよい。
異世界であるならば魔法や剣の扱い、現実世界ならヨーロッパから日本の各地、近所の老人たちの他愛ない井戸端会議、それらすべてが自分の経験となり、糧となり、新しい価値観と世界を生み出すのだ。
………………それでさ。
私の人生経験がいいところオワってるせいで、書きたいものも書けないという事実と直面したわけだ。
具体的には
・酒、飲めない
→酒場のノリ、わからない。
・タバコ、吸わない
→喫煙所とかハードでボイルドなシーン書けない。
・ギャンブルしない(パチンコ、競馬、ソシャゲのガチャ)
→金の正しい使い方とか悪い使い方がわからない。
・東京行ったことない
→「都会」とか「都市」という存在をマジで知らない。
・知り合いが近所にいない(みんな大きな町に行った)
→人との付き合い方を忘れつつある。
・結婚してない。相手もいない。
→恋愛のレの字もそろそろ忘れそうになる。
………………
………………(;^ω^)
やべー。
思った以上に何も書けないぞ。自分語りぐらいならできるかもしれないけれど、それはもう日記であって「創作」というには殴り書き感が強いし。
ようは基盤がないから書けない。基盤ぐらい作ればいいじゃんと言われればまさにその通りなんだけど、もう年も年でそこらの経験を積めるほどの時間も金もないのよ。
仕事につかれているせいで休みの日はどこにも行かずに寝ているし、金も家賃と光熱費諸々で消えていくからだいたい自由に使える量も少ないし、それもほとんど急な出費か何かで無くなっていく。
東京とか大阪は確かに行ってみたい!
けれど、金もなければ時間もないし、何よりも「目的」がないから行こうにも行けない。
この土地で新しい友達を増やそう!
しかし休みの日はだいたい寝ている(前の日曜日は夜の六時に起きてた)せいで人との交流タイミングが皆無。
……
……
………………(;;;;;;;;;^ω^)
私、創作向いてなくね?
どうすんだよ。こうなってくると連載がマズイ作品が出てくるんだわ! 新作の『六歌の宴』もどこかのタイミングで東京に行かせようとしているんだけど、東京に何があるかわからないし都会の価値観も持ってないから何も書けん!!
……ということで、現在、いろいろな執筆が猛烈に遅れています………………という報告でした。
いいか若人たち。時間があるときにできることはやっておいたほうがいいぞ。私みたいなでくのぼうになっては元も子もない。酒、タバコ、賭け事をしないのはいいことかもしれないが、何もしないでやらないのとは意味が違う!
だから、若者はガバガバ酒飲んで路上に吐いて、タバコが理由で恋人から振られて、ギャンブルで稼いだ金をギャンブルで失くすようなバカみたいな人生を送ったほうがいい!!
これはマジ。
これくらい「若気の至り」は大切だと感じた。
私には何もないんだからさ。せめて、楽しい何かの思い出は持っていたほうがいい。それが自分の表現の幅を広げるのだったらなおさら。
そんなわけで、ネット情報を頼りに「え、六本木ってヒルルズ以外になんかあんの?」とか「タバコ吸ったときの快楽ってどんな感じなん?」を手探りで調べながら執筆している状況ですね。
ちなみに当人、酒もタバコもギャンブルもするつもりはありません。それに使える金がねぇっつってんだろうがい。
まだまだ投稿は続けていきますが、途中で投稿が止まったときはネタが切れて、作者の堪忍袋の緒も切れたんだろうなと思ってください。
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『ダメな巫女娘に悪魔の加護を。』(毎日連載)
https://kakuyomu.jp/works/16817330659401866720→カクヨムコン参加中!
『六歌の宴』(不定期連載)
https://kakuyomu.jp/works/16817330668034336991『わたしの異世界は、あなたの声で彩ってほしい』(10話完結)
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『デスゲームなのにつまらないのはおかしい!』(9話で一旦〆)
https://kakuyomu.jp/works/16817330665077452251『祈る機械』(1話短編)
https://kakuyomu.jp/works/16817330662285249076→カクヨムコン応募中!