世間では新春と呼ばれる今日この頃、まだまだ寒い日々がつづきますが、どうしてこんな冷え込むのに春とかつての人々は呼んだのだろうか。まだまだしんどいよ? 春って言うにはじゃんじゃん冷えてますが? 一年始まりたてだからちょうどいいしみたいなノリで春ってつけたんだとしたら、現代人に「春だねぇ」って言っても通じていない現状を伝えたい次第でございます。
そんな時候の挨拶はどうでもよくて。いつものヤツです。毎日投稿している『ダメな巫女娘に悪魔の加護を。』にて第七幕「LOudCOMEDY??」の最終章である「バーサス・キリンジ」を全話投稿しました。
読んでね。ユルい話が続いたので読みやすいです。
『ダメな巫女娘に悪魔の加護を。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659401866720 新キャラがいろいろと出てきましたね。あまりに短すぎたので新キャラが出てきた章もノートを書かずにスルーしました。その話もしておかないといけませんね。
新キャラとして主人公サイドの理解者を一人用意しました。どういう立ち位置の人物かというと簡単に伝えると、主人公の常人離れした部分を説明してくれる人ですね。もとは主人公は天涯孤独の身にさせたかったんですが、それだと悪魔的一般常識がわからないことになって、そのたびに「いや、主人公は特殊体質で~」と言い出さないといけないめんどくさいことになりそうだったので、割の良い大人を新キャラに据えました。
そして彼女の価値観はまさしく「私」のものです。人や動植物の死生観、世間が当然にうるさく語る常識との付き合い方、非現実的な出来事を偶然と捉えるか奇跡と捉えるのか、あるいは必然性を孕んだものなのかなど。ようは『人間社会を空から見た常識人』です。対して主人公はその色を濃く反映させた『人間社会に属した常識人、を演じる人』ですね。
これで不都合なことがあってもどうにでもなるね。説明役が「そういうもの」って言うだけでいいんだもん。楽なもんだぜ。ちょっとズルい気もするからあんまり登場させるつもりはないんだけどさ。
そして問題の「バーサス・キリンジ」です。
書きたかった。バチバチのバトルを描きたかった。
けど私の思い描いたものを書けてるのか。マンガ的表現も含めながらうまーく書けたと思う一方でマンガ的表現に頼るほかなかったなぁと悔しい思いをした章でもあります。
うーん、でも異世界転生系も戦ってるよな?
なら先人たちはどうやって書いてるんだろう!?
と、思っていろいろと読んでみました……
スライムのやつ。
無職のやつ。
ソードなアートなやつ。などなど
……うん…………主人公が最強すぎる。
『始め! 拮抗している! 必殺技出した! 勝った!』
しか描いてないじゃねーか。逆にこの表現だけでイメージを膨らませてバトルシーンを表現したコミカライズとアニメってすげーなオイ!! でも実際に自分で書いてみてもそうなるよなぁと納得感のあるものだったのでそれはそれで勉強になりましたね。
ここで捕捉ではないんですが悪魔ヴァンダーの戦い方について個人的にイメージしたものをノートとして残しておきますね。
ヴァンヴィvsヴァンダー。
力任せの攻撃を何も無かったかのように促す戦い方ってカッコよくないすか? 力が押し勝つか、すべてを受け流すかの勝負っていいよね?
それを表現するためにヴァンダーのスタイルとしてイメージしたものはマンガ『HELLSING』のシュレディンガー少佐です。アイツ、性格も役割も好きなんだよな。あと私がシンプルに『HELLSING』が好き。でも一章で「ジャッカル」ネタを引っ張り出したからもうバレてるでしょうが。
それで結末は………………うん。
アレ以外思いつかなかった。けど、戦い自体は最高にカッコいいものでも、終わりは最悪にダサいものにしたいと思っていたのでよかったです。
だってバトル小説じゃないし。ラブコメですから。
………………ラブコメ??????????
しかもまだまだ「ラブ」はないときたら一体この小説は何のタグで投稿を続けていけばいいんだよ。
そんな第八幕のタイトルは『同胞に華を、過ちには花束を』です。もう戦争ドラマのサブタイトルみたいだもん。でも最初のほうはのほほ~んとした展開になりますし、そこにエッセンスとしてラブを入れれば……いや、入れる隙がないな。
……大丈夫か。
そして最初の章は「各々ヶ休息」となっています。部活を一旦オヤスミしまして、それぞれの登場人物にスポットを当てていきますのでどうぞお楽しみに!!
それではまた明日も投稿しますので!!
あと読んで!!
カクヨムコンにも投稿してるけど読者選考のセの字もないけど読んでください!!
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『ダメな巫女娘に悪魔の加護を。』(毎日連載)
https://kakuyomu.jp/works/16817330659401866720『六歌の宴』(不定期連載)
https://kakuyomu.jp/works/16817330668034336991『わたしの異世界は、あなたの声で彩ってほしい』(10話完結)
https://kakuyomu.jp/works/16817330663077207289『デスゲームなのにつまらないのはおかしい!』(9話で一旦〆)
https://kakuyomu.jp/works/16817330665077452251『祈る機械』(1話短編)
https://kakuyomu.jp/works/16817330662285249076