▼『鼻血』▼
https://kakuyomu.jp/works/16818093076058582675/episodes/16818093076058611212公開初期の結末を変えました。
その理由です。
読み返してみて、話が”出来事”中心で、解釈を読者丸投げなのがどうかな……って思ったんですね。
余韻に感じてくれた方々は元から読みの力がある方々であり、それに頼り切りなのは書いた側としてズルいかな、と。
鼻血は、女性の立場の難しさを含んでまして、劣等感を持ちやすい、良い結果も肯定的に受け止めづらい、モラハラに流されてしまう、自己犠牲的……という。それに対して、私の考え自体がまとまってなかったんですね、最初に書いた頃。
”私”が自立していれば、広志のプライドを折ることにはならず、死までいかなかったかもしれないと。ちなみに転落は絶対起こります。犯罪行為してますからね。営業指導に関しても、結局、その力を自分のために使っている。そういう根本的な弱さを、広志が簡単に立ち直れない理由としてました。
”私”も長い間ズルズルしてて悪い奴なんですよ。でも、その間にも誠心誠意、お客さんと部下に向き合ってきたので、結果としてそれらに支えられて次に向かう……という結末にしました。
広志の指導の姿勢との対比です。
ここで語るならもっとちゃんと本編で書けよ、ですがw腕を上げていけるよう頑張ります🙇♀️