祐里さまのコメントをきっかけに、「読みやすい」と「面白い」の関係を考えたりしましたが、何をもって面白いとするかをちゃんと意識するのは大切だなと思いました。
特に、作者様へのフィードバックや、他の人に作品の評価を伝えるときには。
そこの定義がきちんとしてれば、”自分は面白くなかったと思う”でも良いと思うんですよね。
自分にとっての一番レベルが高い”面白い”は、「自分への影響度」です。
自分の人生が先にあって、そこにその小説が現れて、私の人生を解説し始める。
それくらいの距離感。
ま、結局三島の話をしてるんですがwww
金閣寺は何から何まで完璧なのが面白くて、仮面の告白はあの一言では言い難い独自性が面白いです。
独自性に関しては、私はなんだか共通点があるような気もしていますが、全くそれがない人から見たら面白いんですかね?
共通点があると自分の無意識が言語化されている驚きとか恥ずかしさがあり、共通点がなければ未知の世界を見る面白さがあるんでしょうか?
言語化と言っても、金閣寺は鋭く明確に書いていて、仮面は鈍くもんやりしているように感じます。
題材がそうさせるのか、あえてなのか、私の感性のせいなのか。
どちらも読み切ったらわかるかなと思ってます。
昨日も5時間友人に三島を語ってきました。
きっと金閣寺を購入することでしょう。
▼仮面の告白感想文が日間3位に入りました▼
https://kakuyomu.jp/works/16818093090186715900/episodes/16818093090186938092