面白かったので、ガチ宣伝します。
▼立花先生の近況ノートより抜粋▼
この小説は、かって、聞いた事も無い文芸賞で、二次選考まで通過した作品で、その時の審査員長は、推理作家の有栖川有栖氏で、この時は純文学として応募したのです。
が、書評で、この私は、推理物やホラー物が合っていると助言されました。
ちなみに、この作品は、20年程前の作品ですが、現代に、時代を置き換えています。
是非、御一読、下さい。甘口や辛口の御意見もOKですが、出来れば、☆やレビューが、欲しいです(正直な話)。
▼貴方の漫画を、もう一度、読みたい!!!▼
https://kakuyomu.jp/works/16818093081449237878/episodes/16818093081449249740▼千織のレビュー▼
立花先生の作品の特徴は、緻密な設定、スピード感、どんでん返し。
展開と論理のパンチをくらうイメージでした。
そこに、この作品を読んで……
これが立花先生の原点かぁ……と、感慨深く思いました。
男としての衛、美優に執着する理由、創作・業界への見識、美優の人格描写、精神病のある日常……
生々しくないのに、リアル。
どこを読んでも面白い。
美優の、天才と病的感性の境目。
それに護が寄り添いながら、徐々に二人の世界ができていく。
背景にあるものを書き切っているわけじゃないですが、”経験者”なら登場人物たちの苦悩、もどかしさを読み取れるでしょう。
立花先生が、いつもたくさんの書き手をレビューで励ましている理由もわかった気がします。
私の心の中の本棚、『人間』のジャンルにしまわせていただきます。