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立花先生の原点

面白かったので、ガチ宣伝します。

▼立花先生の近況ノートより抜粋▼
この小説は、かって、聞いた事も無い文芸賞で、二次選考まで通過した作品で、その時の審査員長は、推理作家の有栖川有栖氏で、この時は純文学として応募したのです。
が、書評で、この私は、推理物やホラー物が合っていると助言されました。
ちなみに、この作品は、20年程前の作品ですが、現代に、時代を置き換えています。

是非、御一読、下さい。甘口や辛口の御意見もOKですが、出来れば、☆やレビューが、欲しいです(正直な話)。


▼貴方の漫画を、もう一度、読みたい!!!▼
https://kakuyomu.jp/works/16818093081449237878/episodes/16818093081449249740

▼千織のレビュー▼
立花先生の作品の特徴は、緻密な設定、スピード感、どんでん返し。
展開と論理のパンチをくらうイメージでした。

そこに、この作品を読んで……

これが立花先生の原点かぁ……と、感慨深く思いました。

男としての衛、美優に執着する理由、創作・業界への見識、美優の人格描写、精神病のある日常……

生々しくないのに、リアル。
どこを読んでも面白い。

美優の、天才と病的感性の境目。
それに護が寄り添いながら、徐々に二人の世界ができていく。

背景にあるものを書き切っているわけじゃないですが、”経験者”なら登場人物たちの苦悩、もどかしさを読み取れるでしょう。

立花先生が、いつもたくさんの書き手をレビューで励ましている理由もわかった気がします。

私の心の中の本棚、『人間』のジャンルにしまわせていただきます。

6件のコメント

  • 千織先生へ。

    過大なレビュー、ありがとうございます。

    私が、この小説のモデルの故:山田花子さんを知ったのは、大田出版から出ていた、『自殺直前日記:完全版』です。
    この本は、自殺された、漫画家の故:山田花子さんのご両親が、膨大なメモを、系統別、時系列に、編集された物です。

    私は、彼女の『嘆きの天使』を読んで、すっかり、彼女の虜になりましたが、既に、1990年代初頭に彼女は、自殺されています。

    なお、彼女の病状を『隠蔽された障害 漫画家山田花子と非言語性LD』は、岩波出版から出されるも、裁判の末、出版差し止めとなっています。

    この小説を、かっての公募に送る際に、実の母親の高市祐子さんに、太田出版を通じて、了解を貰っております。

    このように、この小説の発表には、色々な障害があったのです。

    約20年前頃の、話ですけど……。

  • Wikipedia見てきました!
    なかなかの背景ですね……

    立花先生が山田花子先生を好きな理由は、作品内に書かれていることと同じ感じですか?
  • 千織先生へ。

    いえ、ただ、故:山田花子氏が、結構、美人だった事です。

    彼女は、俳優の竹中直人氏の、最初の監督作品の『無能の人』(原作は、「つげ義春」氏です)に、友情出演していますが、その映画で、アベックの相手と出ています。

    これが、私が思う以上に、相当以上に美人だったのです。

    では、美人の彼女が、何故自殺まで、追い詰められたのか?

    それを、この私が、彼女の恋人となって、追求する物語りなのです。

    私が、故:山田花子氏を知ったのは、彼女の死後、20年以上も経っています。……もう、どうしようも、ありませんでしたね……。
  • おー!リアタイじゃないんですね!
    追求する物語……あ、あれ?
    やっぱりヒューマンミステリー……?!?
  • 立花さんの返信に爆笑。
    ちょっと見習わないと……!
  • スロ兄!なぜ爆笑?w
    美人が理由だから?
    結構、普通に受け入れてましたwww
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