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『狂人の喜助』コメント、レビューありがとうございます!!

『狂人の喜助』にコメント、レビューをくださったタカナシトーヤ様、立花優様、ありがとうございました!!
私も考えながら書いた作品なので、感じていただき、またお返しいただいてとても嬉しいです!

本編はこちら!
https://kakuyomu.jp/works/16818093077887392694/episodes/16818093077887472883


〜以下ネタバレを含む〜











元々、周りから疎外されている人が、本当のヒーローだったらどうかな、というところから考えました。
しかも、何も考えられない、コミュニケーションがとれない。
私は一時期、そういうお子さんを持つお母さんと話す機会を得ました。
その時に感じた母心がイメージにありました。

村の人も、単に疎外するかといえば、おっ母の人柄があればそうでもないんじゃないかと。
多少の危うさは村の男衆が気をつけてあげればよい、そんな、荒削りな集団の自治と大らかさを両立させました。

校長や先生は、そんな原始的な集団と現代の集団の中間のような存在です。
だから切りつけられる立場にしました。
穏便な対応が叶わない時、現代人は迷うのではないでしょうか。

そこで村長と村人が武力で解決します。
一線を超えた者を単に許すわけにはいかないのです。
それを、村の女、おっ母も理解しています。

最後に、地蔵の力で神がかり的な真相(らしきもの)がわかります。
人間の形としては不自由極まりなかった喜助ですが、魂においては次元が違ったかもしれません。

今世、目に見えているばかりのものが全てではなく、死後、喜助は人間でない次元に転生したかもしれません。

そういう結末を思い描いたとき、逆に、ならばどんなおっ母がふさわしいかと考えました。
おっ母の三十年近い祈りを地蔵様が叶えてくれた……
親の徳積みあってのこと。
そういうイメージでした。

ちなみに、喜助の名前は、たまたまのインスピレーションでした。
だから、自分でも驚きです!!
まるで、喜助からのこの小説に対する答えのようです。

4件のコメント

  • 千織先生へ。

    こう言う小説は、頭で書こうと思っても、そう簡単に書けるものではありません。
    天性の才能が必要です。
    私もホラー物は書いていますので、ここら辺の作者さんの心情、良く理解できます。
    今年の「カクヨムコン10」にホラー物を投稿しようと考えている私には、大いなる驚異ですが……。
  • 立花様

    いつも励ましありがとうございます!!
    昔話のリズム、話の作り方。
    その脈々と残ってきたもののおかげで、ホラーにも挑戦できました!
    また一皮二皮剥けられるように、がんばりたいと思います!!
  • え。ちょっと待って!
    なに訛りホラー第八話って!

    全然気づいてなかったんですが!!!
  • そうなんです。
    実は1〜9話までもうあるんですよー。
    一つの小説にすると、なかなか続きを読んでもらえない気がしましてね、毎回新作にしてるのですwww
    アカウントのコレクションにホラーまとめてますので、良ければぜひそこから✨✨
    並んで”低俗小説”もコレクションにありますwww
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