こんばんは、暇崎ルアです。
寝不足の代償が来ていますが、頑張って起きます……。
先週に引き続き、本日も「SARF×カクヨム 音声肝試し企画」を聴きにいってまいりました。
なので、現地レポートといきます!
企画については、こちら↓をご参照くださいませ~。
https://sarf.jp/news/detail.php?id=1118501本日聴いて参りましたのは、エモリモエ様原作「『釣れますか?』暗い流れの向こうから」の音声作品でございます。
原作小説はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16818093072929936921じわじわと恐怖が攻めてきて、最後まで気が抜けない一遍です。こういうの大好きだ~!(語彙力)
では、皆さんが原作を読んでくださったことを前提として、ここからは本編ネタバレありの現地レポートと感想を書いていきます。
本編が聴ける場所は、墨田区は浅草。
浅草寺や東京スカイツリーが目と鼻の先であり、滝廉太郎の名曲「花」を口ずさみたくなる都内有数の名所ですね!
原作の舞台となっている場所周辺で聴けるこちらの企画、都営浅草線「浅草」駅の改札あたりで早速本編を聴きはじめることができました。
範囲が広い……! 位置情報技術のちからってすげー!
イヤホンを耳にはめ、冒頭を聴きながら地上へ。
道なりに歩いた先にある「駒形橋」で、見つけました。
そうです、「春のうららの墨田川」!(現在、真夏)。
さんさんと降り注ぐ陽光の中、広い川面をゆったりと走る遊覧船。絶景かな、絶景かな。
実を言いますと、今回来るまで墨田川をじっくりと眺めたことがありませんでした。
なので、このような機会を与えてくださったSARFにはこういう意味でも大感謝ですね!
はてさて、駒形橋をぶらぶらしながらイヤホンからの音声に耳をすませます。
男性声優さんお一人での朗読のようでしたが、これが怖い。
中盤、ゴルフクラブを持った怪異が繰り返す「釣れますか?」。
この作品のタイトルにもなっている一言ですが、どことなく奇妙な抑揚で、聴いていてぞくぞくしてきます。
そして、一番怖かったのが終盤です。
インターホンとゴルフクラブで叩かれているような衝撃音と共に不穏な終わり方をする本作。
「ピンポーン」と「ドン!」が声優さんの朗読だけではなく、SEと重なっており、二重の音の恐怖を導き出しています。
いやあSEくん、良い仕事してますね~(なんでも鑑定団風)。
音と声が作り出す絶望感に、背筋が震えること間違いなしです。
遊歩道の上で聴き終えましたが、対岸の向こうに不審な人影がいるんじゃないかと錯覚しそうな心地になっていました。
原作のエモリモエ様、そしてSARF様と朗読してくださった声優様、素晴らしい一作をありがとうございました!
長々と語ってしまいましたね!
私が語るよりも現地で実際に聴いていただいた方が、何倍もこの作品の怖さを体感できると思いますので、ぜひ墨田川でお試しあれ!
それでは墨田川の写真と共に締めくくりと致します!
最後までお読みいただき、ありがとうございました~!