【真夜中の一口小噺】⑤風呂
新川透
「あー、失敗した」
莉子
「今度は何よ?」
新川透
「お風呂、俺が後の方がよかった」
莉子
「何で?」
新川透
「ここに莉子も入ったんだね、と感……」
莉子
「へ、変態――!」
カセユキ
「確か『明日があるなら』っていう昔の小説で……」
莉子
「変態行為の注釈とか要らないから!」
新川透
「俺はそんな域までいってない」
カセユキ
「まーね。上級者から見れば大したことないんだろうなー」
莉子
「上級者って何だ!」
※なお、明日の更新はお休みです。(一呼吸置きます的な……)
※真夜中の方はやろうかなー、なんて思っています。