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叶 遥斗さんへ 


 おおお! 三作品目のレビューありがとうございます! 何だか申し訳ないです。まだ、そちらへお邪魔できていないのに。

 いや~、嬉しいレビューですね。元々は、登場人物がゴチャゴチャしていて先の読めない作品が私の作風でして。最近は一途な物が多いですけど。これを書いたのは数年前なのですが、その当時の技術の全てをつぎ込んで書きたいように書いた作品です。なので、構成とかデタラメになってますね。ちゃんとした作品に仕上げるなら、松姫の話は落として、もう少し作風にあった話を載っけるでしょう。
 ただ、書きたいことを書いているので、個人的にはかなり気に入っているんですよ。色んな物が詰まっているので、作品世界に惹かれてしまえば、飽きずに読めるのかなって思っているんですけど。


 私はこの作品にテーマを設けていないので(プロットを作らないまま書き進めてしまいました。業の設定も、ガー助の過去も、後付けの設定です)、芯を定めてレビューを書くのは難しいと思いますよ。むしろ、理路整然と書かれるよりも、作品の本質を読んで頂けたように感じて嬉しくなります。
 まだ他所のサイトに残っていますけど、最初は二章までの二万字程度の作品でした。でも全く読まれなかったので、そんなハズは無いだろって大きく書き換えた作品です。そことは違う別のサイトで高評価を頂いているので、もう満足していたのですけども。思いの外、レビューが付いて喜んでいます。

 叶 遥斗さんは作中世界に入り込んだり、登場人物になりきって読めるタイプではないですか? なんだかそんな気がします。でなければ、こういったレビューの書き方にはならないでしょう。一人称を書く私としては、作品に入り込んで読んでもらえるのが一番幸せです。
 書いた甲斐がありました。


 この作品を気にいっていただけたのは嬉しいのですけど、あんまり深くまで魔の世界に引き込まれないよう気を付けて下さいね?

 カエッテコラレナクナリマスヨ?



 改めてレビューありがとうございました!

 

4件のコメント


  • おはようございます。

    そら恐ろしいですね。作風やらプロットやら、そんなもののために削られてしまったら、何ともったいない(笑)

    収まらない何かが自由にはみ出してこその魅力が溢れて、だからこそ私は書籍なんかよりweb作品にとりつかれるのかもしれません。

    そう言えば私の作品も他の方の批評ではそういう点を指摘されました、やっと意味がわかりました←


    松姫さまだいすきです。主人公サイドがまるで悪役。でも我鴉が見事にそんな雑念を昇華させてくれて。翻弄されて、されるがままって感じで最後まで運ばれてしまいました。追加されていった要素こそが究極に素晴らしかったです。


    普段自分がどんな読み方をしているかはよくわからないですが、その作品によって、時々ね、こう読むんだよとぐいぐい引っ張られる作品があるように思います。まのまのものらや白降青地は多分そんな感じ。作品を楽しんだだけでも大満足なものでしたが、こうして戴いたコメントからも自分の中で発見やらなんやら、未解決だった問題がするする解けてありがたいです。また、言葉を投げ掛けていただくことでより深く作品に触れ直し、自分の感想を掘り下げることも出来るのですね。

    いい刺激をいっぱい貰いました。感謝。


    カエッテコラレナイのはむしろ好都合かもしれません(笑)もとよりあちらがわの住人だと思いたい。このサイトにおいてある作品はどれも私らしくはないので読まれないことは何ら気にしません。読み手である私の方がきっと私らしい。お気遣いなく。



  •  叶 遥斗さんへ


     お晩です。

     もったいないんですけど、売れる小説を書こうとすれば避けては通れないんでしょうね。きっと。ですから、私はこの作品を公募に出そうとかは思いません。
     あ、似たような指摘を受けたことがありますか? プロを目指しているような方はプロットや構成をとても重要視しています。私はあんまり気にしませんけど。本当に腕のある方なら、この作品からマナと松姫の二つの作品を上げられるんでしょうけどね。
     そうそう、web作品って本とはまた違った面白さがありますよね。うーん。この良さを生かして何か生まれないかなとか思ってしまうんですよ。何人かで集まって自分の得意な場面だけを書くとか、複数の作者の作品からワンシーンだけを集めてダイジェスト版にするとか、です。色んな人の個性が一目でわかる面白い物になるんじゃないでしょうか。なんて。

     気にいっていただけて良かったです。
     そう、私はたまに『偶然』で面白いものが出来上がるんですよ。キャラクターが動いているのをしっかりと想像すると、次こう動くだろうって浮かんできて、だったらこう展開させれば面白いかも? と。
     昔、この作品に「伏線の回収の仕方が素晴らしいです」みたいな感想を頂いたことがあるんですけど、内心申し訳なくなりましたね。あれ、伏線じゃなかったんですよ……って。後付けで理由を足していったんですよ……って(笑)

     ほうほう、面白い表現です。作品がこう読むんだよと示す。引っ張るというと吸引力みたいな物でしょうね。私の作品でそれが出来ていたのであれば、とても幸せなことです。
     基本的に癖が強いんですよ、私の作品は。個性の灰汁、なんて呼んでますけどね。なので、好き嫌いが大きく分かれるんです。口に合う方には好評なんですけども、合わない方には面白味がわからないレベルです。好みの問題なので、しようのないことですけどね。
     作者と読者の距離が近いのもweb小説の魅力だと思います。どんな『狙い』で作品を書いたのか、このシーンを書いたのか、そんな所を聞くことが出来れば『作者視点』で作品を楽しめますよ。

     私も自分の作品世界へ行ってみたいです。何せ自由で楽しそう。
     自分らしさ、ですか。これに関しては私から言える事は無さそうです。すいません。私は書き始めたときから、私らしさが付きまとっていたのですよ。逆に、どう書いても自分の作品になってしまうんです。
     もしかしたら羨ましいとおっしゃるかもしれませんけど、実際は変化ができない、成長が望めないということなんですよ。これはこれでなかなか。

     すぐにそちらへお邪魔したいのですが、女性優先で対応しておりまして……これも私の業なのですよ(笑) 勘弁願いますね。
     


  • わざとですか?天然ですか?
    いえ、天然ですね、わかります。


    前々から気になっていたてんつく、読んだら予想以上にほっこりしました。これはいいものだ。

    我々ネット住民は皆土竜みたいなものじゃないか。各々自分の活動時間にもぞもぞとやって来ては誰かの想いが流れる星空を見上げる。それすらよく見えない。隣で言葉を交わしても、喧嘩をしても恋をしても、相手の姿はよくわからない。自慢の髭が頼りで。よく見誤る。隣の可愛娘ちゃんも男の子かもわからない。


    もぐら、可愛いですよね。実物は見たことがありませんが。こんなに舗装だらけになってしまっても、どこかの地中で案外傍にいるんですかね。

  •  叶 遥斗さんへ


     えあ、あれ?
     何かやっちゃってましたか?
     ごめんなさい。悪気は無いんですよ。天然ってたまに言われます。中学の担任にも言われました。


     おお、てんつくもお読みくださって本当にありがとうございました。
    『いいもの』っていう評価は初めて頂きました。嬉しく思います。大して内容のない話なので、雰囲気を楽しんでもらえたのなら幸いです。

     モグラ。
     確かにそうですね。五感全てが鈍って、言葉を操るヒゲだけを頼りに世界を見ているわけですから。
     でも、それはいいことなのかもしれませんよ? 少なくとも私は現実よりも楽しんでいるような気がします。なんて、汚くなった部屋に目をやりながら呟いてみます。


     私の家は山の方ですから、畑なんかでモグラの跡を見かけます。モグラの通った跡は土がモコモコしていて、確かに竜の背びれに似ているような…… 飼い猫がたまにとっ捕まえてきて、テーブルの上に乗せてたりします。ネズミでは乗せないので、猫から見てもモグラの方が貴重なのかもしれません。
     アスファルトの下にも、いると思いますよ? 間違って外に出ない分、過ごしやすいなんて考えているかもしれませんし。

     モグモグ。
     
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