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haru8さんへ (白降青地)


 レビューありがとうございました! しかも、エッセイで紹介までしていただいて恐縮です。言葉の魔法使い! 凄い二つ名を頂いてしまいました。名前負けしないように頑張らないと。

 最後まで読まれてから、タイトルに戻ってもらえる。この動きを拝見するに、タイトルの付け方は間違ってなかったようで安心しました。
 白降青地、当て字のような印象で安っぽいかなと不安になっていまして。今更ですけど、『降る雪白く、地は青く』とか思いついてしまって、どうしようかと思っていたところでした。

 ストーリー性豊か! 形に囚われない姿! 多彩な文才!
 まー、嬉しいですねー。物書きとしての冥利です。
 何だか凄い飾ってもらって。新たに読まれた方が失望しなければ良いな~(笑)

 そうそう、レビュー。
 六月さんも、夏野さんもレビューがとってもお上手で、私のように自己満足のためのレビューではなく、相手のことを思って書かれているのが伝わってくる暖かなレビューなんですよ。

 六月さんは作品世界を柔らかに掬い上げて、素直に語りかけてくれるようなレビューで、心が くさくさ したときに読み返すとほんわかに変えてくれる魔法の言葉です。これだけ幸せを感じられるのは心根……愛情かな。愛情が美しい六月さんならではの体温が籠もっているからなんですよね。

 夏野さんのは意欲的なレビューですよね。作品の世界を自分の世界観と言葉で表現してくれます。作品に、小説書き『夏野鈴生』が寄り添って(←ここ重要)、大切に語ってくれるんですよ。そもそも、内蔵なんて言葉、余程の覚悟がないと相手に贈れないですよ。それだけ本音で語ってくれているんです。私もいるからお互いに頑張ろうって言ってもらえているような気分になれる魔法の言葉です。

 haru8さんは、しっかりと作品を伝えようとなさる姿勢がこちらの背筋を伸ばしてくれます。作品に向き合う時の大切な心構えが文章から伝わってきますね。作品を正面から捕らえ、真っ直ぐに、感じた事に偽りなくみんなに届ける。それはすなわち、脚色しないということ。作品に色を足さないということ。いくつもレビューを書かれているにもかかわらず、自分の書いたレビューは見ず知らずの誰かに渡るのだという心を忘れていらっしゃらない。自分が伝えるのだという強い気持ちが、魔力となって言葉に宿っています。
『幸せの形は人の数だけあっていい』真(まこと)です。自分に聞かせたい、誰かに届けたいと願う魔法の言葉。


 感性は自分でもそれなりにあると思いますけど、漢字は得意じゃないんですよ。拝察、とか初めて見ましたし(笑)
 言葉の基本みたいなのはharu8さんに敵わないと思います。私がやっているのは、簡単な言葉を見直したり、分解したり、繋いだりして遊んでいるだけですからね。造詣と言ってしまえばそうなのかも知れませんけど、私の持ってるものは少ないです。そのなかで遊んでいるに過ぎませんからね。語彙増やしたいなー。

 改めて、レビュー綴っていただいてありがとうございます。
 でも私の作品程度に怯んでいては、この先大変ですよ? こんなのより凄い作品がカクヨムには林立してますから。(林立の使い方合ってるかな?)
 haru8さんのレビューを待っている方は多いはずです。いっぱいレビューを書いてみて下さい。
 ではでは、失礼いたします。

2件のコメント

  • 佳麓さま こちらこそ、このように素晴らしいお返事を頂戴し感激しております。これまで30以上のレビューを書いてきたと記憶しますが、ここまで心の籠ったお返しを頂いたのは初めてです。
    ご指摘下さったように、レビューを書くときは、会ったこともない無数の方々が目にすることを忘れずに、なによりも書き手の皆さんへの感謝とエールを籠めるよう心掛けてきましたが、それを文面からだけで分かってくださる方があるのだと驚き、感激しています。
    そんな佳麓さまが もっと凄い作品と仰るカクヨムに林立する作品たちをぜひご紹介下さい(レビューも追い掛けますことお許しを)、私もこれからもっと読んで、書いて、カクヨムでの幸せを見つけていきたいと思います。
    有難うございました。
    感謝を込めて。
  •  haru8さんへ。

     わざわざありがとうございます。
     私はレビューや感想を頂いて、初めてやる気の起こる物書きですからねー。反応がないと書く気が起きないもので。
     心がこもったと言われると、それっぽく見えますけど、単に思ったことしか書けない性分なんですよ。深く考えないで、直感で書くものですから失敗しますねー。今回も夏野さんから「コラ、ちょっと待って!」ってお返事を頂きましたし(笑)
     でも、これからもそんな感じで書いていきますから、何か失礼があったら遠慮無く仰って下さいね? 

     そうそう、プロを目指している方々はどうしたって淡泊なお返事になると思いますよ。いずれ何千、何万人を相手にしなければならないのですから、一人一人を相手に丁寧なお返事をしている暇はないのでしょう。それを考えれば、夏野さんは珍しいタイプかな? レビューを書く側からすれば嬉しい話です。

     haru8さんのレビューは熱を感じるのに、冷静さを失わないわかりやすい文章でしたから、さすがに心構えは伝わってきますよ。レビューを読もうと思って読まれる方にはちゃんと気持ちが伝わってるはずです。そういったメリハリを付けられるのも腕の内ですからね。

     あ。
     林立しているって言いますか、☆が瞬いている作品がたくさんある、といいますか。
     その、評価されている作品はやっぱり凄いんだろうなって思って、でした。私はランキングから読んだり、スコップを振り回すことはしていないですから内容まではわかっていないんですけどね。
     そもそも、私のレビューは私の所へおいで下さった方々にしか送っていないんですよ。なので、レビューから新しい発見はあんまり無いかもしれません。もちろんレビューに『嘘は書いていません』から、伝ってもらう分には全く構わないんですけども。

     実は、ですね。
     紹介していただいてから言うのも何ですけど、私はそんなに褒められた人物ではなくてですね。去年まで他のサイト(ごはんさん・ラ研さんなど)に別名義で出入りしていて、辛口のコメントばかり書いていたんですよ。言霊を込めて相手の核心を突く、ぐらいの勢いでしたねー。
     当時の作品をメインに上げているので、覚えている方は気が付かれると思いますけど。
     こっちでは批判が禁止になっているから書かないだけで、ホントは色々書きたかった作品もありました。(ええ、はい、ありましたね~。ここでプロの方々の名前を並べるほど私も間抜けではないですけど)
     haru8さんは、そういった批判的な意見はお嫌いの様子。いずれ、私と考え方の違いが出てきてしまうかもしれません。個人的には、賞賛はやる気を上げる言霊で、批判は腕を上げる言霊だと思っていますし。個人的には批判的なコメントも大歓迎なんですよ。


     話は変わりますが。
     凍村さんの作品、素敵ですよね。
     言葉の魔法使いというなら、凍村さんがピッタリかもしれないと思ってます。
     雰囲気が素晴らしいって言うのもありますけど、私はもう一つ魅力があると思っているんですよ。
     正も負も、どちらに位置する言葉も愛して、その愛でもって二つを抱き合わせる所。私も書く側ですから、言葉の属性ぐらいは何となくわかるんですけど、その属性から見て普通は相反する言葉ってあるんです。それを、凍村さんは違和感なく一つの文にしてしまう。
     私には無い技術ですから詳しくわかっていないんですけど、多分言の葉を凍らせているんじゃないかなって思っています。本質を見極めて違和感の出ないところまで近づけて、凛と凍らせる。結晶化させてしまえば、それを一つとして扱うことが出来ます。どうでしょうね。何にせよ羨ましい技術です。
     でも、ご本人はいまいち納得がいっていない様子。まだ若い方みたいですから、ご自身の魅力を計れる秤をお持ちで無いのでしょう。しかも、忙しそうですし。こればっかりは時間がかかるでしょうから、仕方が無いのかもしれません。
     自分の魅力を自在に使えるようになって、その威力でもって特定の誰かを撃ち抜けるようになると、女性は女という恐ろしい生き物に変わっていくのです。


     調子が戻ったら弊害で、恐ろしい長文になってしまいました。
     いやー、すいません。
     色々とありがとうございました。感謝感謝です。
     ではでは。
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