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六月菜摘さんへ(白降青地)

 レビューありがとうございます!

 内容のほとんどない作品ですから、面白味が最初の描写ぐらいしかなかったんじゃないかなとビクビクしながらお待ちしていました。
 他所のサイトへ載せた時に、中身を書いてこい、みたいな感想を頂きまして。ええ、書いた方が良かったんでしょうけども、何だか気が進まなくてこのまま投稿してしまいました。
 いまいちな話だったかと思いますが、レビューを下さってありがとうございます。

 元々が雪を書きたいというだけの作品で……
 ……
 …………!
 ああ、そうか。
 今考えてみれば、檸檬のなり損ないみたいな作品なのかもしれません。あっちは対比効果でこっちは相乗効果を用いた説明文。同じようなことをしてみれば、腕の差はよくわかりますね。


 佳しなる麓の冬に舞う。
 こんな大層な名前を使っているからには、雪の一つぐらい書けないと。そんな理由から生まれた作品です。
 六月さんは雪の少ない場所にお住まいなんですね。もしかして九州に近い所でしたか? 止まない余震は考えるだけでも恐ろしいです。自然災害は無情です。これ以上の被害が怒らないことを願っています。

 雪国の雪は面倒なものですよ。今年は少なかったので良かったですけど。
 ただ、一年の中で一番綺麗な季節が冬です。一番嫌な季節で、一番美しい季節。私はそう思いますねー。
 雪国に住む気分を少しでも伝えられたのなら、書いたかいがありました。

 私は救いの無いエンディングってあんまり書かないです。バッドエンドでも、次に繋がるような終わりにすることが多いです。(魔の間のモノらを除く)
 彼女が亡くなってしまったシーンは書いていませんね。上記でも触れましたけど、あんまり書く気が起きなかったんです。今回の趣旨はそこにはないですから。
 ええ、彼にも春はきっと来るでしょう。そう思いながら書いてました。

 雪の描写、気にいってもらえて良かったです。
 逆にそこで惹かれなければ、読むところがないという(笑)
“耳を澄ましてしまう”
 本当に、嬉しくなる表現でレビューを書いてくれますよね~。文字で五感に触れられたのなら作者冥利に尽きます。
 しかし、六月さんは(六月さんに限らず夏野さんや最近では凍村さんもそうですけど)、どうしてそこまで私を持ち上げて下さるのか不思議なんですよ。他所でも、たまに熱心に読み込んで下さる方はいらっしゃるのですが。
 そこまで素晴らしい作品を書いてはいないと思うんですけどね~。第一、今まで気に入ったと挙げて下さった作品は、人によりバラバラですから。
 皆さんの腕前は私なんかよりも上でしょうに。
 まあ、褒められれば嬉しくなるので、ありがたいことです。
 これからもよろしくしてやってください。
 ではでは、失礼します。
 

2件のコメント

  • 佳麓さんは、雪国住まいなのですね。
    私は関東圏なので、今年も雪を見たのが二回くらい。
    雪のこと書く時は、スキーに行った時のことを
    思い出すのだけど、しんとした雪に 向かい合ったことが
    ないので、なかなか 書けないのです。
    雪へのあこがれだけなので、神聖化してしまいます。

    雪を書きたい、ただそれだけで この話を
    届けてもらえたなら、それで十二分です。ほーっ。
    雪国に住んでるから こんなにすてきに書けたのかというと
    きっと、南国のことを書いても(書かないかな?)
    佳麓さんなら どこも すてきにしちゃうんだろうなぁ。

    一人の男の 一夜の話。たった一時間の話の中に
    彼の生きてきた鼓動や、なつかしい想いが 詰められていて。
    この良さに 気付かないなんて、他サイトの意見は
    想像力が欠如した戯言だと思っていいです。(きっぱり)

    夏野さんも 冬子さんも 私も 幻想好きですからね。
    でも、ただ綺麗な文章には 魅かれないんじゃないかな。
    意外と 本人がいちばん 自分の魅力に
    気付かないものかもしれませんね。
    ひとことでは 言い表せないのですが
    危うい 儚い 奥行き。 本人を前に、難しい。(こそこそ逃げる音)

    桜を 満喫して下さいね。こちらはもう 初夏のようです。
  •  返事が遅くなってごめんなさい!
     挑戦者と友人の称号を得たKです。
     てか皮肉屋ってバレてる? 巧妙に隠してきたつもりが!


     都会人ですね! 羨ましい。
     毎年大量の雪を見ているのですから、都会っ子に雪の描写で後れをとるわけにはいかないのですよー。
     もっとも、自分の住んでいるところの雪しか上手に書けませんけどね。北に行くほど雪は甲高く鳴いて、南に行くほど重みが増すと聞きます。特に南の雪は匂いも違うんじゃないでしょうか? こっちは冬に土の匂いがしませんから。
     都会に降る雪は、それはそれで難しそうです。

     南国は自信がないですよ。
     関西以南に行ったことがないので(泣
     取材旅行とか行ってみたいですね。以外と住んでいる人よりふらっと立ち寄った人の方が、本質に気が付いたりするものですし。

     ああ、あっちの話はしょうがないんです。基本的に辛口しか付かないサイトなので。そういう小説投稿サイトもあるんですよ。
     励ましのお言葉、ありがとうございます。そう言っていただけると、書き方が正しいかはともかく間違ってはいなかったんだなーと、自信がつきます。

     危うい 儚い 奥行き。
     いいですね~。なんだか繊細で深みのある作品を書いている気分になれます。特に奥行きが嬉しいですね。私は世界を書いてみたいんですよ。
     書いている対象よりも広い空間を伝えられたのなら、幸せです。

     そうそう、前のレビューは、私は保存してないので本当に六月さんしか読めなくなりました。
     居場所があるのは良いこと。ぜひ書き続けていって、書房にある物をどんどん紹介して欲しいです。
     話数が増えたら、いつかまた書き直すかもしれません。その時はまたよろしくお願いします。
     ではでは。
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