この一か月ほど、カクヨムさんを彷徨っていて漠然と感じたことがあります。それが、タイトルのこれ ↑ です。
このサイトの規約部分を読むと、作品を書く場合は、Ｒ１５相当でお願いします。とあります。要するに、サイトとして求めているのは、基本、中高生も読める作品にして下さいね、ということなのでしょう。微妙にそこから外れてしまう場合は、レーティングをつけるべし。と。
さて、これは、あくまで個人的な肌感覚なんですが、ここ、読者少ないよね、と言われるこのサイトにおいて、現在読み手として存在する方の多くは「＝作者」であると思われます。で、その作者さん、実はほとんど、いい年をしたおじさんおばさんなんじゃね？という話です。（私も含めですｗ）
プロフィール見て、学生です、という方は時々お見かけしますが、（それでも、一番若くて大学生）どう考えても、おじおばが圧倒的。（え～僕（あたし）若いですよ、という方はぜひご一報くださいｗ）つまり、サイトとしては若者向けを求めているのに、ここにいる読者層はどうも若いとはいえない層が主になっている、そんな感じ。この齟齬がなんとも言えず、悩ましい感じなのです。だって、十代向けを想定して書くのと、それより上の世代向けに書くのとでは、話の作り方が全く違いますからね。
私自身の意見としては、若者向けのものを読んで、いい年をした大人が、つまらないとか駄作だとか、言うべきではないと思っています。それは、単に内容云々以前に、感性があわないのだと自覚するべきだと思っています。（自戒も込めてね）
例えば、プリキュアというアニメがありますが、あれは小学校低学年までの女の子向けです。大きいお友達が見てはいけない、とは言いませんが、その内容について、とやかく言ってはいけないのです。大人にも絶大な人気のガンダムだって、アニメに関しては、子供向けなんです。だから、例え、ゲームやガンプラで売り上げに貢献していようとも、大人はその内容に関しては、大人の感性や常識を当てはめて、文句を言ってはいけません。という話です。
最近は、大人向けラノベというものも出てきているようですが、自分が年寄りだからそう思うのかも知れませんが（苦笑）十代の読者層確保もそりゃ大事なんだろうと思いますが、ここのサイトみて分かるように、大人層それなりにいるみたいなので、大人向けラノベをもっと開拓してくれないかな～と思います。
若いころは、京極夏彦ばりの辞書小説もガンガン読みましたけど、もうね、ある程度年いってくると、そういうの面倒くさくなるんですよね。難しい話はもういいやって（苦笑）読書の時間も取れないし、集中力も落ちてくるし、目も疲れやすくなるし……
意外と、青春時代にラノベ全盛期を支えた大人向けの大人ラノベ、需要がある気がするんですけど、いかがでしょうか？
【追記】
最近の世情に疎いもので、大人向けラノベって、最近ではライト文芸というのだそう。ジャンルとしてもうあるんですね。ならば、尚更、このサイトはそっち方面に行ってくれないかな～と個人的な願望です。アニメとかで面白くて、原作読んでみようかなと思ったけど、表紙があまりにあれで（要するに萌え萌えだった）恥ずかしくて買えなかった経験があるので（苦笑）