一日に何回もすいません!
朝に募集した#の案なんですが、いいなと思ったものの中から幾つか候補を挙げますので、どれがいいか教えていただきたいです!
1つ目は『#Vどく』
#ぶいめんだと先に出た小説の『#ぶいでん』と被ってしまうので避けようと思ったのですが、これならばうまく差別化されてるかな~と思いました。
2つ目は『#CRE8通信』
作中の単語なんでほぼほぼ被ることはないでしょうし、めんどくせえ!関連だと一発でわかるのでいいじゃん!と思ったのですが、半角英数で打つのめんどくさくないかなと不安。
3つ目が『#枢炎上中』
くるえんという案を頂いたのですが、それをもう少しもじった感じにしてみました。
これでみんなも気軽にくるるんを燃やせるぞ!
スペースに関しては『#烏丸小噺』でいこうかなと思っております。
案を出してくださった皆さんに感謝!
ついでで申し訳ないのですが、改めて書き直した新作ファンタジーのあらすじと第一話的なお話を読んでください!お願いします何でもはしませんから!
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新あらすじ
英雄召喚……この世界では、その言葉の意味は通常のものとは少し異なる。
異世界にて活躍した偉人、英雄の魂を世界の垣根を超えて呼び寄せ、それを【神籬機】と呼ばれる機械仕掛けの巨大な鎧に憑依させることがそれだ。
そうして誕生した【神籬機】を駆って強大な力を持つ魔獣と戦う【勇機士】は、世界を守ってくれる勇者として多くの人々からの尊敬を集める存在となっている。
平民の身でありながら【勇機士】としての資格と才能を持つ青年クロウは、各国の才気あふれる若者たちが集う名門育成機関『アーウィン騎士学校』に入学した。
出自のせいで浮き気味であった彼だが、入学初日に周囲との隔絶が決定的となる事件が起きてしまう。
彼の愛機となる【神籬機】に宿ったのは、正体不明の英雄。
名前も素性もわからない英雄を呼び寄せたクロウの機体は全ステータスが最低ランクという評価を受け、クラスメイトや教師たちから早くも落ちこぼれの烙印を捺されてしまう。
嘲笑と侮蔑の言葉に晒されながら、それでもクロウは信じ続けた。
【勇機士】になる夢を諦めない自分自身と、そんな自分に力を貸してくれる英雄のことを……。
これは、漆黒の騎士『オニキス』と名付けられた巨大ロボと共に、一人の青年が最強に至るまでの物語である。
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この世界には、魔獣と呼ばれる怪物が存在している。
小さいもので二メートル、大型のものともなればゆうに十メートルを超える魔獣は、世界を漂う怨霊や邪念が実体化した存在であり、人類の脅威となる存在だ。
人を襲い、街を破壊し、文明を滅ぼさんとする魔獣たちの侵攻によって、世界は滅亡の危機に瀕した。
どれだけ肉体が強くとも、どれだけ魔術の知識があろうとも、人知を超えた力を持つ魔獣たちは、人の身で挑むにはあまりにも強大過ぎたのである。
武器が必要だ。巨大かつ強靭な肉体と、驚異的な魔力を持つ魔獣を討ち果たせるだけの力を持つ、強力な武器を作らなければならない。
そう考えた人類は、魔獣にも劣らない大きさの鎧を作った。
正確には鎧ではなく、金属でできた巨大な人間を作ったと表現した方が正しいかもしれない。
優秀な魔術師数人分が数人がかりで魔力を送り込み、それ用いて四肢を動かし、魔獣と戦う巨大兵器は戦いにおいて一定の成果を挙げた。
だが、まだ足りない。魔獣たちに打ち勝つためには、一体で複数の魔獣を打倒できる兵器が必要だ。
そう考えた人類が次に行ったのは、英雄の召喚……異世界で活躍した偉人、武人の魂を呼び寄せ、それを巨大兵器に憑依させるという一風変わったこの戦略は、予想以上の成果をもたらした。
正直にいえば、この世界の人々は運が良かったのだろう。
人々を守るために、弱き者たちの盾となるために、命を燃やし尽くした英雄たちは、魂だけの存在になろうともその信念を貫き通すために異世界の人々に力を貸してくれた。
もしもここで悪逆の英雄や怪物と呼ばれる存在を呼び寄せてしまっていたら、この世界は魔獣ではなく異世界の英雄によって滅ぼされていたかもしれない。
そうならなかったのは単にこの世界の人々が幸運で、そして英雄が英雄たる精神を有していたからだ。
魔獣にも匹敵する大きさの人型兵器と、人々を守るために召喚された英雄の魂。
その二つが融合して生み出された【|神籬機《ひもろぎ》】は、圧倒的不利だった戦線を瞬く間に逆転してみせた。
原初の神籬機『アダム』とそれを一人で操った魔術師『イヴ』を中心とした戦士たちの活躍によって人類は滅亡の危機を乗り越え、今も文明を築き続けている。
しかし、まだ完全に魔獣の恐怖が去ったわけではない。
むしろ日に日にその脅威は増していくばかりだ。
各国は魔獣に対抗すべく神籬機の研究を続けていき、その技術を進歩させていった。
魔力運用の効率化によって従来の膨大な魔力を必要とする在り方を変え、特定の魔力を持つ者ならば単独で操縦することが可能となる技術を擁立。
更に素体となる鎧に自己修復機能や魔力粒子変換による小型化及び巨大化機能を付与したことや、大破時に搭乗者を安全地帯に転移させる技術の開発によって、神籬機は生み出された頃よりもその性能を格段に向上させている。
国を守る盾であり、国を象徴する神籬機を操る者たちは【勇機士】と呼ばれ、人々から尊敬の念を寄せられる存在となった。
英雄の魂を憑依させずに運用する疑似神籬機も開発されたが、やはり正規の神籬機を操る勇機士たちはそれに相応しい魔力を持つということも相まって、選ばれし者として人々から見られている。
原初の神籬機『アダム』の誕生から千年後……各国の中央に位置する『アイオライト王国』は、勇機士を育成する機関として『アーウィン騎士学校』を設立。
各国はそれぞれ将来有望な若者をアーウィン騎士学校に送り、切磋琢磨させることで優秀な勇機士としての成長を促していった。
そういった関係上、アーウィン騎士学校に通う若者の大半は各国において高い地位を持つ家の子供ということになるのだが……中には例外として平民や地位の低い家柄出身の子供も存在している。
本日、名門勇機士育成機関であるアーウィン騎士学校に入学した青年クロウもまたそういった例外の存在である平民出身の人間であり、彼は今、人生最大の戸惑いに襲われていた。
「え~? あ~? うぅん……?」
唸りとも呻きともいえない、何とも微妙な声を出すクロウ。
騎士学校に入学した彼は、精神世界の中で自身の神籬機に宿ることとなる英雄との邂逅を果たしているわけなのだが、その表情には歓喜や興奮の色は全くない。
まあ、それも当然の話だろう。何せ今、彼の目の前にいるのは……全裸の男なのだから。
正確にいえば、頭にプレートヘルムを被っただけの男であるのだが、ぶっちゃけるとそれならば全裸でいてくれた方がマシだ。
それ以外は何も着ていない、身に着けていない、産まれたままの姿。真っ裸、フルチン、キャストオフ状態の男が奇声を上げながら踊り狂っている。
そんな奇妙奇天烈な光景を目の当たりにしたクロウはめまいを覚えると共に何もない精神世界の空を見上げ、暫し現実逃避をした後に再び前を見て、何も変わっていない光景に乾いた笑い声を漏らした。
「おい、誰か嘘だって言ってくれ……」
どこからどう見ても変態としか思えないこの男が自分に力を貸してくれる英雄だという現実よりも、むしろこんな変態が英雄として崇められていることの方が信じられない。
再び覚えためまいが自分をこの精神世界から引き戻すためのものであると感じ取ったクロウは、全身全霊の想いを乗せながらこの世界で叫ぶ。
「お前、誰なんだよぉぉぉぉぉぉっ!?」
困惑と絶望に染まったその叫びは真っ暗な精神世界に吸い込まれるようにして消えていき、彼の意識もまた暗闇の中へと沈んでいくのであった。