烏丸英

普段から自分の小説を読んでいただき、本当にありがとうございます。
今回は更新を止めている『Vtuberってめんどくせえ！』に関するお話を一つのご報告と一緒にさせていただきたく、これを書いています。

おそらく、今年の春くらいから更新を止めてしまっているVtuberってめんどくせえ！ですが、決してモチベーションがなくなったとかそういうわけじゃないんです。

じゃあどうして止めてるの？という質問の答えなのですが、Xをフォローしてくださっている方々なら知っていると思うのですが、11月の頭から公開された『彼女のリアルが切り抜けない！』というVtuberを題材としたラブコメ漫画の原作として参加させていただいたことがその理由です。

お話自体は去年の夏ほどから頂いており、それからキャラや脚本、各話のエピソードといったものを一年以上かけて考え続けてきました。
今現在も一か月に一本程度ですが、脚本を書いて提出している状態です。

同じVtuberを題材とした作品を作る時、自分の中でVtuberってめんどくせえ！と彼女のリアルが切り抜けない！の設定が混線してしまい、滅茶苦茶になってしまうことが多々ありました。

商業のお仕事として引き受けている彼女のリアルが切り抜けない！がそのせいで予定通りの更新ができなくなる事態は避けなければならない……と考え、本格的にお話が動き始めた去年の冬くらいから（コロナに罹ったこともありますが）めんどくせえ！の更新をストップさせていただきました。

ここは本当に自分の実力不足が原因で、申し訳なく思っています。

全て言い訳でしかないのですが、決してモチベーションが落ちたとかそういうことではなく、全ては自分の実力不足が原因です。
そもそもこのお仕事自体もVtuberってめんどくせえ！を読んでくださった編集さんが声をかけてくださったということもあり、またこの小説は自分のデビュー作でもあるので、本当に特別に思っています。

色々と落ち着き、自分自身に実力が付いたら、またVtuberってめんどくせえ！の更新を再開したいと思っています。
最後まで零や有栖、枢と芽衣のお話を書いて、結末を迎えるまで、筆を折るつもりはないです。

その日まで皆さんが彼らや自分のことを覚えてくださっているかはわかりませんが、できることならば一緒に結末を見届けてほしいなという気持ちがあります。
我がままかつ情けのない話ですが、もう少し待っていてください。

何卒、よろしくお願いいたします。



P.S
ちょっと宣伝っぽくなっちゃうんですが、彼女のリアルが切り抜けない！の表紙を張っておきます。

もう一度Vtuberを題材とした作品に携われるのは皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
応援の声に応えられるよう、全力で頑張らせていただきます。