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黒いポンポンダリア

ほんとはさっきの一枚で買い物コース編は終わりだったんですが、昨日また同じコースを歩いたんですね。
で、何枚か撮ったので、ついでにこっちをさきに載せていこうかなと。枚数少ないし。

同じグリーンの壁から例の店だとすぐわかりますね。この前の白いポンポンダリアもまだ咲いてました。

前から見ると、思ったとおり花屋さん。
ここの店、けっこうお客さんの出入りがあるんだよなぁ。みんな、そんなに花って買うんだ?

建物も高級レストランかって感じのたたずまいだし、花壇の花もオシャレだもんね。

写真の木はユーカリなんですかね?
コアラが食べる葉っぱ。でも、コアラって偏食で、たくさんあるなかで食べられるユーカリの葉はほんの数種類だって話ですね。毒もあるし。

毒…毒と言えば、いよいよ、ヨモギかニガヨモギかの話をしましょうか。

ヨモギは今たくさん、そのへんに生えてますね。花も咲くらしいんだけど、どうも秋らしい。ヨモギの花、見たことないんで楽しみ。

子どものころ、祖母に「外で遊ぶんなら、ついでにヨモギをとってきてくれ」と言われたことがある。今どきの子どもと違って、ころんでケガしたらヨモギの葉っぱをちぎって、すりつぶして患部に塗ってたっていう野生児だから、「いいよ」とかるく請け負って、その日はあちこちで見かけるたびにヨモギをブチブチ袋につめたもんです。

ちなみに、ヨモギ餅を作るためですね。でも、そのあと、ヨモギ餅を食べさせてもらった記憶がない。
ほんとに作ったのか? それとも、近所の人とお茶会して自分たちだけで食べてしまったのか? あるいは食べたけど記憶にないのか? 一回しか作ってなかったってことは、あんまり美味しくなかったんだろうか?

まあ、それはいいんですけどね。
ネットで調べると、ヨモギとよく似た外来種にニガヨモギってのがあるらしいと、つい最近知ったんですね。ニガヨモギ。聖書にもその名前が出てくる由緒ある草。でも、日本では外来種。日本のヨモギを駆逐していく悪いやつ。

で、この見わけかたなんですが、見ためでは判別が難しいらしい。ヨモギにくらべて、ニガヨモギは葉っぱの形が単純なので、そこで見わけることもできるけど、もっとかんたんなのは、葉っぱをむしって、ペロリとなめたとき、苦いのがニガヨモギ。苦くないのがヨモギ。これならすぐ違いがわかるらしい。

でも、でもね。
「ただし、ニガヨモギには毒があるので、この方法はお勧めしません」って書いてあった。

ええー! そんな危険な方法、書くなよぉ。人によってはあとの注意書きなんか読まないよ?

そのとき、僕はふと思った。
あの日、僕が祖母に渡したヨモギは、ヨモギだったんだろうか? それともニガヨモギだったんだろうか?

まあ、お腹痛くなったとか、とくに聞かなかったので、ふつうのヨモギだったんだろうな。

2件のコメント

  •  ニガヨモギと言えばアブサンと云うお酒を思い出しました。
    幻覚作用が有ることと、中毒性が有ると云うことで、今は配合されてはいません。
  • 三月うさぎさんへ

    コメントありがとうございます〜
    ニガヨモギ、完全に麻薬ですね(^v^;)
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