表題の通り、「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」という公式自主企画に参加しようと思って、怖そうで怖くない少し怖い話を投稿しました。
普段はなるべく怖がらせようと思ってホラーを書いているせいか、「少し怖い」レベルを狙って書くというのなかなか難しかったです。
まぁ、めちゃくちゃ怖い話なら書けるというわけではないんですが。
窓が開く時
https://kakuyomu.jp/works/16818093083064272527昔、我が家では子供の日に、庭に鯉のぼりと一緒に鍾馗様の旗を立てるという習慣がありまして。
知らない方のために簡単に説明すると、鍾馗様というのは魔除けの神様的なものなんですが、そのせいか顔がなかなかにごつくていらっしゃるんですよね。
だから、幼い頃の私には鍾馗様の旗が怖くて怖くて、泣いてしまうほどでした。
なので、『よつばと!』という漫画で、子供が仁王像を見せられて大泣きするというシーンが出てきた時も、笑うよりも先に共感を覚えたくらいでした。
ちなみに、あまりに私が泣くものだから、鍾馗様の旗はすぐに撤去されたと記憶しています。神様なのに……