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KAC2023振り返り&作品まとめ※長いのでお暇な時に

KACご参加の皆さん、お疲れさまでした!
トライアスロンかってくらい過酷でしたが、私もなんとか完走できて一安心です。
以下、作品まとめと執筆時の心境を振り返ります。


①その本を読んではならぬ!
https://kakuyomu.jp/works/16817330653859176785

最初だからちょっと軽めの、勢いあるやつでも♪ という感じで、意気揚々と。
お祭り感ある文章になり、書いていて楽しかったです。
そう、この時の私はまだ、知らなかったのです。この文芸ハイキングがいずれ映画『アイガー北壁』ばりの死のクライミングになるということを……。


②そらのぬいぐるみ
https://kakuyomu.jp/works/16817330653941680503

前回ちょっとはしゃぎ過ぎたよねということで、ミクロな感動に焦点を当てようとしたところ、地味になり過ぎました。でもまあ堅実にこなしたかな、うんうん。
いや他の人たち上手すぎぃ。もっと個性を出さなくては……。


③ぐちゃぐちゃ悪魔と文字使い
https://kakuyomu.jp/works/16817330654073681042

ぐちゃぐちゃ……? 雲行きが怪しくなってきた。3回までは確か公式がお題を出しているはずですが。スプラッタホラーしか浮かばんがそんなものは書けん。
こうなったら奥の手、スキル<歴オタ>を発動だ!
……ふう、なんとかなった。ちょっと宗教を熱く語り過ぎたかもしれないけど、私らしい作品になった気がします。自分的には満足。


④蓬莱の玉の枝
https://kakuyomu.jp/works/16817330654166696687

この作品については前回の近況ノートに長々と書いたので割愛します。
ちなみにあれ以来、固定電話の子機はウンともスンとも言いません(+_+)


⑤ルネサンス筋肉小話~レオナルドVSミケランジェロ~
https://kakuyomu.jp/works/16817330654248065587

「筋肉とは、私の人生から最も遠い単語の一つである」――鐘古こよみ
うわぁん何も思いつかない(ノД`)・゜・。
待てよ、無理して筋トレやプロテインに頼る必要ないのでは……スキル<歴オタ><美術ファン>発動……船長、鳥です! この近くに島があります!!


⑥シュレーディンガーの7
https://kakuyomu.jp/works/16817330654375252722

あっぶなー。お題、アンラッキーだと思ってた。7ってなんだ!
これも手ごわいよう。7がアンラッキーなのか、アンラッキーが7つあるのか。
このお題によって数々の不幸な目に遭う主人公が生まれるかと思うと、創作者とはなんと業の深い存在だろうか。それが作者の頭の中にあるうちは、物語の主人公はまだ安寧の中にあるというのに、頭の中から出てきた瞬間……、
いま、量子力学の世界が囁いてきたな。


⑦言い訳するのは難しい →【KAC2023⑦】つけるの忘れました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654539665511

お題「いいわけ」なので長い言い訳します。

どうにか険しい山道を登ってきた私ですが、この時、少々の不安がありました。最終お題発表の翌日は小学校の卒業式。在校生は休みで子供が家にいるため、この日は昼間の執筆ができません。うん、夜にやるしかないな。
大丈夫、作戦は立ててある。イチから考えるのは大変だから、過去のネタ帳をめくって……おお、書きたかったやつ発見。これにしよう!

~以下『アイガー北壁』(すごい断崖絶壁で死者多数の山)~

元々連作短編で考えていたから、そのうち1エピソード使えばうまくまとまるかな。
ま、ちょっと長くなりそうだけど、前後編くらいなら許される範囲でしょう。
あら、プロローグの段階で文字数がちょっと多いな。
じゃあパイロット版ということで、いろいろ省いて今回は小さくまとめ。
おやぁ? この展開に繋げるとなると、もう少し説明が。
込み入ってきたな。時間もないことだし、必要なことだけ並べてみよう。
! これは……!
小説じゃない、ただのプロットだ!!

   *

なぜ、途中感じた小さな違和感で、引き返す選択をしなかったのか。
自らを過信し、先へ進む選択をしてしまったのか。
この作品が前後編で収まる代物ではないと気付いた時、既に夜は明けようとしていました。新聞配達のバイクの音が、さっき聞こえたな。

プロット状態のまま掲載することはできません。
私はそれまで手掛けていた作品を、いったん諦めることにしました。
ちなみに、この時書いていた作品を一言でいうと。

「中国のパンダ外交と、第二次世界大戦中に日本で錦鯉が贅沢品として睨まれ軍への供出を命じられた史実からインスピレーションを受けた、疑似中国を舞台にした架空生物の出てくる時代恋愛ファンタジー」です。

いや要素多っ!
なぜこれでいけると思ったのか。気でもふれたか。

本当はここに東京ローズと軍人の要素も入れたかったので、めでたくボツになったことですし、改めて練り練りしてお披露目できる日を待ちたいと思います。

閑話休題。

幸い締切当日は学校がある日。
子どもたちを学校へ送り出してから、短いものを作り直すのが今の最善手!

起きてきた息子は、盛大な鼻詰まりを起こしていました。
これは無理させると危ないやつ。
私は学校に息子の欠席連絡をしました。
くっ……。
いや大丈夫。あまり元気もないことだし、午前中はたっぷり寝かせておけば……。

|ω・)お母さんあそぼー?(オセロ持参) Σ(゚Д゚)

※学校休ませると元気になるのは、子供あるある。

「末っ子長男くん、お母さんちょっと、お昼までにやりたいことが……」
「えっ。いつも忙しくて遊べないから、今日はチャンスなのに……」
「(学校を休むとは)」

かくして、左手でオセロをやりながら右手でPCを叩くという、小学生が考えた秀才キャラみたいな執筆スタイルが確立されたのでした(オセロはボロ負け)。
文章も状況もカオス!


いやー、振り返ってみると、ホラーありドラマあり、辛いけど楽しかったですね~。
KAC初参戦、記憶に残る戦いとなりました。

最後に御礼を。
辛い時にも諦めずにいられたのは、ハートやコメント、☆、レビュー等で執筆を見守ってくださった皆様のお陰です。
必ず生還するんだという、何よりの心の支えになりました。
本当にありがとうございました!


\(^o^)/オワタ

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