では今回のあとがき。
今日登場した料理の話をする前に、昨日の料理の説明から。
前菜一品目は何でも良かったんだけど、何となくフレンチを意識してテリーヌを作った。
テリーヌの名称は、焼き固めて作る物だと思っていた。
今回これを書く前に調べたら、四角い鋳鉄製の容器の事を言うらしい。へぇ。
四角い食べ物がテリーヌだったら、西洋人から見てはんぺんもテリーヌなんだろうか? 微妙。
今回ルディが出した料理は、煮こごりテリーヌ。味はそうだなぁ……塩ゆでした野菜に、魚の煮汁を絡ませて食べた味、そんなイメージ。
二品目は、ウニのパプリカソース和え。
ウニを使った料理は、結構難しいと思っている。
ウニ自体の味は濃いくせに、何も漬けずに食べるとそれほど美味くない。という事で、ウニに別の食材を合わせるとウニの味に負けて、味もよろしくない。
パプリカソースは材料も手ごろだし、作るのも簡単だからオススメ。俺はオムレツのソースに使っている。
日本人でウニと言ったら、寿司の軍艦巻きぐらいしか食べないから、味を伝えるのが難しいな……。しいて言うならば、朝市で買ったウニにリンゴ酢と醤油を垂らてその場で食べた味? やっぱり、味を伝えるのは難しい。
そして三品目は、ホタテとタケノコの炊き込みご飯。
これは、皆も食べた事があると思うから、味は想像できると思う。
甘く炊き込んだホタテご飯にシャキッとしたタケノコを混ぜ合わせた感じです。
タケノコ自体に味はそれほどないけど、ホタテ味をしみこませてシャキッとした歯ごたえが溜まらない一品です。
牛足についての説明はまた明日。
以上