では今回のあとがき。
田舎に異世界転生した主人公が、現代知識を使って森の食材を手に入れるというネタはこれまた鉄板。
だけど悲しいがな。作者がトリュフとは無縁な日本人な故に、物語に登場する主人公たちはキノコを見つけても、椎茸や松茸など日本に馴染みのある食べ物しか見つけられずにいる。うーん、もったいない。
確かに現代知識を使うネタは面白い。だけど、最近は飽和状態になっているので、さらに一工夫入れて現代知識＋読者の知らないネタを書かないと、受けないと思うんだけどなぁ……。
という事で、この小説ではキノコはキノコでも、貧乏な日本人とは縁のない、トリュフについて書いてみた。なお、俺も貧乏人なので縁はない。
三大珍味の一つと言われているからにはトリュフは美味いのかというと、別に美味くないと思う。これが俺の食った時の感想。
まあ、トリュフは、生姜とかニンニクと同じ部類ですよ。
トリュフが美味いという話は、おそらく白トリュフが美味いと評価されているからでしょう。
白は黒と違って美味しいらしいけど、貧乏人の俺は白トリュフなんて食べた事ないから知らない。だから、この小説にも白トリュフを登場させる予定なし。
白トリュフと言っても、所詮はキノコ。トリュフという名前のネームバリューに騙されて、美味いと思っているだけとちゃうか？ 同じキノコだったらエリンギで十分だ。（悔し涙）
以上