小説を書き始めて実感した事なんですが、キャラクターって生きているんですよね。書き進めているうちに肉付けされていって、どんどん人間臭くなってゆく。私の好きな名作はどれも創作内の登場人物の息遣いが聞こえるような気がします。そんな名作には及ばないにせよ、主人公をはじめとする様々な人物が、勝手に動く感覚は作者として実感しています。
天掛親子には意識的に設定した共通点がありますが、光平がお好み焼きパーティーからハブられてたり、カナタがお好み焼きは好きじゃないとか述懐していたのは、無意識的に書いていました。
創作するって本当に楽しいものです。