• SF

お色気シーンには必然性が不可欠♡

悠月奏です。
「ゲノムの聖痕」1月20日現在で第82話「同棲作戦開始」をリリースしています。
実はこのあたりから、いわゆる「お色気回」に突入しています。

DNA変異特性を持つオメガと呼ばれる美少女たち。
今まではどちらかというと彼女たちの「驚異的な戦闘能力」描写に重きを置いていたのですが、最近はようやく「女性/女の子としての魅力」を描くターンに入ってきました。

もともとストーリー展開の中で彼女たちの魅力を多角的に描いていくつもりなのですが、そろそろ物語が大きく動くタイミング。この辺で「戦闘サイボーグ」みたいなオメガたちに「女性としての味付け」をしておきたいな、と思っているわけであります。

もちろん、彼女たちの「日常」や「素顔」みたいな描写もこれまで随時織り込んできたわけですが、まだまだ物足りない!
読者さまにはもっと彼女たちと「疑似恋愛」してもらいたいのです!(鼻息)

そこで欠かせないのが「お色気シーン」(と勝手に思っていて……)。
恐らく本作は、男性読者の皆様のほうが多いと思われるのですが、そんな皆さまから見て、彼女たちが「異性として」魅力的だと思ってもらえるよう、サービス精神満載で張り切って執筆しています!
(もちろん女性読者さまには主人公に恋してもらいたいっ!)

ところで「お色気シーン」って、いったいどういうシチュエーションだと「萌える」んでしょうか……
美少女もののアニメとかだと、中盤辺りで「合宿」だのなんだのという理由を付けて、唐突に海に行ったり温泉に行ったりして、ヒロインたちが水着になったりハーレム展開が繰り広げられるのが定番なのですが……

残念ながら本作は「ハードコア戦記モノ」(←ホントかよ?)
しかも時は「戦時下」。
舞台は「軍隊/戦場」。
アニメのサービス回みたいに、前後の脈絡のない唐突なエピソードをねじ込んだら一気に興ざめですよね!
だから本作においては「お色気回にも必然性」が不可欠!
あくまで自然な流れで、そうなることに意味があり、さらにはそのお色気エピソードそのものが更なる伏線になるくらいじゃないと、質の高い本作の読者さまには受け入れられないだろう、と悠月は覚悟を決めていたのであります!

ということで、実は直近のお色気回、なんと「第9話 口封じ」から伏線を用意しておりました。あまりにも早い伏線だと、読者さまの記憶も曖昧になるだろうからと、その後「第16話 壊れた日常」「第24話 応急処置」「第35話 ナノマシーン」「第40話 未来と士郎」そして「第49話 機械化少女」と、少しずつ読者さまに伏線(複数個)の刷り込みを繰り返しておりまして……

このたびめでたく「違和感なく」お色気エピソードに突入したという次第♡
さてさて、いったいどんなドキドキシチュエーションが待ち構えているのでしょうか!?
今週のエピソードは見逃せませんよ♡

ところで悠月は別の意味でドキドキしました。
なんせ多くの人の目に触れるネット小説。
いちおう「R15」作品ではありますが、18禁ではありませんので直接的な描写はNG。
かといってあんまり薄ボンヤリしていてもドキドキしてもらえません。
だったら、どうすれば読者さまの想像力を掻き立てられるか!?
そして、気が付いたらニヘラァ、としてもらえるのか!?

こればかり考えて、そりゃもうびっくりするくらい何度も何度も書き直しましたよっ!

結論――。
「お色気シーンは戦闘描写と同じくらい書くのにエネルギーを消耗する」


評判が良ければ、お色気回また書くかもしれませんので、応援よろしくお願いしますー!!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する