これってある程度は参考になりますよね。時代小説を書く時の情報提供とかにはとてもいいですね。しかし問題はやっぱり文体なんですね。例えば「〇〇という作家の文体にしてみてください」と注文をつけてもそれっぽくしてくれるんですがどうもやっぱりしっくりこない。自分の中に小説とはこういうものだという概念がありますからね。ほらあれですよ、フランス書院文庫とマドンナメイト文庫とは若干違うじゃないですか。文章も違うしコンセプトも少々違うと思うのです。サントリーとアサヒとはやはり違うと、それくらい違うわけです。文体って大事ですよね。構想にしても「こういうのじゃなきゃ絶対嫌なんだ」というのがあるわけです。そこにアマチュアにしてもそれなりの味わいがあるって言うかな。ということで、小説を書く時もchatGPTは有能な参謀にはなるけれども、内容を考えて執筆する主体は我々アマチュア作家本人にあると、そういう締めくくりにしたいと思うのであります。