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2022年の振り返り

 2022年は最悪の年だった、というのは、飽くまで世間の話であって、自分としては、かなり穏やかな一年を送ったと思う。穏やか過ぎて退屈だったくらいだ。高校からずっと故障している精神の調子も、今年は悪くなかった。きっと、壊れた僕の心は、いつか元に戻るのだろう。そんな気がする。その時は、シュールレアリスムな創作からおさらばだ。

 さて、今年、書き上げてしまう計画だったミステリー長編は、九万文字で止まっている。それはクリスマスの話であるので、来年の秋までに完成させてしまって、クリスマスに最終話が来るような公開の仕方をしたい。シャーロックホームズ的探偵小説で、変わった助手とタッグを組んで難事件に挑むのだ。トリックは相当凝っている。自画自賛なのだが、一流の推理小説よりも良い(飽くまで主観である)。

 今年の、カクヨムのPV数は短編一個あたり大体 2~3 あたりで、ごくごくまれに 20~30 を記録する、といった感じだ。正直、どうやって増やすのか分からない。PVの多い人を調べたりしたのだけど、増やす努力が作品の外側にあるというのが、調査の結論だった。私は、そういうことはしないのである。

 

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