蠱読
https://kakuyomu.jp/works/16818023212712438952新作です。140文字ホラーの短編集になります。
と言ってもまだ一篇だけですが。ネタストックは幾つかあるので、まとめ次第更新していきます。
今年の予定にまるでなかった作品ですが、双町さんやここプロさんのホラーを読んだりしたことで、ごく短いホラーというのも面白いなと思い始めまして。140字小説はあまり面白いと思えず敬遠してたのですが、インパクトと共感一発勝負のホラーが題材なら相性がいいかも。と考えたのがきっかけです。
とはいえ、調べてみると当たり前のように先駆者がいまして、そりゃいるよなあ……と思いつつ、実験的に始めてみることにしました。とりあえずまだ、人の140字ホラーは見てません。影響受けるのはネタ尽きてからでいいかなと思いまして。ひとまず自力で、色々試してみようと思います。
字数が限られるということは、怖さの本質を捉えて、簡潔かつ的確に伝える必要があります。過剰な装飾や演出が使えない分、一点突破で怖がらせないといけないわけで。より生理的な題材が増えたり、直感的な表現に手を出す必要があるなと感じたり……なかなか奥が深いです。
茉莉花反省会で(まだ終わってないけど)考えた結論とは逆方向だったりするんですが、こちらも「怖さの引き出しのなさ」を補うには悪くない練習法かなと。スキマ時間で書けるので、予定も邪魔しない(はず)ですしね。
ただまあ正直、短すぎると「怖いかなこれ?」とおもうこともままあるので、そこら辺は正直な意見をいただければ。数あればなおよしですね。
タイトルの蠱読は、言うまでもなく「蠱毒」からきてます。虫とか蛇とか百匹集めて共食いさせて、最後の一匹を呪いに使うという。
百話も書けるのかはちょっとわかりませんが、一番怖かった話を決めていただければ、タイトル回収かなと。気長に更新しますので、ご贔屓よろしくお願いします。