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梶野カメムシ
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2022年9月1日 17:53
じっくり読みこんだ本音感想を書く企画 質問・返信用
【先着30名】じっくり読みこんだ本音感想を書く企画
https://kakuyomu.jp/user_events/16817139558448314618
企画用の近況ノートです。
質問、返信などはこちらにお願いします。
あの量の感想を30回投下すると、カオス確定なので。
梶野の感想はこちらに投下します。
https://kakuyomu.jp/users/kamemushi_kazino/news/16817139558448303881
梶野カメムシ
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61件のコメント
裕貴
2022年9月1日 18:09
自主企画ありがとうございます!
カクヨム甲子園応募中なので辛口で色々教えてください!
他の小説もカクヨム甲子園に出してるのでもし良かったらアドバイスお願いします🤲
小鹿
2022年9月1日 21:50
はじめまして
参加させていただきました
1万字指定のところ、900文字ほどオーバーしております
少しばかり規定外ではありますが、お読みいただけましたら嬉しく思います
よろしくお願いします
梶野カメムシ
2022年9月1日 21:51
企画参加ありがとうございます。
カクヨム甲子園の趣旨がどうか知らないので、参考になるかはわかりませんが、全力で感想書かせていただきます。
他の小説は……お約束はできませんが、この企画が完走した後に、もし余力があれば書きましょう。気兼ねなく感想言える機会は少ないですし。
あ、うちの小説に星とか結構ですよ。
読み合いのつもりはありませんし、求めてもいません。
作品を読んだ上での評価ならありがたく受け取りますが、評価の有無に関わらず、感想は全て本音で書かせていただきます。忖度不要です。
梶野カメムシ
2022年9月1日 21:59
>小鹿さん
企画参加ありがとうございます。
900字くらいなら構いませんよ。
順番待ちになりますが、しばしお待ちください。
南雲 燦
2022年9月2日 00:19
はじめまして。
今回企画に参加させていただこうと考えております、南雲燦と申します☺︎
登録させていただこうと考えている作品が短編集(一万千字)なので、参加条件が一万字ということで、一話と三話のみ(合計九千字)で参加させていただくことはできますか??
よろしくお願いいたします。
梶野カメムシ
2022年9月2日 00:48
>南雲 燦さん
参加ありがとうございます。
一話と三話ですね。かなり変則ですが、まあよいでしょうw
承りました。
梶野カメムシ
2022年9月4日 00:19
三作目の感想が五分遅れたことをお詫びします。
……いや、すっごいカロリー使うよ、この企画!
一ヵ月最後まで持つかな、私?
@tonari0407
2022年9月4日 00:43
梶野カメムシ 様
『犯人は私です』の作者です。
この度は丁寧な批評をいただき、本当にありがとうございました。私の拙い作品を読み解くのは大変だったと思います。
思いつきで始めた執筆ですが、このままでは成長出来ないと思い、企画に参加させていただきました。
自分の中に落とし込みながら返信させていただこうと思い、コピペしたらなんと13000字もありました! 大変な労力を使わせてしまい申し訳ありません。
また後日感想の返信はさせていただきます。
本当にありがとうございました!
梶野カメムシ
2022年9月4日 01:02
>@tonari0407さん
三作目にして、ついに感謝のお言葉が!
こちらこそ、ありがとうございます。疲れが飛びました。
感想返信、楽しみにお待ちしております。
13000字もありましたか。本編より長い感想とかw
この企画で一本連載出来ましたね……しくじりました。
お名前、407がつくんですね。
コピーミスだったようです。失礼いたしました。
それにしても、どこかで見覚えのあるお名前と作品。
フォローもなし、どっかで企画に参加してたのかもしれません。
@tonari0407
2022年9月4日 01:19
名前なんて全然大丈夫です。素人なのでペンネームはつけない、執筆一年目標なので開始日がIDに入っているだけです。わかりにくくて申し訳ありません。
『替え玉直訴』でタイトルに意味がある作品の企画に参加していただいております。その際もお世話になりました。
いつも勉強させていただいてます。
梶野カメムシ
2022年9月4日 01:54
>@tonari0407さん
執筆一年で毎日更新ですか。
カメ(虫)の私から見たら、それだけで怪物ルーキーですw
ああ、思い出しました。
参加させていただきましたね。その際はありがとうございました。
企画する側になって、初めて色々気持ちがわかりました。
次に参加する際は、ご挨拶とお礼を欠かさぬようにしようと思います。
@tonari0407
2022年9月4日 05:15
【感想返信/『犯人は私です/ @tonari0407】
この度は丁寧な批評を本当にありがとうございました。私の文章力の無さと人物設定の甘さにより、読み解くことが困難だったことをお詫びいたします。
(感想は13000→5000字の間違いでした。それでも多いです)
未完成な作品であったと反省し、いただいたアドバイスを元に今後改稿することにいたしました。
以下は感想返信です。要点は最初に述べておりますが、長いのでお時間あるときに目を通していただければ幸いです。
まず、始めにお伝えしておかなければいけないのはこの作品は
「自責の念が強い主人公が、死後ようやく解放されるお話」ではないということです。
これは私が伝えたいテーマの本筋がそこではないという意味です。本来は1話完結だったのは、2話目の救いは全く必要なかったからです。
前述した原因により、読み解くことが困難な作品でした。恐らく読んだ人には一切伝わっていないかと。
この作品のテーマは「罪悪感は人から楽しみや客観性を失わせ、自分自身をも壊し人生を狂わせる。だから自分自身も他の人も救って欲しい」です。
作品を通して紹介文の書いているメッセージを身近に実感して欲しかったのですが、完全に失敗しました
◎紹介文→【これは、あなたの身近などこかにいる『私』の話です。『死』が苦手な人は読まないようにしてください。罪悪感は人を殺します。どうか、責めないで。気持ちを否定せずに話を聴いてあげてください。】
2話目を書いたのは『書き手が辛そう』とコメントとアドバイスをいただいたからになります。確かに自分が書いていて辛かったので、2話目で私自身を救いました。
でも、現実には2話目みたいな奇跡は起こらない。ご都合主義な最後の想いなんて誰にも届かない。というかそんなこと思われることはない。そういう意味で2話目は方向性を間違えていたともいえます。
私の中の主人公像はかなり幸せな人です。周りに愛され、身近な人が死んでも責められず、金銭面でも不自由せずに暮らしている。
主人公が独白の冒頭で
【でもそれでもいいと思っています。私の生涯は罪深くも充実したものでした。】と言っているのは『自分は恵まれている。母親の命を犠牲にしても生まれてきて良かった』と思っている証みたいな気持ちで書きました。(それでも矛盾あり。読み解く鍵がほぼないのでかなり読み手に不親切。読みとらせる気がないも同然ですね……)
主人公は自分を責め続け、悪人だと思い苦しみながら人を巻き添えにして自身も死んでいく。
【恵まれた環境なのに不幸】その矛盾の中に『罪悪感の恐ろしさ』を描きたかったのですが失敗しました。
主人公の側に誰かいて、幸せになるバージョンを2話目に書いたら表現できたかな?と改めて思いました。
最終的な私の目標としては、
・罪悪感を感じている人が前を向くこと。
・周りにそういう人がいる方は、否定も肯定もせずに寄り添う気持ちを持つこと
・身近な問題として感じてもらうこと
の3点ですが本作でこのテーマを表現するのは私の力量では難しいかもしれません。話が変わるくらいの大幅改稿をすれば別かもですが。
同テーマの詩を書いているので、とりあえずは今の話の流れのまま作品の矛盾を解消していこうかと思います。
【ご指摘いただいた改善すべき矛盾】
※誤字脱字やすぐに修正可能なものは変更済
※1話目は罪悪感で主人公が客観性と自己肯定感を失っていた前提で書いています。
・第1話の『◼️ドミノ◼️』のタイトル
→自分では止められずに倒れていく様が悲劇だなと思いつけましたが、それぞれの死因の因果関係は薄いので変更を検討します。
・>私は九つの命を奪った罪人です。
→本人も含め9人ですが、わかりにくいですよね。結末を修正検討します。
・>細かく教えられた通りにお茶を淹れて戻ってきたら、もういませんでした。
→唯一意識のハッキリした主人公が死の要因を用意した事例。更には自分のいた方に向けて伸ばされた手と醜く歪んだ顔。死んでいたことをキッパリ言えない位ショックだったという思いを込めての『いませんでした』ですが、確かに意味不明です。修正します。
・>人であったかもわからないものになったあの子のことは直視できなかった。
→他の方からも指摘の多い部分です。死の原因ももう少し練ろうと思います。
・>殺人者が遺体を自分の近くに埋める気持ちが分かった気がします。
→『自分の目の届く範囲に隠す』かなという完全なる想像で書いてしまった部分です。申し訳なく恥ずかしいです。修正します。
・>ワタシ、きれいないろのおようふくさわりたかったの。
→後々にも出てきますが、食事→転落からの流れと共に修正したいところです。主人公にの行動によって事故が起こればいい話なので。
・>影は私の中に何かを入れた。私の目の前の景色が変わっていく。
→主人公からは見えない部分に入れたイメージで書いていましたが、何か具体的なものに変更します。
・>長い階段の下に血まみれで倒れていたの
→説明不足と矛盾が多いところ。セーター→エプロン等にします。アドバイスを参考にしつつもう少し分かりやすい展開に書き換えます。
・>俺は普通じゃないから、こんな息子じゃ家の恥になる。
→私自身少し無理があるかな? と内心思ってました。主人公が父親がどれだけ立派な人だったか日頃から伝えていた(作者設定)。名家の跡取りだったという点を考慮しても少し厳しいですね。なんとかします。
・>私は誰よりも何よりも、馬鹿なことした汚れた自分が嫌い。
→矛盾ですね。何とかせねばなりません。
・>あの子は、お金があるのに父親を援助しなかった私をずっと恨んでいるだろう。
→説明を加える予定です。
【全体的な改善したい矛盾】
いただいた主人公考察は私の意図と合っています。↓
「主人公は自責の念が強く、すべて自分が殺したと考えている。自責のあまり偽悪的になり、すべてを憎んでいるふりをした。一話の告白は偽悪によるものであり、本心は老後のみ」
母親については前述の通り。
父親については『安らかに死んでた』のがかえって悲しかった(置いてかれた)。 唯一の心許せる肉親の死を受け入れ難く、突っぱねた意味で『ほかの人』とわざと言っているイメージでした。
それにしても様々な矛盾が浮かんでくるので修正しなくてはいけません。それぞれの死の時点の主人公の年齢設定を考えて書きましたが、独白時は統一した方がいいかもしれません。何にも考えずにそれぞれの死の独白=その時の年齢位の気持ちで書いてました。(そしてそれもまた矛盾)
罪悪感を抱えた人間の思考の異常さを表したつもりでしたが、描写と文章力と人物設定全てが不足しているために、かなり訳が分からないことになったようです。本当に大変恥ずかしい事態です。
いただいた改善案を元に、自分でもどう作品を完成させたいのかもう一度よく考えてみます。
拙作をここまで読み込み改善策まで提示していただき、本当にありがとうございました!もっと勉強して自分の伝えたいことを表現するための文章力も身につけていきたいです。
梶野カメムシ様の批評は大変ためになるので、また他の方の作品の批評も読みにきます。
お忙しいと思うので返信は無理せずで大丈夫です。心より御礼申し上げます。
クニシマ
2022年9月4日 14:40
『目には青葉』で参加させていただいた者です。丁寧なご感想をどうもありがとうございます。
これは、美しい言葉を使っているだけで物語としては深みがないという、まさにご指摘いただいたところを目指して書いた話です。タイトルの『目には青葉』も、山口素堂の俳句『目には青葉山ほととぎす初鰹』からの引用であり、もとより初夏の風物詩を並べただけの句ですので、情景描写のみに特化して芯のないこの話のタイトルに据えるにふさわしいと考えました。ただ、意味が読み取れない、もっといいタイトルがあるというご指摘もまったくその通りですから、他にいただいた改善案とも合わせて今後に活かしたいと思います。
貴重なお時間を割き感想を書いていただいたこと、またこちらの意図したところを読み取ってくださったこと、本当に感謝しております。重ね重ねありがとうございました。
梶野カメムシ
2022年9月5日 01:30
>@tonari0407さん
丁寧な返信、ありがとうございます。
ここまで汲んでいただけると、感想を書いた甲斐があります。
とはいえ、アドバイスは所詮他人のもの。
改訂や訂正については、もちろん私の意見を参考にしていただいて構いませんが、
あくまでご自分の判断で、行ってください。
よかれと思って他人の意見を聞きすぎると、かえって作品が遠ざかりますから。
作者こそが作品にとって唯一人の母であり、神であることをお忘れなく。
ですので、内容以外についてお答えしておきます。
>この作品のテーマは「罪悪感は人から楽しみや客観性を失わせ、
>自分自身をも壊し人生を狂わせる。だから自分自身も他の人も救って欲しい」です。
なるほど。確かに、説明文にそうありましたよね。
この小説では、二話を含めても、まったく最後の救済は描かれていません。
その意味では、まったく意図とは違う方向の作品だと言えます。
>そういう意味で2話目は方向性を間違えていたともいえます。
これはごもっとも。
ただ、そういう方向のお話でも、救われる人もいるのかなあ、とか、
漠然と思っていました。私はともかくとして。
そうではない、ということは私のアドバイスとtonariさんの方向性が同じだったということです。
が、正直に言って、そのテーマを描き切るのは大変ですよ。
私が書けるかと言われれば、「自分なりにがんばるけど自信がない」としか言えません。
哲学に等しい難題ではないかと思います。
多かれ少なかれ罪悪感というのは誰にでもあって、万人向けのテーマです。
まあ心理学とかセラピー的なものに解答を求めるというやり方もありますが、
小説を書く以上、物語の中でテーマを消化し、伝えたいものです。
何より、教科書を読んで書くような物語にオリジナリティなどありません。
結局のところ、作者自身がどのように罪悪感に立ち向かったのか。
方法の模索は。結果はどうだったのか。長い目で見て克服できたのか。無駄だったのか。
同じように悩む人はどうしたのか。成功例はあるのか。
こうすればよかったんじゃないか。こういう人、こういう状況なら救われたのではないか。
などなど、このテーマに向き合いながら、考え続けた結果、小説になっていくのではと。
多分、答えは人それぞれにあり、万人向けのものはないのでしょう。
ただ、共感できる物語があれば、慰められる人もいるかもです。
tonariさんなりにそこを追究しながら、何度も書けばよいのではないでしょうか。
この小説にこだわりすぎることなく、いろんな可能性を考えながら。
ぶっちゃけ、ライフワークに出来るくらい、奥深いテーマですよ、これ。
ちなみに私の罪悪感への対応は、「酒の肴」ですね。
滅多にないですが、罪悪感が甦って来た時は、酒を呑みます。
酔いながら、あれこれつらつら考えて、「それでも結局生きてる」ことに感謝します。
相手が死んでたら、勝手に脳内会話とかやります。差しで飲んでる気分で。
傍から見れば馬鹿みたいですが、案外、気持ちが落ち着きますよあれ。
そういえば私、父親に色々罪悪感がありました。
すでに亡くなってるんですが、通夜の夜、遺体と二人きりになって、やっと素直にしゃべれた経験があります。
傍から見れば完全な自己満足ですが、不思議と胸に落ちたんですよね。
墓参りなんかも、同じ効果がある気がします。無言の対話というか。
おっさんの体験談ですが、何かの参考になれば幸いです。
梶野カメムシ
2022年9月5日 01:38
>クニシマさん
こちらこそ、参加ありがとうございました。
なるほど。作者の狙いはまさにそこだったのですね。
賢者ぶって「これには隠されたテーマが」とか言わなくて、本当によかったです。
タイトルに関しては、言われてやっと気づきました。
文学的な素養が著しく欠けているものでw
そういうウィットが存在するなら、そのタイトルもアリな気がします。
クニシマさんが、全力でテーマを込めた作品も見てみたいですね。
鬼に金棒の名作が生まれそうです。
また機会があれば、よろしくお願いします。
梶野カメムシ
2022年9月5日 02:04
【04】分岐店(あさぎ)
https://kakuyomu.jp/works/16816452219148280632
感想アップしました。
ギリ一分遅れ。次こそ間に合わせます。
梶野カメムシ
2022年9月5日 23:50
【05】好きの言葉は、海水に溶けて(篤永ぎゃ丸)
https://kakuyomu.jp/works/16816927863362135034
感想アップしました。
今日は間に合いました。百人抜き空手ってこんな感じかも。
@tonari0407
2022年9月6日 15:15
【感想返信(2回目)/『犯人は私です』@tonari0407】
優しいお返事をありがとうございます。
少し時間はかかるかもしれませんが、自分の一番納得いく形に作品を仕上げていきます。
あのテーマを小説で表現するのは難しいのですね。執筆4ヶ月、本気の読書は直近2ヶ月位しかしていないので、その難易度も全く分かっておりませんでした。
罪悪感について真剣に考えてくださり、とても嬉しかったです。誠に勝手ですが、少しだけ私自身のことを伝えさせてください。
私の罪悪感は16歳で始まりました。知人が自殺未遂をして2度と会えなくなったんです。事前に違和感を感じていましたが、その頃の私は自分のことで精一杯で、彼に歩み寄りませんでした。
その後、深く後悔した私は2度と同じ過ちを繰り返さないように、自身が苦しくなる程に人に『優しく』なりました。
でも、昨年末「仕事より何より自分を一番大事にしてね」と言ってくれていた方が突然自死されました。私は酷く落ち込んで、頑張っていた仕事も退職。逃げるように家庭に入りました。そして何となく物語を書き始めたんです。
まだ全然救われていない私には、解決策などわかるはずもなく到底書ききれないテーマでした。無意識に救いの2話目を書いたのは、自分自身が救われたかったからだと気づきました。そういう意味では、執筆すること自体が救いの糸口なのかもしれません。これからも色々試して書きながら自分なりの答えを探していきます。
『面白い作品を作りたい』その気持ちに嘘はありませんが、自分のために書いていることもまた事実です。無趣味だった私が今は執筆で悲しみは半分に、嬉しさは倍にしています。作品に込めた届けたい想いがちゃんと届くように、今後も文章力を磨いていきたいです。成長への大きなきっかけをいただいたこと、とてもありがたく思っています。
梶野カメムシ様からいただいた温かいお言葉は私の宝物です。改めまして、心より御礼申し上げます。
毎日大変だと思います。心身ともにご自愛くださいませ。長々と失礼いたしました。
(お忙しいと思うので返事は大丈夫です(*´-`))
あさぎ
2022年9月7日 09:12
はじめまして。【4】分岐店/あさぎです。
まず、お読みいただきありがとうございました。そして何より、丁寧なアドバイスをくださったこと、感謝感激でございます。とてもためになりました。
4000字という字数制限があり、どうしても描写を省かなければならない作品でした。しかし制限から解放されたいま、改稿していこうと思ってこの企画に参加させていただきました。
やはり自分では気づかないことたくさんありますね。梶野カメムシ様のご感想、存分に参考にさせていただきます♪
本当にありがとうございました!
梶野カメムシ
2022年9月7日 12:20
>@tonariさん
>少し時間はかかるかもしれませんが、自分の一番納得いく形に作品を仕上げていきます。
あまり改稿をがんばりすぎると、一歩も前に進めなくなる症状が出るので、
ほどほどにがんばってくださいw
>執筆4ヶ月、本気の読書は直近2ヶ月位
伸びしろしかない!
なんでも挑戦するとよい時期だと思います。
>少しだけ私自身のことを伝えさせてください。
あ、ご自身の経験談、書かれたものはすでに読みましたよ。
あちらはしっかり書けているなと思いました。
他にない経験というのは、作者にとって得難い財産で、そういう意味では羨ましいです。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
梶野カメムシ
2022年9月7日 12:26
>あさぎさん
初めまして。
感想、改稿の一助になれば何よりです。
なるほど、文字数制限があったんですね。
絞られた雰囲気や文章、後、ラストの駆け足感の理由が理解出来ました。
文字数自由となるとゴリゴリ盛り込みたくなるものですが、
今の雰囲気を残したまま、パワーアップされると個人的に嬉しいです。
体型を維持したまま筋肉を増量する的な。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
梶野カメムシ
2022年9月11日 00:49
10作目、感想終了です。
今回は長かった……一万字近い作品は、読みながら感想省くべきかも。
これでやっと三分の一です。道はまだ遠い……
汐海有真(白木犀)
2022年9月11日 09:11
こんにちは!
10作目の『雪月ノ屑』の作者です。
この度は、10,000字近い作品を読んでくださりありがとうございます…!!
感想・意見の方、すごく嬉しかったです。自分ではわからなかった改善点がしっかりと見えてきて、こうしたコメントを書ける方はすごいなあと改めて感じました。字数カウントアプリに移してみたら、9,000字弱あって「お…おおお…!!!」という気持ちになりました。感謝しています!
いただいたアドバイスを参考にしつつ、作品を改稿しようと思います。コンテストの関係上10,000字の制限があるので、ちょっと大変かもしれませんが…! 頑張ります。くださったコメントの中に、幾つかいいなあと思ったアイデアがあるので、お借りするかもしれません。
改めて、素敵な企画ありがとうございました〜! また開催されていたら、ぜひもう一度参加したいです。あと20作品と長丁場ですが、応援しております!
梶野カメムシ
2022年9月11日 09:28
>白木犀さん
おお、久しぶりに反応がw
こちらこそ、企画の参加ありがとうございます。
一万字をぎっちり使用した作品なので、指摘がまとまりきらず、朝に改めて感想を追加修正しました。
改稿の一助になれば幸いです。
出したアイデアは使用フリーですので、ご自由にどうぞ。
もし使わなければ、私が使うと思いますw
指摘も大変でしたが、直す方も大変でしょうね。
改訂後は難度か読み返すのをオススメします。全体として歪みが生じることがままありますので。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
山籠もりにも等しいこの企画、達成できても当分は無理だと思いますが、次やる時には、近況ノートで予告出すようにします。
フォローいただければ、確実に参加できるかと思います。
おおいに勉強にはなるので、またやりたくはあります……もちょい負担を考えないとですがw
汐海有真(白木犀)
2022年9月11日 17:17
改稿版読んでくださるの、すごくありがたいです…!! もしできたら、何らかの形でお伝えできたらな〜と思います🥳
本当ですか! フォローしておきました、楽しみにしていますね🌸
梶野カメムシ
2022年9月11日 18:38
>白木犀さん
ここか、どこでも近況ノートに報告いただければ。
フォローどうも。
私は企画終了後にまとめてフォロー予定です。
お返事もらってる人はほぼしようかと思います。
七種夏生(サエグサナツキ
2022年9月12日 10:54
【11】「三角形の頂点から垂線を落とす」のサエグサナツキです。
企画に参加させていただき、丁寧なご感想ありがとうございます。
一文一文を大切に扱ってくださり、本当に感謝いたします。
参考になるアドバイスをたくさん頂けたことが嬉しくて、返信が長くなりました。
すみません。
まず、【読点→句点】【改行】【文章のおかしな部分】は改稿していきます。
細かい部分までありがとうございます。
● 恋とか愛とか、そんなことはよくわからない。
と、彼女が言った。
→後半で仰る通り、同じ形にしています!
「〜〜。と、○○が言った」の文は便利に使えて、独特のリズムある気がするしと多用していたのですが、作品の雰囲気と合っているかという問題もあるので考えながら使ってみます。
● 掲示板の前で友だちと抱き合ってはしゃいでいた彼女だが、
→【誰と来たか】までは考えていませんでした。私自身の合格発表時は、一緒に行かないけど友達とは結局会う(自信のある子は発表時間に掲示板の前にいるから)だったので、ふわっとそういうものとして書いていました。
この場面、【友達と喜びを分かち合うより幼馴染みを選んだ】ことを表現したかったのてわ、この設定のまま状況が伝わるように書き直してみます。
● 自分の人差し指を俺の指に絡めた。
→ここ、少し気になってたんです。男性目線から見てもやりすぎですよね。うーん……気にしない子は気にしないんだけど、同性から見ても「えー?」て思うことはありますw
● ブランコは色を変えて未だそこに存在している。
→これ癖になってるんです!かっこいい文体にしようと変に捻ってしまって。
私はこの言い回し好きなんですけど、「地の文とストーリーの雰囲気があっていない」は前にも言われたことがあるので、自分の作風を見つめ直してみます。
〉公園の遊具、最近は撤去傾向ですよね。
試行錯誤してますよね、遊具。子育て世代多い地域は撤去後に新しい遊具ができてたりしますよー!
芸術的な、なんだこれwな物と思う物が多いのですが、私が大人になったのかな。
●無理だろ、別れるよ。
〉中高生くらいなら、確率高そうですよねー。
〉大学生くらいだと、遠距離でもないとそう問題に感じないんですが。
私の周りは別れてましたねー。
中高生って一歳差が大きいのもあるかもです。
中3の時は女子高生になった先輩がキラキラ輝いて見えたし。、
高校入学してすぐは三年男子の先輩がみんな背高く見えましたから。
実際は身長低い先輩も、垢抜けてるせいか高く大きく見えていたんですよね。
● 道場の壁に穴が空いたとかで部活が中止になって
→【部活中ではなく深夜などに、関係者の知らない時にいつの間にか】という設定でした。
『穴が空いていたとかで』など、過去形にすれば少しは印象変わったのかな、難しいですね。
● 男子校でなければさぞモテていただろう。
〉顔の造詣は絶対必要だと思います。
まさに今、私は外見描写かけていないのでは?と気づき始めていました!
絶対必要ですよね、ありがとうございます!
〉男人気と女人気ははっきりと別物でしたが……
→そうなんですか! と思ったけどたしかに、「あいついいやつ」と言われている男子はモテなかったですね。
●「だろ?」
〉先輩好感度アップ。
→私もここ好きです。
● すぐにわかった。
〉まあ普通はこうなりますよね。他人の恋心には敏感。わかります。
何気ない言葉だったのかもしれませんが、とても参考になりました。
ラブコメではあまり見ませんよね、敏感キャラ。
リアルでは正しい、『人間』は書けているんだろうけどこれは小説、作品の雰囲気的にもファンタジー混ぜていい感じですもんね。
ファンタジーは言い過ぎかな?
● その言葉に甘えて、俺は逃げ出した。
〉この後の独白を見る限り、チャンスを待ってただけで逃げてはいません。
すみません、ここ私の描写不足というか技術不足です。
本当に逃げていたんです。全部夢だった何もなかったと思い込みたかった。
現実を見ないふりして過ごしていた時、先輩から相談をもちかけられて「とうとう来たか」と思いつつも認めたくなくてふらっと駅前に来てしまった、みたいな感じです。
●嘘をついたのは久しぶりだった。
→自分でも笑いました、申し訳ないですw
嘘ついてますね、直前にw
● 相談したいことがあったの。〜〜〜彼女はもう、そこにはいない。
〉冒頭と同じ表現ですね。
〉同じ文章を繰り返して、最後だけ変える。
気づいてもらえて嬉しいです!
そこまで読み取れる梶野カメムシ様がすごい!
ここを読み取っ頂けたこと、嬉しいと共に尊敬します。
〉でもここは、繰り返し過ぎて重くなっています。
→とても参考になります。
読む側のテンポなどを考えて改稿します!
● 別々の高校は、うまくいかないと思う
〉と思っていた主人公が、つきあいかけている二人を見て、改めてどう思うのか。
〉そこを書くべき場面だと思います。
教えていただくまで、必要な描写だと思っていませんでした。
拾い切れていませんね。
全体の感想でもここを強調されているということは印象に残っている、絶対に必要な部分なのだと思います。
書きます。
●それに彼女いるんでしょ?
→脈なし感を出したかったんです!からの絶望モノローグ、タイトル回収、最後に特攻(特攻隊という認識であってますw)
暴走してしまったという認識でしたが、読者としては最後まで希望が見えた方がいいのですね。
神視点で書いていましたが希望が欲しい気持ちもわかるので、この部分しばらく悩みたいです。
●「でもこれが、そうなのかな……」
〉ここ以降の展開と描写は、神がかっていますね。
嬉しすぎて手が震えました!
ありがとうございます!
全体の感想でも褒めてくださってる部分多いし、絶賛と言って頂けて本当に嬉しかったです。
調子に乗ってはいけないと思うけど……嬉しかったですw
だけど改善すべきところもたくさんアドバイス頂いたので、しっかり直していきたいです。
長々とすみません。
良いも悪いも具体的に書いてくださったので、改善点だけでなく自分の持ち味・伸ばしていきたい長所も見つけることが出来ました!
今後の執筆にも活かします。
残り20日ですかね、大変かと思いますが頑張ってください!
お忙しければ返信は気になさらなくて大丈夫です。
感想への返信部分(●)は長くなると思うので、読んでいただくだけで構いません。(裏側知りたくないと思いましたら読み飛ばしても大丈夫です)
ありがとうございました!
追記:
他の方の感想を読むのことも参考になるので、フォローさせて頂きました。
時々「そこはそう読み取ったんだ」と価値観の違いがあるので、面白いです。
これからも楽しみに読んでいきます。
応援しています。
浅川瀬流
2022年9月12日 21:34
初めまして、浅川瀬流です。
丁寧な感想ありがとうございました。好みではないジャンルを読んでいただき、ただただ感謝です。苦手な方は即ブラバだろうと思います 笑
喫茶店を舞台に書きたい!妖怪もの書きたい!→「よし、合わせてみよう」みたいなノリと勢いで書いたものなので、エピローグに関しては後出しジャンケンみたいになりました。自覚はあるのに技術がないので練習あるのみだな…と思います。
「日常会話物」に関しては、私が普段そういった作品を読んでいて、ゴリゴリのバトルもの等が書けないという事情(?)があります。
作風に合わせて漢字を平仮名にしたり、ルビをふったりととても参考になりました。改めてありがとうございました。
梶野カメムシ
2022年9月12日 23:53
>サエグサナツキさん
>参考になるアドバイスをたくさん頂けたことが嬉しくて、返信が長くなりました。
いえいえ。感想書き冥利に尽きます。
むしろ大喜びというものです。
>→後半で仰る通り、同じ形にしています!
>「〜〜。と、○○が言った」の文は便利に使えて、独特のリズムある気がするしと多用していたのですが、作品の雰囲気と合っているかという問題もあるので考えながら使ってみます。
リズムは大事ですよね。
個人的にはこのこの使用法にそこまでロマンを感じなかったので、別利用を提示しましたが、それは私のリズムであり、好みです。
どちらが間違っているというものではないと思います。
自分の中ですら、長く書いていると好みが変わったりしますしね。
>→【誰と来たか】までは考えていませんでした。私自身の合格発表時は、一緒に行かないけど友達とは結局会う(自信のある子は発表時間に掲示板の前にいるから)だったので、ふわっとそういうものとして書いていました。
主人公と彼女は幼馴染で、同じ高校を受けることを教え合ってるでしょうから、
当然のように一緒に見に行くのでは?と思いました。
そういう経験がおありなら、それも正解な気がします。
>この場面、【友達と喜びを分かち合うより幼馴染みを選んだ】ことを表現したかったのてわ、この設定のまま状況が伝わるように書き直してみます。
これもわかります。
あえて主人公の方を選ぶ展開は、よいシーンでしたので。
>● 自分の人差し指を俺の指に絡めた。
>→ここ、少し気になってたんです。男性目線から見てもやりすぎですよね。うーん……気にしない子は気にしないんだけど、同性から見ても「えー?」て思うことはありますw
最近の中学生や女子の感覚はわかりませんが、男子中学生的な感覚でいうと、1に「惚れる」で、2に「恥ずかしがって拒否」ですかね。
男子中学生とはよく話すので、これは今でも変わらない感覚だと思います。
>● ブランコは色を変えて未だそこに存在している。
>→これ癖になってるんです!かっこいい文体にしようと変に捻ってしまって。
>私はこの言い回し好きなんですけど、「地の文とストーリーの雰囲気があっていない」は前にも言われたことがあるので、自分の作風を見つめ直してみます。
ストーリーというより、一人称としてはやや不自然かなと。
高校生が使う言葉として、若干もったいぶってるかな、と感じました。
「絶対あり得ない」という程ではないので、割と好みレベルの指摘です。
>試行錯誤してますよね、遊具。子育て世代多い地域は撤去後に新しい遊具ができてたりしますよー!
>芸術的な、なんだこれwな物と思う物が多いのですが、私が大人になったのかな。
ああ、そうなんですね。
撤去理由は子供の怪我でしたが、怪我しない遊具になったんでしょうか。
新しいブランコだと、椅子の部分や鎖も変わってたり。
なんというか、誰でも知ってるアイテムとして使いづらいくなった感はあります。
>●無理だろ、別れるよ。
>私の周りは別れてましたねー。
>中高生って一歳差が大きいのもあるかもです。
>中3の時は女子高生になった先輩がキラキラ輝いて見えたし。、
>高校入学してすぐは三年男子の先輩がみんな背高く見えましたから。
>実際は身長低い先輩も、垢抜けてるせいか高く大きく見えていたんですよね。
まあ、一つは成長期であること。
もう一つは元の生活範囲が狭く、進学ごとに世界が広がりまくるからでしょう。
新しい環境に挑戦したり、新しい関係できたりで疎遠になりやすい。
ただ、昔と今の違いは、スマホの存在ですね。
かなりの確率で学生はスマホ持ってますから、電話やチャットで昔より親密でいられる。これは影響大きいと思います。遠距離で別れる確率、下がってそう。
>● 道場の壁に穴が空いたとかで部活が中止になって
>→【部活中ではなく深夜などに、関係者の知らない時にいつの間にか】という設定でした。
>『穴が空いていたとかで』など、過去形にすれば少しは印象変わったのかな、難しいですね。
ここを指摘したのは、特に物語に関係がないのに謎めいて読めるので、逆にノイズになっているからですね。
「ああ、そういうこと」とわかるような理由なら何でもよいと思います。
配線工事とか、雨漏りとか。
「穴が空いていた」でもかなり疑問は減りますが、やはり「なんで?」とは思ってしまいますねw
>〉男人気と女人気ははっきりと別物でしたが……
>→そうなんですか! と思ったけどたしかに、「あいついいやつ」と言われている男子はモテなかったですね。
まさにそれです。逆もあると思います。
>● すぐにわかった。
>〉まあ普通はこうなりますよね。他人の恋心には敏感。わかります。
>何気ない言葉だったのかもしれませんが、とても参考になりました。
>ラブコメではあまり見ませんよね、敏感キャラ。
>リアルでは正しい、『人間』は書けているんだろうけどこれは小説、作品の雰囲気的にもファンタジー混ぜていい感じですもんね。
>ファンタジーは言い過ぎかな?
エンタメ小説の目的は面白さなので、どちらもありだと思います。
リアルなら共感しやすい点であり、鈍感なのはストーリーが面白くなるのであり。
大事なのは面白いかどうか、物上語で違和感がないかどうかだけかと
ファンタジーでもなんでもよいのです。
私は「少女が死ぬまで片思いを貫く話」を書いたことがありますが、
これなんかまさにファンタジーの類ですが、物語としては成立しています。
鈍感主人公は便利すぎて、何の捻りもなくラブコメに使用され続けた結果、
「作者の都合」の方が鼻につくようになった結果だと私は考えています。
>● その言葉に甘えて、俺は逃げ出した。
>〉この後の独白を見る限り、チャンスを待ってただけで逃げてはいません。
>すみません、ここ私の描写不足というか技術不足です。
>本当に逃げていたんです。全部夢だった何もなかったと思い込みたかった。
>現実を見ないふりして過ごしていた時、先輩から相談をもちかけられて「とうとう来たか」と思いつつも認めたくなくてふらっと駅前に来てしまった、みたいな感じです。
何度かその箇所を読み返してみました。
……ああ、なるほど。
私は、ここの独白は「二人と別れた直後の俺の心境」で、
「逃げ出した」は精神的な意味だと解釈してました。
というのも、数行後に、
>恋なんて、愛なんて、一瞬で成るものなんて思ってもみなかった。
とあったので、これがわかっていて「甘えて逃げる」わけがないと。
もしくは、ここの独白がずっと後の主人公によるもので、
「当時の俺は甘えて逃げ出した」という意味かもですが。
>● 相談したいことがあったの。〜〜〜彼女はもう、そこにはいない。
>気づいてもらえて嬉しいです!
>そこまで読み取れる梶野カメムシ様がすごい!
>ここを読み取っ頂けたこと、嬉しいと共に尊敬します。
私も好きなんです、こういう表現。
>●それに彼女いるんでしょ?
>→脈なし感を出したかったんです!からの絶望モノローグ、タイトル回収、最後に特攻(特攻隊という認識であってますw)
>暴走してしまったという認識でしたが、読者としては最後まで希望が見えた方がいいのですね。
>神視点で書いていましたが希望が欲しい気持ちもわかるので、この部分しばらく悩みたいです。
脈なし感もわかるんですけどね。
私も、書かれるべき希望は、蜘蛛の糸の一本で十分だと思っています。
例えば、上の台詞を、
「それに……彼女いるんでしょ?」にするとか。
0%を1%にってだけの要望ですw
>追記:
>他の方の感想を読むことも参考になるので、フォローさせて頂きました。
>時々「そこはそう読み取ったんだ」と価値観の違いがあるので、面白いです。
>これからも楽しみに読んでいきます。
>応援しています。
応援ありがとうございます。
生活削るレベルで書いてるので、大いに励みになります。
価値観の違いは、書き手としての視点を広げる上で重要です。
私も友人と感想を書き合う際、あまりの違いに驚くことしきりです。
他人の感想に勉強させられることも、絶対理解できないことも、何が
自分の中で譲れないのかわかることもあります。
自分を見つめ直す上で、異なる意見というのは価値あるものです。
フォローありがとうございました。
企画終了後、フォローは一括して行う予定です。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
梶野カメムシ
2022年9月13日 00:10
>浅川瀬流さん
初めまして。
オブラート破れ気味の辛口感想の後、返信をいただけたのは初めてです。
その心意気に敬意を表します。
>喫茶店を舞台に書きたい!妖怪もの書きたい!→「よし、合わせてみよう」
なるほど。
今回、セルフハードルを上げ過ぎた感はありますね。
・オムニバス形式をやめ、主人公を一人に絞る。(萌花かな?)
・会話のみで物語を成立させることにこだわらない。
・妖怪であることを読者に開示し、問題解決に能力を使用する。
・正体を隠しながら問題解決する部分を軸に、物語を組み立てる。
・三話分の文字数を、萌花と相談者、喫茶店の掘り下げに使う。
これだけで、形式的にはかなり楽になるはずです。
逆にこれで書けない間は、オムニバスとかまだ早いという話です。
>ゴリゴリのバトルもの等が書けないという事情(?)があります。
バトルをちゃんと書ける人もほぼいないので、大丈夫です。
ジャンルは重要ですが、それ以上に「何を書きたいか」は大事です。
形式を先に決めてしまうと、形式のみで満足しがちで、今作はまさにこのパターンだと思います。
この世界とキャラで、何を書きたいのか。
漠然としたイメージでなく、プロットにできる物語はあるか。
思いつかなければ「まだ書く時ではない」ということです。
キャラを温めながら、アイデアが降るのを待てばよいと思います。
七種夏生(サエグサナツキ
2022年9月13日 16:28
ご返信ありがとうございます。
長い文にこれまた丁寧に返してくださって、本当にありがとうございます。
〉いえいえ。感想書き冥利に尽きます。
〉むしろ大喜びというものです。
そう言っていただけると嬉しいです。
他の意見もなるほど、と参考になるものばかりでした。
〉自分を見つめ直す上で、異なる意見というのは価値あるものです。
同意します。
価値観って人それぞれですもんね。
私は自分じゃない人の意見は知りたい聞いておきたいと考えているので、今回の企画はとても有り難かったです。
また、ここまで細かく読んでくださるとは思わず、そこも感謝です。
改稿案、冒頭少しだけ直したのですが、徐々にまた改稿していくつもりです。
時間がかかると思いますが、終わりましたら必ず連絡致します。
また読んでいただけるようなので、頑張ります。
一つ、私の周りに限ってのことかもしれませんが、ブランコは子ども達が遊んだり夕方以降は高校生がお喋りしたりしています。
「ブランコ」と言っていますし。
誰でも知っているという認識で大丈夫かと思っていたのですが地域性や世代もあるかと思うので、調べてみようと思います。
貴重なご意見ありがとうございました!
梶野カメムシ
2022年9月15日 12:49
> サエグサナツキさん
>また、ここまで細かく読んでくださるとは思わず、そこも感謝です。
ろくに読んでいない、とりあえず褒めとけ的な企画や感想が多かったので、自分くらいクソ真面目な企画をやろうかなとw
>また読んでいただけるようなので、頑張ります。
もちろん大歓迎です。
気長にお待ちしております。
>一つ、私の周りに限ってのことかもしれませんが、ブランコは子ども達が遊んだり夕方以降は高校生がお喋りしたりしています。
ああ、ここは説明不足だったかも。
一般的な遊具の形が変わることで、同じ言葉でもイメージが違ってくるのでは、というつもりでした。
こう思ったのは最近読んだ漫画で、ブランコがオムツ型(椅子部分が足を通すタイプ。大人はまず乗れない)だったり、鎖でなくロープになっていたことです。
それも特別な場面でなくそうだったので、近場の公園がそうだったこともあり、これからはこの遊具が普通になるのかなと。
そうなれば将来的には、大人がブランコに乗る場面が書けなくなったり、「立ち漕ぎ」という言葉が死語になったりするのかな、と。
まあ現時点では大丈夫と思いますし、地域差で誤魔化せる範疇ですが、世間の変化は想像より早いので、気をつけないとなーと遊具の話題から思った次第です。
おっさんは、世の中の変化に取り残されがちなのでw
梶野カメムシ
2022年9月16日 13:26
大幅に遅れましたが、15作目、感想アップ。
これでやっと折り返しです。
これから16作目を書いて、帳尻合わせます。
七種夏生(サエグサナツキ
2022年9月19日 22:34
こんばんは、サエグサナツキです。
何度もコメントすみません、改稿終わったのでご報告に来ました!
参考になればと思い改稿の際に考えたことや、変更しなかった部分についてはその理由を書いています。
不要であれば読み飛ばしてください。
>恋とか愛とか、そんなことはよくわからない。
>と、彼女が言った。
後半と同じ形にしているため、変更しませんでした。
梶野さんが気づいてくださったように、同じ形にしていたほうが「繰り返している」ことがわかりやすかなと思って。
>有名私立高校の特進クラスに受かっていた俺がまさか、普通の公立校に落ちると思っていなかったのだろう。
【特進クラス】という情報を外しました。
この部分、彼女より頭が良いということを示すだけでなく先輩の株を上げる目的もあります。
【主人公が通う高校=先輩のいる高校=普通の公立高校よりも偏差値の高い私立高校】という形にしたいけど長々書くものでもないので【有名私立高校】にまとめました。
>ごめん、先に帰ると友達に告げた彼女が俺の元へ駆け寄って、自分の人差し指を俺の指に絡めた。
悩んだのですが、そのままにしました。
この描写があることで、二人の関係性・距離感がわかるのではないかと思いまして。(昔はよく手を繋いでいた、彼女は周囲の目を気にすることなく主人公に触れることができる)
主人公のほうも、合格確実だった高校に落ちて混乱と羞恥の気持ちのほうが勝っていると思うので、このままにします。
何か良い描写思いついたら変えるかもしれません。
>親が言うには、言葉もまだ喋れない幼い頃にこの公園で俺たちは出会ったという。
>その時のことは覚えていないが、毎日のように遊んだことは覚えている。
>うまく乗れないと泣いた彼女に漕ぎ方を教えた
間に一文挟みました。
別の表現に変えたいな、とまだ悩んでいます。
>ブランコは色を変えて未だそこに存在している。
「そこにある」だとリズムが悪い気がしたので、悩んだけどそのままにしました。
良い表現を思いつけば変更するかもしれません。
>高校に入学して二週間過ぎたころ、ゴールデンウィーク前だった。
>道場の壁に穴が空いたとかで部活が中止になって
>男子校でなければさぞモテていただろう。
大幅に改稿しました。
貴重なご意見ありがとうございました!
>好きな子がいるのか。
日常的には「好きな子いる?」という風に聞くと思うので、そのままにしました。
>駅と聞けば、彼女のことを思い浮かべる。
後に彼女と再会するシーンがあり、駅=彼女を強調する一文があっても良いかな、と残しました。
思い浮かべる→思い出すに変えています。
>「高校生になったからって、なにも変わらないと思ってた
>「変わらないものなんてないだろ。小さな子どもがいつの間にか、一人でブランコに乗れるようになるように…
このままのほうが会話の流れが自然かと思い、そのままにしました。
微妙にずれた会話をしていると思うんです、ここの二人。
自分のことに精いっぱいで要らないことまで喋ってるけど、お互い様だから(半分しか聞けてないから)会話が成り立ってる。
そんな感じなのでこれで良しにしようかと。
>別々の高校は、うまくいかないと思う
悩みました、すごく。
>無理だよ別れるよ、とは言えなかった。
>目の前にいるからわかる。目の前で見たからわかる。
>俺の言葉はきっともう、彼女には届かない。
という心理描写を入れてみました。
やっぱりわからないと思うんです、うまくいくかどうかなどの未来のことなんて。
でも現状、もう何を助言してもきっと彼女は自分の言うことを聞いてくれない。
前にも後ろにもいけない、身動きできないようなもどかしさの表現をちょっと追加してみました。
>それに彼女いるんでしょ?
読み返すときつい言い方になっていると思ったので、変えてみました。
改行や句読点の変更は書いていないけれど直しています。
この表現でいいかなー?と悩む部分はありますが、一旦この形でおいておきます。
文章を作るって難しい。と改めて実感しました。
楽しいけど、難しい……!
今回、丁寧にたくさんの感想をいただけてとてもありがたかったです。
なぜ自分はこのように書いたのか? ここはどのような意図で書いたのだろう?
そうやって深く掘り下げて、作品を見つめ直すことができました。
本当にありがとうございました!!
梶野カメムシ
2022年9月20日 09:30
>サエグサナツキさん
おお、改訂早いですね。
丁寧な報告、こちらこそ感謝です。お手数おかけしました。
台風の影響で感想書くのが押していまして、改訂の返信、数日遅れます。
しっかり読んでからお返事したいので、しばしお待ちください。
梶野カメムシ
2022年9月20日 18:54
>ゆげさん
こんばんは、初めまして。
当企画にご参加、ありがとうございます。
最近、立て続けに無反応だったので、応援心に染み入りますw
短編集の2~5話ですね。了解しました。
お世辞にも余裕あるとは言えませんが、ここまで来たら手を抜いた方が後悔残りそうなので、やり遂げます。
多少簡潔になるかもですが、なんだかんだ言いたいことがあれば、書かずにはおれない性分なので、多分フルパワーです。
一応、他の参加者も読んでいるという前提で感想書いていますが、楽しんでいただけたなら、がんばった甲斐がありました。次やる時は絶対、作品としてアップします。近況ノートではあまりに長すぎました。
これから【20】の感想に入ります。
順番まで、もうしばしお待ちください。
@tonari0407
2022年9月20日 19:34
梶野カメムシさま
『犯人は私です』でお世話になったtonariです。 丁寧な感想がとても勉強になるので度々読みに来ています。
ノートは痕跡がいいねしか残せないので、「応援している人間はここにもいますよ~」という感じでコメントを残すことをお許しください。
体力も気力もゴッソリ持っていかれる大変な企画だと思います。どうぞ心身共にご自愛くださいませ。
私の改稿作業は楽しく進み、ほぼ終わりましたが、所々文章を絞るので完成はまだ先になります。10月以降の忘れた頃にひょっこりお知らせしに来ると思います。
再読してもらえるのが嬉しくてたまりません!ありがとうございます。
では、勝手なコメントを失礼いたしました。お忙しいと思うのでお返事は大丈夫です。お邪魔しました。
七種夏生(サエグサナツキ
2022年9月20日 19:56
お忙しい中返信ありがとうございます!
台風なんとか去りましたね。
返信はいつでも構いません。というより、お手数おかけしてすみません。
企画が終わってしばらくして、落ち着いてからで大丈夫です。
読んでいただけるだけで嬉しいです!
そして企画、私もとても楽しませてもらっています。
一作一作丁寧に書いてくださってるので、本当に勉強になります。
返信は大丈夫ですのでご無理なさらないよう、企画頑張ってください。
梶野カメムシ
2022年9月21日 02:40
>tonariさん
温かいお言葉、本当に感謝です!
今書き終えた感想は、ついに長すぎて2レスに分けないと受け付けてくれなくなりましたw
小説書いてる時よりクソ真面目にPCに向かっていますが、まあこれも返事はないんだろうなあ、とw
でも、楽しんで読んでいただけてたら、眠い目こすってがんばった甲斐があるというものです。
あと10作。ゴールは見えて来たので、最後まで踏ん張りたいと思います。応援よろしくお願いします。
こちらも改稿すすんでいるようで何よりです。
再び読ませていただける日を楽しみにしています。
がんばってください。
梶野カメムシ
2022年9月21日 02:47
>サエグサナツキさん
台風過ぎましたね。
うちは被害はなかったんですが、仕事で欠員が出て休日が潰され、感想書く時間をがっつり削られました。想定外の影響でしたw
ちょっとこの調子だと、企画終了後になりそうですね。
数日と言ったのに申し訳ないです。
誤字脱字のチェックだけで、相当時間食ってしまって。
こちらも温かい応援、本当にありがとうございます。
近況ノートだとリンクが貼れないので、作品に直接飛べるよう、ノート自体にリンクを貼ろうかと思っています。企画終了後も、作品をチェックしやすいように。
これを機会に読まれるようになれば、宣伝効果も出る……のかもしれませんw
最後まで全力疾走を貫くつもりですので、引き続きよろしくお願いします。
七種夏生(サエグサナツキ
2022年9月22日 21:16
台風そのような影響があったのですね!
電車止まって来れない人いますもんね……私の周りでは後処理が大変そうでした。
お疲れさまでした!
明日からの連休も台風怪しいですが、何事もないといいです。
近況ノートはリンク貼れないんですね。
リンクから作品ページに飛べるのは私も助かります!
改訂版を読んでいただくことは本当に気にしないで、申し訳なんて思わないでください。
企画やってくださったことだけで十分ありがたいです。
全力疾走されるとのことなので、大変かと思いますが頑張ってください!
楽しみにしています。
何度もコメントすみません、ご丁寧にありがとうございました!
梶野カメムシ
2022年9月23日 02:14
>ゆげさん
こちらこそ、ありがとうございます。
明日は休みなので、四作品まとめてやっつけたいと思います。
今夜は先に眠らせてください……
近況ノートのトップに作品リンクを追加しました。
他作品を見る際、使いやすくなったと思います。
これで読者が増えれば、私も参加者も報われるというものですw
梶野カメムシ
2022年9月23日 02:22
>サエグサナツキさん
日本のどこでも、何かしら大変だったと思います。
ようやく去ったと思ったら、また新たに発生とか。
明日の休みが潰れないことだけ祈りながら、今夜は寝たいと思います。
流石に眠気が限界値。
作品リンク、全ノートに追加しておきました。
トップから飛べるはずです。不具合あれば教えていただければ。
30作品終了したら、一喝掲載したノートを作ってもいいかもしれません。
昔、HPとか作ってた時代を思い出しました。懐かしいw
改訂報告、他の方からも幾つかいただいていて、嬉しい限りです。
私の感想を反映していなくても、きっかけになれば十分なので。
10月からになりますが、必ず再確認させていただきます。
アフターサービスというか、それくらいは責任取っておこうかなと。言いたい放題言ってますからねーw
七種夏生(サエグサナツキ
2022年9月23日 14:44
ノートの作品リンク、ありがとうございます!
何作か飛んでみましたが、大丈夫でした!
これ、かなり大変な作業でしたよね……簡単に「リンクあれば助かる」なんて言っちゃってすみません。
とても見やすいし、そのページにどの作品の感想が載っているかすぐにわかるので、とても見やすいです!
ありがとうございました!
真剣に読んでくださるので、やらねば!と気合いもらっている方は多いと思います。
言いたい放題は企画ページにありましたし大丈夫と思います。
というかむしろ私は言いたい放題言ってもらえて感謝です!
引き続き、楽しみにしています!
裕貴
2022年9月23日 17:28
梶野さん、本当にありがとうございます!
もう、感謝しかないです!
アドバイスを参考に書き換えますね!
梶野さんの例も使わせていただきます!
企画はまだまだ途中で大変だと思いますが、胃薬を飲みながら頑張って下さい!
何度もすいません!
梶野カメムシ
2022年9月24日 01:37
マジで丸一日かけてしまいました。
てこずると予想はしてましたが、流石最大の難関。
すみません、
感想一日分ずれ込みますが、必ず追いついてみせます。
梶野カメムシ
2022年9月24日 01:42
>サエグサナツキさん
いえいえ、各感想の冒頭をコピペして集めただけで、手間は知れてます。寝る前に終わらせられるくらいですからw
ちょっと真剣に読みすぎて、周回遅れですが、がんばって取り戻したいと思います。いつも応援感謝です。
>裕貴さん
はい、お疲れさまでしたw
私の書いた改善案は、いくらでも使ってもらって構いませんし、出所を書く必要もありません。
あ、近況ノートで、この企画に言及していただければ、ありがたいかもですね。
私がというより、参加された方が読まれる機会増えますから。
応援ありがとうございます。残り一週間ほど。がんばります。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
小鹿
2022年9月24日 09:59
おはようございます
最大の難関(?)、『接吻 ―祖国ハンガリーから―』の感想をいただきました、小鹿です
今回は字数が少しオーバーしているなか、参加させていただきまして、ありがとうございました
本作の想定読者のひとりが、ドイツ語圏の近現代文化専攻かつ純文学好きの友人でしたから、梶野さんにはなかなか説明不足で、骨の折れる感想書きであったと思います
あなた生駒の山向こう、私のために頭を悩ましてくださってた方がいる……と申し訳なくもなりながら、読ませていただきました
私、この連休は飲食店で馬車馬しておりますので、また後日、改めてコメントをお返したせていただきます
ただ、あの、ひとつだけ
自分で言うのもなんですが、私、無駄に純情ガールなので、ふたりが……とかそういうことは……その、全く考えておりませんでした……
本当にあの一度きりです
あの時代、まだ男性同士でもビズ(お互いの両頬にキスをする挨拶)の習慣が残っていましたから、日本基準でいうとイチャイチャかもしれないですけど、まだ常識の範囲内です……
アスティファヌスはちょっと他者に対する慰みの心が強いだけ、イシュトヴァーンはちょっと寂しさに幼児退行して抱擁を求めがちなだけ、です……
はい、ごめんなさい
(実はBLはほとんど通らずにきまして。古典から読んでみるかと手に取ったのですが、竹宮作品は肌に合わず、萩尾作品は、うーん、トーマは美しいとは思えども共感には至らず、でも、ポーは好きといった感じです)
では、また後日、お伺いいたします
今回は、本当にありがとうございました
梶野カメムシ
2022年9月24日 16:45
>小鹿さん
こんにちは。
一山超えて放心中の梶野です。
返信、急がなくて大丈夫ですよ。
私も中身のある対応は、ちょっと企画終了後でないと自信ありませんし。
>本作の想定読者のひとりが、ドイツ語圏の近現代文化専攻かつ純文学好きの友人でした
あー、そんな感じですよねえ。
全部「わからーん!」と投げるのもどうかと思って調べてるうちに1日すぎました。書く方も大変でしょうねこれ。
>ふたりが……とかそういうことは……その、全く考えておりませんでした……
はっはっはっ、ご冗談を。
そんな「二人でホテル入ったけど浮気じゃないの」みたいな言い訳は通じませんよ。なんでも「この時代のハンガリーは」て言えば通ると思ったら大間違いですっ!w
私も萩尾作品はBL寄りのものよりポーとか11人いる!とかのが好きな方ですね。
いまだに連載続けてるの、本当に脱帽です。
それでは、後日のお返事、お待ちしております。
梶野カメムシ
2022年9月26日 01:47
>ゆげさん
感想書いてる途中ですが、気晴らしついでに軽く返事しときます。
>こちらの四作品は、実は別企画の参加作品で、全てが「再会」をテーマに1000字から2500字以内というルールの元で書いたものです。
なるほど。
長さはどれも適切だと思います。
改稿されても、これくらいの文字数をキープされるべきでしょう。
>「とと」は父親のつもりでした……。他にどのような読みができるのかとても気になりました。
私は「望都(もと)」を幼児がうまく発音できず、「とと」になったんだと解釈していました。
だって、とと=父親なら、タイトルが「父親の大人様ランチ」じゃないですか。
それは変でしょう? 父親が作ったわけじゃないですし。
>冒頭で指摘があったように、「主人公が死んだ」ような書き方になっていたのが原因でしょうか。さきほどの「とと」は誰か問題にも繋がるのでしょうか。
ああ、私は望都の立ち位置が、父親ではと思ったんです。
故郷で父親が急死していて、幽霊になって息子を励ましに来たんだと。
故郷に戻った隆盛はそれを知り、料理屋の後を継ぐ……な展開かと。
これならとと=父親でも、タイトルに合致しますしね。
>●幼馴染はちんこくさい
このタイトル回収しないのはまずいでしょうw
当然、そういうネタが中心になると思いましたから。
ただ、この手の下ネタで短編書くのは難しいですよね。
私も気軽に代案書きましたが、読めるレベルにできるかと言われると難題だと思います。無理はあまり言えませんw
>●飛んで、わたぼうし
私は絵本や児童文学は専門外なので、本格的に書かれるなら、改めて勉強された方がよいと思います。ルビや言葉遣いの厳しさは、普通の小説以上の世界です。
>>「まあ」や「ほら」に書き手の色が出過ぎていて気になります。
>これ、ついやりがちなのですが、印象悪いでしょうか?
私自身は、絶対に使わない表記ですね。
ただ、童話調の文章、たとえばタンポポの話であれば、こういった幼児に語り掛けるような表現もアリだと思います。
笑顔と感謝で~はそうではないので、違和感を覚えたということです。
どちらにせよ、これは私の感覚なので、最終的にはゆげさんが選択してよいことだと思います。
こちらこそ、丁寧なお返事、ありがとうございました。
今もひいひい言いながら感想書いております。
次は二本です。月末までに追いつけるか、かなり勝負です。
応援、一番の励みになっています。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
梶野カメムシ
2022年9月27日 02:50
25作目、感想アップしました。
後5作品。近況ノートはラストに突入です。
できるだけ月内に終わるよう、巻きにかかります。
小鹿
2022年9月28日 15:29
こんにちは
改めまして、先日はご感想ありがとうございました。
改稿のご報告と、併せてご質問への回答、弁明、雑感などなど述べさせていただきます。
作品の方は「小難しい腕自慢」と言われてしまいましたが、以下のレポートは「文化人気取りの知識自慢」と評されても言い訳できない内容ですので……笑、適宜、流し読みしてください。
お伴に貴腐ワインでも。
(トカイ発祥の極甘口ワインです。ちょっとお高いですけど、機会があれば、ぜひ食前酒にお試しください〜)
まずは内容についてお寄せくださった疑問点、問題点に関して、お答えさせていただきます。
1、方言について
トカイの地に京言葉が相応しいかは、さておきまして 笑。
「はる」が掛かる言葉の「活用語尾」というんですかね、
とにかく、活用について、我々の感覚に大きな相違があるように思われました。
たぶん、なんですが。
梶野さん、大阪のお方なので、「見てらっしゃる」を「見てはる」と言う方が馴染みあるのではないかなと思います。
京都だと「見たはる」です。現在形です、「見た」ながら。
ですから、「見たはりまっしゃろ」は、助動詞「(い)ます」が進行形ながら存続(過去の経験)を示しています。
この時制が不一致であるように見える活用が、混乱を引き起こしてしまったのかな、と。
また、「はる」に対する敬語度合いの認識にも差異を感じます。
梶野さんは、「はる」は目上の者にのみ使うべき尊敬表現と捉えておいでですね。
私の感覚ですと、「はる」は敬語表現であって、尊敬表現に限りません。
目上・同輩・目下に関わらず、なんなら、「ちょうちょの飛んだはる」とかそんなレベルで、自分以外のあらゆる動作に対して用いられる助動詞です。
あと、身内に対しても使いますね。標準装備です。
例えば、誰かが「お前、俺を笑いよったな」と言った場合、それが柔らかな口調であっても、
お前は明確な悪意を持って俺を笑った、弁明は許さない、決闘だ、との敵意を意図的に示さんとして、「はる」を付けていないのだな、と私は解釈します。
(なので、最後の食堂でのシーンでは、「あいつと交わり【よった】やろ⁉︎」と書いているんです)
そのため、中編の冒頭、担任の先生が「家業取り上げられはって」と言っているのも、
告発のシーンにて、上級生が甘ったるく笑いながら、「何したはったん?」と聞くのも、
尊敬表現ではなく、標準装備の「はる」の使用にすぎません。
加えて、嫌いな相手にこそ丁寧に、と言いますか、馬鹿にしている相手にこそ幼児に対するような優しさで対応する……という慇懃無礼の文化に基づくイメージです。
ここらへんは、じつに、コミュニティー文化に依存した感覚だと思いますね。
この「はる」の用法は、「猛烈に違和感」を与えるほどなのか、
あと何人か、広範に関西住まいの方にご意見伺いたいところですね。
(うっかり身内に「はる」を使って、なんやコイツ、敬語もまともに使えんのか、と思われたくない)
あと、関西方言はうつると言いますけれど、 「他所から来た者」にとっては、方言を話すことで「仲間」意識に入れてもらおうとする戦略的な学習であるとも、私は考えています。
なので、「田舎者の逆差別」とは、少し辛辣ながら的を得ているなと思ってしまいました。学習した側の者として。
2、同性愛の認識について
信じてください、本当です!
たしかに、誤解を与えるような行為をしましたけど、一線は越えていないんです!
……なんて冗談はさておきまして。
イシュトはそもそも、恋愛経験および性的体験がなく、アスティファヌスに対しても親しき友人の枠内で接していますので、同性愛への嫌悪とか葛藤とかないんです。
だって、自身の行為が性愛につながるものとの自覚(知識)がないんですから。
アスティファヌスは……有罪免れませんが。
でも、ここら辺は、「あなたの音を聞かせて、あなたの心が知りたいの」と言いながら身を預けてくるイシュト相手に、
「俺のことが、好きだから……?」と誤認してしまったアスティファヌスにも同情していただきたいかな、と。
人間、自己開示をした相手により深い親しみを覚えるので、理解できる心理ではあると思います。
イシュトは、アスティファヌスの作り出す美に触れたい、その美を生み出す彼の心の内を知りたい、
アスティファヌスは、自身の演奏や朗読、会話を存分に受け止めて愛してくれるイシュトに親しみを覚える。
イシュトは自分の寂しさを埋めたいがために、アスティファヌスの寂しさをわざと刺激しにいって、共感による一体感を求めるのですが、
アスティファヌスは自身の抱く感情の揺らぎと恋愛感情、性愛に基づく衝動とを、それぞれ切り離して扱うことができない。まだ17歳ですし。
勘違いさせるような行いをしたイシュトに原因がありますけど、責任があるとは言えないと思います。関係性って相互作用なので……。経験も乏しいですし……。
でも、男女ではよくある話ですよね。女子側は、ただの趣味友、よく立ち話する知人くらいにしか思っていなかったのに、
男子側が、こんなに楽しそうに話してる、俺のこと好きだからだ、みたいに勘違いするの。
違うよ、私はあなたの技術とか趣味歴に興味があるのであって、恋愛関係になりたいとかこれっぽっちも思っていないよ、っていう。
とりあえず、声を大にして言っておきますね。
キリスト教および共産主義のいずれの思想からも、同性愛は忌避すべきものとの見解は、まさにその通りですので。
3、この二人、どこまでヤってんの?
ヤってません。
*
【言語に関するあれこれ】
わりと言語関係のご指摘・ご質問が多かったので、まとめて返させていただきます。
まず、私のこだわりとして、作中にはなるべく彼らの思考言語を用いることがあります。
社会主義(洪:ソツィアリズムシュ)とか。アコーディオン(英)ではなく、手風琴(洪:ハルモニカ)とか。
ピアノ(英)などは、漢語が日本語として馴染みない(鋼琴)ので、シレッと使っていますが。
これは、英語由来の単語を使用しないことで、作中の世界観を作り上げる目的と、
イシュトの脳内言語の移り変わりの変化を表現する手段として、行っています。
イシュトの母語(家庭内言語)はドイツ語でした。
なので、聖夜(独:ハイリゲナハト)と共に、母による『Stille Nacht, Heilige Nacht:聖しこの夜』の歌唱を思い出しています。オーストリア=ハンガリー時代の名残で、貴族階級にはドイツ語話者が多かったのです。
敗戦後、父が共産党に与したために、イシュトはドイツ語を捨てて、(接吻する相手も物もない)孤独の唇で、元から母語であるかのような顔をして、マジャル語を話すのです。
母語と母国語が異なるのは、実はアスティファヌスも同じで、彼の家庭内言語はフランス語、母国語(レバノンの公用語)はアラビア語です。
レバノンはフランスの統治国で、フランスは統治の効率化のために、同じくキリスト教徒であったマロン派のレバノン人を政治的に優遇し、経済的にも繋がりを強化していました。
ちなみに、カルロス・ゴーン氏もマロン派のレバノン人です。
フランス語に関していいますと、イシュトが赴任したエジプト、モロッコ、そして、レバノンはいずれも、
フランス語を第一言語とする富裕層が国政を握っている国でした(今なお)。
最後のシーンで、セルヴィエット(ナプキン)だのラバトリー(トイレ)だの出てくるのも、イシュトの脳内言語がフランス語に変わった表現のつもりでした……。
(食事のシーンで、膝上にある○○を畳んだなら、ナプキンって解釈できるかなって。ラバトリーは、ホテルとかお洒落なカフェとかに行ったら探してみてください。英:lavatory です。真鍮に細文字で刻まれているはず)
イシュトの最後の台詞がフランス語なのは、
(日本語で書かれた紙面の上では唐突ではあるんですが)彼らにとっては、日常の会話言語なのです。
じゃあ、なんでわざわざフランス語で書いたかというと、
「Elle est retrouvée!」と「Je l'ai retrouvé」とで対にしたかったからですね……読み上げ機能で聞いてみてください。「エ・レ・フトゥヴィ」と「ジュ・リ・フトゥヴィ」と聞こえるはずです……。
彼ら、フランス語の教養があるので、「再発見」と「太陽」ときたら、ああ、『永遠』だなと理解する……はずです……。
食事の中座は無粋なので、ちょっとした洒落を言い残す…….みたいな。
改めて言い訳を書き連ねると、ちょっとぶん投げがひどいですね。
申し訳ないですわ。
では、次。細々した単語。
・カトリクシュ
マジャル語「katolikus」を「カトリクシュ」と音訳する例がヒットしないのは、当該言語のマイナーさゆえではないかと思われます。
マジャル語周辺において、カトリックを「カトリックシュ」と言う言語は一見した限り、見当たらないですし(独:カトリッシュ、チェコ/ルーマニア:カトリック、波/宇/スロバキア:カトリツキー、など)、
たぶん、ドイツのカトリック・シュパウアー教区に引っ張られているのではないかな、と。
意味はわかるでしょうから、このままにしておきます。
・大使への呼びかけ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/local/database/pdfs/protocol42.pdf
↑少し古いですけど、外務省からの文書です。
呼称に対するまとめ。
日本語ではありますが、一応、大使館の大使は「閣下:Your Excellency」が推奨されています。
「ambassador」を辞書で調べますと、例文において、三人称にての「His Excellency, Ambassador John Roos」とあり、注記として、「呼びかけには、Excellency(閣下)を用いる」と記載されています(『ウィズダム英和辞典』)。
フランス語は、私、ほとんどわからないので、ウィキペディアの貼り付けになってしまうんですが、
「your Excellency」に対応するフランス語「Votre Excellence」のページにて、
その語意は、大使や領事などに話しかけるさいに用いる呼称と述べられています。
Votre Excellence est-elle satisfaite de son voyage ?
(Is your Excellency satisfied with his trip?)
以下は聞き流していただきたいんですが、大使は役職名であって、敬称ではないんですよね。部長や社長、大臣などと同じ呼称の部類に当たります。
役職名での呼称は一種の敬語表現ですが、「高貴な人々」に対する呼称まで役職名を用いるのは、少し違和感があります、感覚的なものですが。
「皇太子さま」とか……殿下では、と思います。「天皇さま」とは言わないじゃないですか。
ただ、ざっと見たかぎりですが、アメリカ文化では「Mr. Ambassador」が用いられるっぽい……? かな……?
本筋には関わらないところなので、どうしましょうか。「Monsieur:ムシュー」あたりにしておきましょうか。
フランス語話者と示すためにも。
【諸々の思想について】
・善とは何か
知識経験の話ではなく、生得的な道徳心のことです。
西洋思想の文脈における「イデア」や観念論ですね(安直ながら、社会主義の唯物論と対立するものとして描いています)。
ルソー曰く、「人間は自然的には善良であるが、社会が人間を墜落させ、堕落させる」と(『エミール』より)。
なので、イシュトに「善とは何か?」と聞かれたときには、アスティファヌスは「君の中に既に備わっているよ」と返して、
クリスマスの夜には、社会によって信仰心を挫かれたイシュトへと、再び神に祈るように促します。純粋な布教ですね、祈り=善の価値観なので。
アスティファヌスは、自身が心から望むことは、人間として間違ったことではない、との信念を持っているわけです。
資本主義的な自由経済とか、共産主義に対する自由主義とか、そういう視点ではなく、もっと単純な「善を求める心」としての「自由」を有しているんです。
ここでの「自由」とは、反骨精神じゃないんです。彼、煙草は吸いますけど。
反骨は、規範への反抗ですからね。社会が押し付ける規範の枠組みの中で、規範に反することをしているだけです。枠組みの中から出られていません。
アスティファヌスは、社会の枠組みの外側に、価値観を持っているんです。
純粋に善いものを善いと言える素直さ、強さ、自分の感性に対する信頼……みたいな、
言い換えれば、自己肯定感やアイデンティティといったものでしょうか。
社会規範(共産思想)を無批判にインストールしただけの優等生イシュトには、
既存の社会規範にNOを突き付けるような不良(規範への否定によるアイデンティティの確立)ではなくて、
既存の社会規範を超えて、新たな価値観、感性の場に引き上げてくれるような、導きの人が必要だったわけですわ。
アウフヘーベンってやつです。カッコ付けて言いますと。
・神について
民衆が非科学的な神を信じるのは、無知蒙昧であるからだ。
というのが、マルクスに先行する啓蒙主義の立場です。
マルクス・レーニン主義は唯物論を取りますから、当然に、無神論でもあるわけです。
しかし、作中にも出てきた「宗教は阿片だ」とのマルクスの文言は、蒙昧な民衆を惑わす麻薬は取り上げろ、という意味ではないんですね。
「宗教上の不幸は、一つには現実の不幸の表現であり、一つには現実の不幸にたいする抗議である。宗教は、なやめるもののため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。それは民衆のアヘンである」(『ヘーゲル法哲学批判・序説』より)
宗教にすがらなければやってられない、民衆への同情的な心情でもあるわけです。
宗教なんぞに代わる物質的な幸いを民衆が得られるように、社会は改革されるべきだ。
と、考えたマルクスは、労働者による革命を説きました。
ところが、社会主義って期待したほど生産性が上がらなかったという問題点がありまして。
社会主義国家による宗教弾圧は、「神の国」という、現世の価値観や法規則が適用されない世界を持ち出されてしまうと、社会主義の理想が相対的に価値を落としてしまうためでもあります。
教会所有の財産を没収する経済面、祈る暇があったら労働して、という実際面もあるでしょうが。
ああ、あと、共産主義が体制として不完全ってのは……歴史がもう……ゴニョゴニョですわ……。
なお、イシュトの信仰心は、一貫して、純粋な神への信仰ではなく、慰みとして描いています。
現代人ですからね、そんなもんでしょう。
・ついでに、ハンガリーの貴族について
ハンガリー王国は全土をソ連に攻め落とされて、第二次世界大戦を終えます。
しかし、共和制への移行は革命の結果ではなく、憲法改正によるものですし、
その改正を行ったのも、民主的な選挙によって政権を取った「独立小地主党」という政党です(共産党と連立政権を組みましたが)。
なので、フランス革命やロシア革命のような、貴族粛清の嵐! という感じではなかったようですね。
もちろん、社会的・経済的に苦しい立場にあったことには違いなく、西側陣営に亡命した者も多くいたようです。
ちなみに、エステルハージ伯爵であるイシュトの父は、陸軍士官学校卒の軍人で、ブダペスト防衛戦にて捕虜となっています。
そして、ブダ陥落後の「春の目覚め作戦(バラトン湖近辺での独ソ戦)」においては、地元ゆえに地の利があるとして、赤軍の参謀部に随行させられています。
その中で、ああ、こりゃもう王国はダメだわ、ソ連に併合されるわ、なんとか生き残らねばと思い、
共産主義思想を学び、領地爵位の返上を土産に共産党へと入党したという設定なのです。
物語開始時点では、トカイの属するミシュコルツ県庁のガス田開発部門に勤めています。
クリスマス前にはクレムリンに出張しているので、家に帰っても一人ぼっちなイシュトは、寄宿舎に留まっているわけです。
ここら辺は、雰囲気、なんとなく、元貴族には風当たり強い時代だったんだな……くらいの認識で良いんですけどね……。一応、行動の裏付けを考えたさいに生まれた設定、です……。
えっと、本編より返信の方が長くなりそうな勢いですが、続きます……。
小鹿
2022年9月28日 15:32
【前編 異邦人】
・馬車
農夫の小遣い稼ぎですので、いわゆる「コーチ」などの箱馬車ではなく、荷馬車を想定していました。
なので、「荷台」を「荷車」に変えました。
・聖母子像の発見と、告発への逡巡
このときのイシュトは、まだ同室の指導生が外国人とは知らないのです。なので、マジャル人である前提であれこれ考えています。
で、酒煙草=品行不良=暴力との妄想が働いて(この子、思い込みが激しい)、理想の前に立ち塞がる暴力を恐怖する、と。
この辺り、少しずつ修飾や助詞を変えてみました。
・聖堂でのピアノ演奏
旋律、華やいでますでしょう?
辻井伸行さんの演奏、良いですよ。この方は本当に美しい音を響かせます。大好きです。
『アラベスク』に関しては、シューマンも名作ですが、『月光』と『夢想』がドビュッシーなので、『アラベスク』もセットに入れてほしいですね。
というわけで、「第一番」を加筆。
歪んだ硝子窓、および壇上の描写
→助詞の変更、修飾の追加
・黒曜の目は、南方の陽光。この地を異郷とする男。私にはそれだけで慕わしい。
イシュトの未完成な人格として、過剰な同一視を描いています。
自他の境界が曖昧で、自分と一緒の人を見付けて安心したい。しかし、自分はこの国において異質な存在だという不安感・疎外感から、この異邦人の先輩もきっと寂しい思いしているに違いない、仲間を見付けた! となるのです。
改めて書くと、めちゃくちゃだな……思春期なんて、そんなもんでしょうが。
「私と同じ」を加え、慕わしいは削りました。
・ステファノス
聖ステファノスは、ユダヤ系ギリシャ人でキリスト教最初の殉教者ですね。取り囲まれて石打ちに遭う場面がよく描かれます。
告発シーンとイメージが合うかなぁと思ったわけですが、名付け事体には、そんなに意味はありません。
よくある名前、「ダイスケ」とか「ヒロユキ」みたいなイメージです。
ギリシャ語:ステファノス
マジャル語:イシュトヴァーン
アラビア語:アスティファヌス(と私には聞こえた)
英語:スティーヴン
で、ここで、アスティファヌスがお互いのフルネームを姓名順で述べているので、まぁ良っかなって思っちゃいました。家族名-個人名の順番。
・レバノンは……なんか中東らへんだった気がする、くらいは、前提知識に要求させていただきますかね。ここに届かないと、中編以降、ちょっと理解厳しいので……。
ほら、中東戦争とかありましたし、ゴーンさんの故郷ですし、去年か一昨年、湾岸の倉庫が大爆発してましたし……。
・アスティファヌスの父
アスティファヌスの本棚の前に並んでいたワインの空き瓶は、全てトカイ産、アスティ父の農園で生産されたものです。
なので、父が「トカイで」葡萄酒工房を営んでいるだとか、と加筆。
アスティ祖父が、レバノン本国でエル=コーリー社の社長をしているんですね。一族の男子を世界中に派遣してワインを作らせて、本国に送らせる、という。
大叔父さんがフランスにいるのも、そのためです。
【中編 永遠】
>クスッと誰かが笑い、小石を投げ込まれた池の波紋は、教室中に伝播した。
→「クスッと誰かが笑い、波紋は教室中に伝播する」
・マジャル語
調べないとわかりませんよね。いや、もう本当に。おっしゃる通りですわ。
……調べて。
・放蕩さと、入れ込み及び優しさとは真逆
そうかしら、と思いました。
ちょっとこの感覚は、逆にわからないです。
(区切りの解釈が間違っているのか? 放蕩&入れ込みと対立する、優しさ……?)
自由気まま、心の欲するところに従いて、善いと思ったものに入れ込み、善いと思った相手に優しさを与える……と思ったので。
放蕩は一義的には「わがまま」、転じて「酒と女に溺れる品行不良」を指しますが、
『明鏡』には、後者の意味しか採用されていませんでした。
なので、放蕩を「身持を崩す放蕩息子、肉体的快楽」のイメージメインで解釈されたのかもしれないですね。となると、優しさとは相容れないように思える……かな、たしかに。
より強く「気まま、わがまま」と結び付く単語に変えたいところですね。考え中。
・バラトン湖
ご指摘通り直しました。
>私たちは、この学校にありて等しく他所者。
彼らはハンガリーにおいて、どこに行ったってマイノリティです。
イシュトは、オーストリア国境に近い土地なら、アーリヤ系の容貌ももう少し目立たないかな、とは思いますが。
>「ね、レバノンはカトリクシュの国なの? ステファノス……」
ステファノスはギリシャ原語(Stéphanos)です。
なので、イシュトの台詞は、
「レバノンって中東なのに、キリスト教国家なの? あなた、ステファノスって」
と言っているのですが、わかりづらかったようですね。
「聖」ステファノスとしておきますか。
>罪の意識が、忠誠をより焚き付ける。
ここの罪の意識は、同性愛ではなくてですね(しつこい 笑)、
アスティファヌスを告発していないこととか、姓名共にキリスト教の守護者であることを表していながら棄教していることとかです。
出自ゆえに「純粋なプロレタリアート」になれないイシュトは、誰よりも立派なプロレタリアートとして振る舞わなくてはいけない、との強迫観念です。
共産主義の思想自体が宗教とか、言わない。
>私を惹きつけ、焦燥させる。
→「東洋の硝子玉の目は、神の慈愛に微笑む。私を惹きつけ、焦燥させる」
と加筆しました。
おっしゃる通り、アスティファヌスはイシュトを責めていません。
イシュトは、自身が苦しくも手放した神への祈りを、アスティファヌスが大切に守り抜いているので、思わず心が惹きつけられて、
それを、棄教の罪悪感とか、社会主義思想への忠誠が責め立てる……感じです……。
>「君はもう知ってる。だから、僕が不善を行なったなら、君が導いてくれ、善に。それまで、僕らは自由だ、社会にも互いにも」
「お互い不干渉でいこうぜ」というよりは、
前述の通り、生得的に知っている「善」の文脈において、
「僕が本当に不善を行ったときには教えて。だけど、祈りは不善? 違うでしょ」
という感じです。
(んで、そう頼まれていたはずのイシュトは、導きではなく裏切りを選ぶ、という)
ああ、社会にもっていうのは、
「祈りが社会の安定を脅かしてる? 君の利益を脅かしてる?」
ってことです。
憲法とか法律とかが個人の自由を制限できるのは、刑罰としてや、公共の福祉の観点から合理的と判断されるときですから。
ここでの「善」とか「自由」は、倫理学的な意味合いで解釈していただきたい……。
イシュトはたぶん、そこまでわかっていないんですけれど……。
だからこそ、イシュトは、アスティファヌスの倫理学に基づく自由観、心からの言葉に反論できないんです。
イシュトの思想は心身に一体化したものではなくて、良い子ちゃんでいるために守っとくべき校則みたいなものでしかないので。
いや、これわかりづらすぎるな、と反省中……。また改稿します。
どこに生きてても、心だけは最後まで自由だよっていうメッセージは、
アスティファヌスが自身を鼓舞するための強がりでもあるわけですから。
あ、あと、アスティファヌスが何考えているのかわからない問題ですが、特に難しいことは考えていないんですよ、彼は感覚派なので。
イシュトや梶野さんは、思考と行動に密接な関連性を求めて、行動から思考を読み取ろうとしますが、アスティファヌスからは、その一貫性、法則性が見出せないんですよね。
だからこそ、イシュトはアスティファヌスの思考をミステリアス、魅力と感じて、もっと知りたい、もっと深く知れば理解できるのではと、彼の深奥を求めるのです。
・ラカトシュ先生
>黒板の掛かる画架とを囲む。
>エル=コーリーの五割をやったるわ
それぞれ、ご指摘通りに変えました。
もう字数を気にしなくていいので、どんどん付け加えていけます 笑。
・戦後のパリ市街地
写真の内容を三枚分、追加して描写しました。
ラカトシュ先生が彼女に会いに行った最後は、1948年。カフェでコーヒー楽しめるくらいには、復興しています。
ちなみに仏洪関係は、あまり深くなく、オーストリア繋がりでフランス革命から先の敗戦まで、敵国であった期間が長いくらいですね。
>朝も、葡萄酒の空き瓶が彼の祭壇を隠すまでは起きなかった。秘匿をそのままに過ごす日々。
この「秘匿」は、アスティファヌスの精神について言っています。なので、少し改稿しました。
>古い採石場の切り立つ岩壁は、
山全体が岩石の隆起で出来ていて、それを切り崩して採石していた……採石場の跡地なんですけど、えー……。
ちょっと保留。
簡潔な文が思い付かないので。
>櫓が桟橋に押し当てられ
関係ない話をしますと、(めっちゃ個人的な意見ながら)ルビ振るくらいならその漢字使うなって思う派です。
その漢字を読めないだろう年齢・語彙力の者を想定読者とするなら、別の言葉、言い回しに替えて、より良い理解を求めるべきでは、と。
複数の読みがある場合とか、どうしようもなく言い替えられない場合は、この限りではありませんが。
こんな小説を書いた人間が言えたことじゃないですが。
>攻撃的な受け身だなあ。
彼は心理的に未発達なことを差し引いても、察してちゃんなので。面倒くさいメンヘラ彼女と思っていただければ、イメージに大差ありません。
なんでわかってくれないの⁉︎
って逆ギレかますタイプです。怖や、怖や。
>『永遠』。低い声は不機嫌か、宣戦布告か。
所有格でアスティファヌスだと示しました。
>私は針で押されたように動けない。
押しピンっていうので、ついうっかり。
・『永遠』
私が好きな訳は堀口大学と、中原中也。
多くの訳者が「太陽に溶ける海」といった表現をするのに対し、堀口は「太陽と番った海」と訳していましてね。
原文にある雰囲気、肌にひりつくような激しい感性の表出が一番再現されているような気がして、好きなのです。
だから、アスティファヌスにも「mêlée」を性的な含意のもとに訳させたわけですね。
で、中原中也は、隣に座って語りかけてくるような軽妙な口語体なんですよ。
去(い)つてしまつた海のことさあ 太陽もろとも去つてしまつた。
勢いマックスって感じではないんですけど、視座の高い感じが、とても良いんです。
まあ、ナンパに使うに適しているかは、議論がなされるでしょうが 笑、生命力と「異性の」獲得欲求および性的欲求は、密接ですからね。ないと切り捨てられはしない……と思います。
いやむしろ、詩を媒体とする分、奥ゆかしさが上がって良い……のか?
お前と永遠を感じたい、みたいな。
言ってる内容はヤンキーっぽいが。
>舟酔いは、けれども、陸には持ち越されない。
そんなこたーないですかね?
今、もうちょっとで危なかったー、うっかり手を出さなくて良かったー、
みたいな一瞬、ありません?
あ、彼らの関係性というか、アスティファヌスのイシュトへの情愛は、「機械的同性愛」の文脈で理解してもらうと、一番納得がいくのではないかと思います。
【後編 接吻】
・ラカトシュ先生の退場
フランス人の彼女と文通したために、ラカトシュ先生はスパイの容疑をかけられて逮捕です。
掲示板の告発ポスターは生徒たちによるものですね。
校長先生は、婉曲に退任したとしか公表していないので。
>暴行を「腹を押さえて」だけで済ますのは、インパクト薄いと思います。
彼ら中〜上流階級の坊ちゃんたちは、賢く陰湿なので、顔は狙わないのです。
という一文を追加。
>「僕の罪は事実じゃないか!」
逆切れ感ありますが、本気でそう思うなら甘んじて受け止めるしか。
逆ギレですよ。
本気で「原罪」だと思っているからこそ、どれほどの罰を受けたら赦されるんだと、終わりなき夜に悲嘆するわけです。
>未だ耳に残る「級長伯爵」と嘲笑する級友の声。
初等学校で虐められていた話ですね。ここら辺、かなり削りましたので、わかりにくかったと思います。
>「……僕は、もう」
「神は全てを赦したまうよ」
「僕はもう神を棄てている」
「それすらも、神は赦したまう」
って感じですかね。
会話のリアリティを求めると、やはり読者(第三者)には状況がわかりづらくなるものですね。仕方ないことですが。
この会話において、イシュトが自身の行為として棄教を述べているので(神の存在を本当に否定していたら、神なんかいない、という言い方になる)、
アスティファヌスは、イシュトがこの国で生きるが故の苦しみを察して、レバノンに誘うわけです。
>「……ねぇ、イシュト。レバノンに行ってしまおうか。誰からも責められない、迫害もされない」
野暮なこと言いなさんな、愛するふたり、逃避行のお誘いですよ。
>「……行かない。僕の祖国はこの国なんだから」
こっちはこっちで、自分のことで精一杯なので、アスティファヌスの気持ちなんか全く気付いていませんがね。
イシュトは自己が全く確立されていません。
共産主義の思想を無批判に受け入れているために、
「褒められるから、これをしよう」とか、「罰せられるから、これはやめよう」とか、他者評価に依存した判断基準をもって、行動してばかりいます。
なので、作文書かせたら、教師ウケすることを書けるんですよ。祖国のために働くんだ、と。
そんな他律的で、承認欲求に基づくような行いしかできないので、言葉は軽いし、言葉が軽いから議論はできないし、
批判を前にして、自己を保てないんです。
>私は、自分も残ると言う彼を重ねて諫め、送り出した。
イシュト父はモスクワにいて、帰っても一人で暖房代がかかりますし、
年末年始は食料品店も閉まりますし(そもそも、食料が手に入りませんし)、寄宿舎に残っています。
>家々から漏れた赤い光が
この赤は、オレンジ色くらいの意味です。赤い蜜柑になったげな〜な感じの。
今は珍しき白熱灯ですわ。
もちろん、赤を思想と読んでも良いのですが。
>胸に入り来るやや埃っぽい空気の量は変わらない。私を満たして温めはしない。
ここは長いので削除。
>樅ノ木の下に寄せられた贈り物
なぜ、「ノ」なんでしょうかね?
(予測変換で出てきたんでしょうか、わからない……)
>夜が明けたらと、星は見えぬかと。
プレゼント開けるのは夜が明けたらですよ、ほら、ベツレヘムの星を探しましょうって意味ですけど、ここの区切りが難しいのですよね。「」に括りたいですが、変に台詞を増やしたくない。
>聖堂の脇戸を揺り開けて、彼は尖塔の螺旋階段を昇る。
場面変わってるので、この前に一行開けるべき。
ごめんなさい、私、場面転換ではなく、エピソードごとに空白行入れる派なので、わかりにくいですけど許してくだされ。
「寂しさ」が続いているので。
>杯を受け取り、捧げ返した。
ここら辺、主人公の葛藤がまるで書かれていないのは不可解です。
唯物論的言い訳を挟んでおきました。
結局、イシュトは他律的なんですよね、どこまでも。見てて、腹が立つくらい。
>「イシュト、君はここへ来た。神が赦し、愛したまうからだ。君も、神の子だ」
アスティファヌスは100%の善意で、イシュトを神との対話の場に戻してあげようとしているんです。
一度は神を棄てたイシュトも、社会的抑圧によって棄てざるをえなかっただけだ、神の導きがイシュトをここに連れてきた今、イシュトは赦されたんだ、もう怖がるな、と。
彼が空気読めない人、とは同感です。良い人なんですけどね。
>幼き日に母を亡くした私にとって、接吻とは、形見の十字架へとなすものだった。
イシュトの父はほとんど描写していないですけど、厳格な武官上がりの幹部なので、いわゆる「父性」のイメージですかね。
抱擁とかキスでの交わりはほぼなく、情報としての会話のみが交わされるような関係性です。
もちろん、イシュトのことを愛していますし、イシュトも父を尊敬しています。
>鉄鎚に頭を撃たれたような
「打たれた」、ですね。
こういう単純なミスが一番恥ずかしい。
>蛆虫に「凄む」人はいないでしょう。
えっ、潰すぞコラッてなりません……?
Gさん出たら、紅蓮の弓矢を脳内BGMに闘いません……?
……ませんか。そうですか。
(私が虫を恐れぬ田舎者だからか?)
>「──決して、自分を責めるな」
ここら辺のアスティファヌスの台詞はかっこいいですね。
これは兄貴と呼びたくなる。
おまえが悪いんだけど。
完全同意。お前のせいやねんかと。
まぁ、アスティファヌスも自身の有責は冬休み中、重々反省したはずですし、
暴行を受けながらは、イシュトだけは守らなくてはと算段立てて、勇気を持てるよう神に祈っていたでしょうから、
この混乱にあって、愛に基づく行いがちゃんと出来たんだと思います。
>アスティファヌスはよろと立ち上がると、人垣に向かって歩む。
デキてると決め付けて吊し上げていたのに、いとも容易くイシュトが裏切った愕然と、
「変態性欲者」が目の前で「変態行為」をやった愕然と、
それは愛に基づくと理解できる故に、アレ、もしかして、俺たち事実に反した告発しちゃった? という愕然と。
衝撃と葛藤に陥った生徒たちなかで、アスティファヌスだけが凛としていたんじゃないでしょうかね。
・レバノン着任
やらかしたからこそ、謝りたいんですよ。
謝らずに別れたために、20年間、心に抱え続けていたわけです。
1971年ですから、だいぶ経済的にも安定してきて、緩く西側に接近していたころですが、
イシュトはまだ、完全にキリスト教徒に戻ったわけではありません。
アスティファヌスに向けた最大の greeting として、幼年時代ぶりに十字架を切ったばかりです。
ちなみに、イシュトも妻帯者ですね。世間体のために娶った女ですが、愛してはいるそうですよ。
【反省】
一言でまとめると、ハイ・コンテクストが過ぎる、という感じですね。
書いてあるはずながら見落とされていた記述も多かったので、情報量の多さがよほど読むのにご負担だったんだなとはわかります 笑。
本当に、ありがとうございました。
字数制限上、詰め込まざるを得なかったんですけど、差し引いても、主に思想と歴史背景に対する前提知識の要求ラインが高い。
ので、「善」やら「自由」やらの単語が、記号しとして扱われがちになる。
体言止めが多いのは、紙幅の都合上もありますが、
イシュトの賢さ、すなわち、認識したひとつの物事と関連するいくつもの項目を瞬時に頭の中で照覧できるような、頭の回転の速さを表したかった意図もあります。
ハイ・コンテクストな会話も、ある意味、賢さや教養の証左でもありますからね。
中〜上流階級のインテリを登場人物に、純文学を書くとなると、どうしても陥りがちなのかもしれません。
(言っちゃなんだが、頭の悪い会話を小説で繰り広げられると、読む気がなくなる人間でして)
解決策は三つですかね。
1、想定読者ラインの引き上げ。
2、文章内容・文面の簡易化。ロー・コンテクスト化。
3、ページ数の増幅。作品を読み進めるうちに慣れてもらう。
……たぶん、私が取るのは3つ目でしょうかなぁ。
あと、今いる読者を大切にすること。本当、ありがたいことですよ、こんな思春期の煮凝り作品に付き合っていただけるなんて。
*
なんか、やっぱり本編より返信の方が長くなってしまったみたいで。すみません、話の長い人間で。
改めてありがとうございました。
書く方も大変って言っていただきましたが、まぁ、良いんですよ。調べている時間、調査内容をストーリーに反映させている時間が、とても楽しいので。
私のために、かなり睡眠時間とオブラートを消費させてしまったようで申し訳なくも思います。お加減悪しくありませんか??
近況ノートは、最後の一冊に入りましたね。
あと少し、頑張ってください!
梶野カメムシ
2022年9月28日 16:37
>小鹿さん
圧巻の返信、ありがとうございます。
大学の講義かと思いましたw
いやまあ、あのレベルの書き手なら、これくらい返ってくるとは思っておりましたが。ざっくり読ませていただきましたが、面白いし勉強になります。
こちらもゆっくりお返事したいところですが、企画が遅れ気味なので、10月までお待ちいただきたく。待たせてる方もいますので、順次、お返事させていただくつもりです。
まあ、九割「へーへー」って言うだけなので、時間はかからないと思いますが。ほぼほの雑談になる気がします。
役不足(誤用)ながら、感想がんばった甲斐があったと思えるお返事でした。
こちらこそ、ありがとうございました。
涼水 唯一
2022年9月28日 17:15
初めまして。
「私達は、死に場所を探す」の作者です。
この度は丁寧な批評をありがとうございました。
いただいた批評からもわかりますが、私の文章力が至らないせいで非常に読みにくかったかと思います。勢いで書いたような作品だったので、私自身もどうすれば良くなるのかわからず、この企画に参加させていただきました。
この様な拙い作品に、とても具体的でためになる感想をいただけたことに感謝しかありません。今回頂いた感想をもとに改稿や次回作の執筆をしていきたいと思います。
感想の返信はできそうにありませんが、お許しください。
またこのような企画を開催されるなら、参加することがあるかもしれません。その時はよろしくお願いいたします。
今回は、素敵な企画をありがとうございました。
梶野カメムシ
2022年9月28日 17:56
>涼水 唯一さん
初めまして。お返事ありがとうございます。
そして「反応ないと思う」などの暴言、謹んで謝罪いたします。
無反応が続いていたので、多少自棄を起こしていました。
後ほど削除・訂正させていただきます。
私の意見でよくわからないこと、もっと細かく訊きたいことが、もしありましたら、ここでお伝えください。
また、私の解釈がおかしいと思われる点も、もしあれば伝えていただければ。
上の小鹿さんが好例ですが、私もこっぱ文章書きにすぎません。間違えることもあれば謝罪もします。別視点からのアドバイスが浮かぶかもしれません。
次に開催するのは年が変わる頃になりそうですが、返事をいただける方なら大歓迎です。いつでもどうぞ。
私をフォローいただければ、予告を出すつもりですので確実だと思います。
改稿終わりましたら、いつでもよいので教えてください。
改めて読ませていただきます。
野原せいあ
2022年9月28日 23:19
梶野カメムシさん。
こんにちは、初めまして。
「じっくり読みこんだ本音感想企画」でお世話になった、野原せいあです。
このたびは本音感想を送ってくださってありがとうございました。
いただいた感想について、あれやこれやと申し上げたいことはありますが、いまだ企画続行中、おまけに梶野さんご自身の執筆もあるかと存じます。
つきましては、あれやこれやを以下にまとめました。お手すきになった折に、もしも気になるようでしたら覗いてやってくださいませ。
https://kakuyomu.jp/users/noharaseia/news/16817330647818747510
梶野カメムシ
2022年9月29日 00:08
>野原せいあ さん
初めまして。
お返事ありがとうございます。
ああ、そちらでノート作っていただけたんですね。
それでは、あちらにて返信させていただきます。
これくらいの内容なら、感想前でも余裕です。
小鹿
2022年9月30日 18:43
あと一本!
頑張ってください!!!
(陸上部マネージャー風に)
梶野カメムシ
2022年9月30日 21:40
>小鹿さん
わはーい。陸上部マネの応援だー。
ありがとうございます。
ハチミツレモンとか食べてみたい。
あと1話、今日中に間に合わせますんで。
梶野カメムシ
2022年9月30日 22:31
続きはこちらにて。
じっくり読みこんだ本音感想を書く企画 アフターサービス用
https://kakuyomu.jp/users/kamemushi_kazino/news/16817330647889422158
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