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神風VS、章変更

一段落ということで、神風VSに章を設けました。
タイトルでわかるとはいえ、流石に長くなってきましたので。
これで少しは読みやすくなるかと思いますw

それに合わせて、【抄録】の位置を調整しました。

【抄録】魚々島 洋 VS 松羽 烏京
【抄録】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬

それぞれ、各章の頭になるよう移動しております。
(次章はまだ設けていませんが)

色々試行錯誤しましたが、これが一番収まりが良いと判断しました。
工事により、更新飛んでましたらすみません。
次話、来週中にはアップしたいと思います。

7件のコメント

  • 【抄録】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬
    の修正版を拝見しました。
    自分が気になったのは、連突きということは複数回突いた槍を引き戻している筈で、進行方向に対しそれが可能ということは、「=バイクの速度が槍の突きに対し無視できるくらい遅い」印象になってしまう、というところでした(すなわち突きに乗っかる威力もたかが知れる)。

    どうあれ、蓮葉が避けるか、元から浪馬が横をすり抜けるようにバイクを操らないと、二人はぶつかってしまうので「すれ違い様に連突きを放った」ならば絵的にも納得がいくのですが、そうなると、バイクの速度によって槍の威力や速度を増す、という説明がベクトル的にしっくり来なくなる、というわけです。

    とはいえ、自分も最初に読んだときにはそれこそ「勢い」で読めてしまったので、変にそこだけを切り取ってリアリティを求めるのも野暮なのかもしれないですね。
    当然ながら、最終的には作者である梶野さんの判断で良いかと思います(強いて言えば、の指摘ということで……)。
  • こちらでもコメントありがとうございます。

    なるほど。ご指摘の意味合いが、ようやく掴めた気がします。
    作者的には、「すれ違いざまに連突きを放った」と考えていたのですが、その部分の描写が足りなかったものと思われます。
    そう難しい加筆でもないので、この部分を追加したいと思います。

    ちなみに、乗り物に乗りながら突きをする場合、突く力より当たる瞬間、槍を固定する力の方が重要です。腕力より乗り物のパワーの方が桁違いに大きく、完全に固定可能なら乗り物の速度と重量を流用できるので(理論上はですけどw)。
    ここら辺のハッタリギミックの説明は、紙幅の都合で抄録には向きませんが、本編でバリバリ描きたいと思います!w

    まあアクションは勢いも大切ですし、それを優先する場合もあります。
    ですが、この作品に限れば、普通はスルーするような部分にも無駄にこだわるのがウリなので。
    読者の違和感を可能な限り減らしつつ、超常アクションをお楽しみいただければ一番です。その為の修正なら苦になりません。

    貴重なご意見、ありがとうございました。
    今後もよろしくお願いします。
  • 「神風VS 一幕 其の二」の私が書き込んだ応援コメントですが、今少し議論を補足したいのでこちらに書かせていただきました。……ここでよかったんですかね? 「神風VS」つながりだと、最新ノートよりはこちらかなと思ったので。

    さて、いつものことながら細やかなお返事、恐縮です。
    まず私からの最初のコメントに関して、「独楽に読めてないからでは?」とのお考えをいただきましたが、確かに「斜めの状態から、烏京が反転したのだ。」という、描写の始まりの一文で「つまり傾いたコマみたいな感じだな」とは即座に判断しかねて、少し読み取りが詰まったという記憶はあります。
    ただ、その次の「伸ばした両腕をプロペラのように振り回し、その遠心力で転倒を防ぎながら。」で、軸回転かな、とは思えたので、その段階では一応書き手の意図についていけていたとは思うのです。
    で、最初読んだ時に私がこの辺で少しロスト気味になった経緯をよくよく思い出してみるに、申し上げるべきところはむしろ次の文以下だったようです。「地まで届いた右腕が跳ね上がる。」とありますが、この「地まで届いた」という描写に、「地面の石をその場で拾った」という意味が入るのかな、と迷ったのですね。
    拾ったのだとするならば、と仮定を含めてその先を読むと、「逃走の勢いと遠心力を上乗せした」とあるので、そこであれっ?となった――ように思います。拾ったのをすぐに投げたのなら、遠心力はほとんどかかりませんし。
    というわけです。すみません。はっきり別の書き方にしておくべきでしたね。「コマ様の挙動」もすぐに読み取れなかったのは確かなので、話が迷走気味になりました。
    ここまでムダに気を利かせて読む読者がどれぐらいいるのかは何とも言えません。私ならではの引っかかりかも知れないという気が多分にします。


    関連しての次のコメントに関しては、

    >湾多さんはコマのイメージが浮かばず、
    >「ジャンプ反転」のように受け止められたのではと思います。

    とのご回答をいただきましたが、正確に言うとコマのイメージは浮かんだんですが、その軸先が(走っているさなかの動作なので)一瞬浮いた、そのタイミングでの低高度回転運動かな、というつもりで書きました。ので、すれ違いがあるとしたら「足を軸に使う」という点よりは、「つま先と地面に隙間があるのかないのか」という点ではないかと思います。
    ただ、この問題は正直、数センチ離れていようが地面と接していようがどちらでもいいような気はします。
    「逃走の勢いを上乗せした」とは「逃げる移動ベクトルを回転によって背後に向けて、投擲に乗せている」という意味である、とのご回答を読んで思ったのですが、これは、キャラの体感を文章に込めた書き手と、シーンを俯瞰的に物理学的な図面を想像しながら読んだ読み手との行き違いではないかという気がしました。前進方向の慣性力を、体を反転させることで後ろ向きにする、というのは、物理学の教科書的にはあり得ないことです。でも、烏京になりきって書いていったらそういう描写が出てきてしまった、という感覚もわからないではありません。

    私個人は依然として引っかかりを感じるのですが、そうは思わない、という読者が案外多数派かも知れませんし、ここは今しばらく、他の方々から感想を募るなどなさってはいかがかとも思います。


    という文章を書き込もうとしたら、タッチの差で更新を済ませていらっしゃいました 笑。
    前の文よりは迷いの余地が少なくなった印象はあります。ただ、この文を数日前の私に読ませたらどう感じたであろうかということは、今となっては定かではありません。理詰めで振り返ってみるに、私の引っ掛かりは上記のような部分にこそウェイトがあったのではないかと思えましたので、ぶれたコメントで恐縮ながら、ご報告申し上げます。
  • まいど、お手数おかけします。
    こちらこそ、拙作に時間を割いていただいて、ありがたい限りです。

    書くのはここで大丈夫です。
    回数多いようなら、専用のノート作ってもいいですねこれ。

    さて本題です。

    >「地まで届いた右腕が跳ね上がる。」とありますが、この「地まで届いた」という描写に、「地面の石をその場で拾った」という意味が入るのかな、と迷ったのですね。

    ここはまあ、石を拾って投げることも可能ではあるので、イメージ的にはそう違いはないと思います。
    「倒れかけたコマがジャイロ効果で起き上がるように反転」という全体の動きが伝われば、作者的には合格だと考えます。

    まあ、その意味でもやはり軸の明記については、必須なのでしょう。
    コマって明言すれば一番簡単なのですが、それをすると「独楽打ち」という名乗りが陳腐になってしまうのでw

    >すれ違いがあるとしたら「足を軸に使う」という点よりは、「つま先と地面に隙間があるのかないのか」という点ではないかと思います。
    ただ、この問題は正直、数センチ離れていようが地面と接していようがどちらでもいいような気はします。

    ここは、後述されている、

    >前進方向の慣性力を、体を反転させることで後ろ向きにする、というのは、物理学の教科書的にはあり得ないことです。

    に関係するので、もっとも肝要な部分だと考えます。

    まず湾多さんのおっしゃる、「体を反転させることで~あり得ない」という指摘は、
    「体を浮かした状態で、体の向きを後ろにして投げる」ですよね。
    確かにこの動作では、私でもベクトルは変わらないと思います。

    ですが、軸が残る=足が地につき、運足を凝らせる状況であれば、
    移動ベクトルを曲げること自体は普通に可能です。
    例えば転倒は、爪先が引っ掛かり続けるなら、移動ベクトルが地面へ曲がった結果です。
    もちろんこの場所には、爪先を引っ掛けるようなものはないのですが、何もなくても人は転べるように、超人的な体術と体重移動を駆使すれば、不可能というほどではないかな、と考える次第です。

    より精確に独楽打ちを描写していくと、
    1.逃走方向の斜め前に体を倒し、自重の落下で移動ベクトルを曲げる

    2.倒れながら特殊な運足を行い、片足で転倒に近い効果を作り、もう片足で倒れ込む力に捻りを加え、回転に変える。足は斜めになりながら、独楽の軸として作用する。

    3.この時点で移動ベクトルが変化するため、烏京自身は停止している。

    4.両腕を強力に横回転させ、ジャイロ効果で斜めになった身を立て直す。腕の力でというより、曲げたベクトルの再利用。

    5,回転の帰結として反転、ジャイロ効果で角度を維持したまま、後ろ方向に高威力の礫を発射する。

    ……アニメの動作指示みたいになりました。

    まあ、超人運動理論wの擁護に無理があるのは百も承知ですが、「まあ不可能ではないかな」と読者に思ってもらえるかどうかが、この手の作品の生命線だと作者は考えておりますので、長々と説明した次第です。湾多さんに伝わればよいのですが。

    >そうは思わない、という読者が案外多数派かも知れませんし、ここは今しばらく、他の方々から感想を募るなどなさってはいかがかとも思います。

    感想もらえてるの、ここだと実質二人ですからw
    下読み数名に関しては、この部分の突っ込みはなかったです。
    ただ、「この手の超理論に突っ込むのは野暮」と思われてる可能性も・・・

    作者的にはアリだと考えているので、後は描写に説得力を持たせられるかどうかだなと思います。

    >タッチの差で更新を済ませていらっしゃいました

    大丈夫。追記はこれからです。
    更新した際に書き直したのは他の部分だけです。どうも気になって。
    よくなった気がするのは、文章プラシーボ効果だと思いますw

    まあ、ひとまず軸について追記します。それから改めて話の続きと行きましょう。
  • 以下の通り、追記しました。

     傾いだ状態から、烏京が反転したのだ。
     斜めに伸びた脚が錐揉みし、直線運動を円に変える。
     プロペラ状に振り回す両腕の遠心力で、斜めの角度を維持しながら。
     《アゴ打ち》を潜りかわすと同時に、地を掠めた右腕が跳ね上がる。
     放たれた飛礫は、かつてない唸りを上げた。
     逃走の勢いと遠心力を、ありったけ上乗せしたカウンターだ。
  • 詳細なお返事、痛み入ります。
    なるほど。この場でははっきりと足が地面についていたわけですね。

    >斜めに伸びた脚が錐揉みし、直線運動を円に変える。

    この記述なら邪念の入る余地はないと思います。
    率直な話、最初に読んだ時、くるっとひっくり返って石を投げるだけの技に、あえて名乗りを上げる必要があるだろうか、という思いが一瞬胸をよぎった記憶があるのですが 笑、これならたしかに大技です。
    問題は、この記述で「実は常人離れしたスゴいことをやっている」ことがどれだけ伝わるか、ですね。

    なんだか竹とんぼみたいな動きをしている、というのは分かります。が、ものすごく強引なUターンをやっていることまでは……まあ分かるかも知れないし、ひと読みだとイメージできないかも知れません。今の文章で、必要な説明は全部入っているとは思うのですが。

    もとより、読者の理解力をある程度当てにせざるを得ない箇所ではあると言えるでしょう。それでも、私が当初不明瞭と感じた点は解消していると思います。真摯なご対応、ありがとうございます。
  • 竹とんぼは言い得て妙です。
    というか、例えに使おうか何度か考えたんですが、今時の人がすぐわかるかなこれ?となったのと、微妙に雰囲気が間抜けだったので止めました。

    常人離れ度については、のちに何処かで洋の語らせたいかなとか思っています。
    挽回しやすいのは、リーグ戦の利点ですね。

    いえいえこちらこそ。
    細かなご指摘、大変な時間をお先いただき、感謝の言葉もありません。
    神風のリーダビリティは、本当に読者様のご指摘あればこそだと思います。
    ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
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