おはようございます。こんにちは。
今朝更新分の、解説です(*´ω`)
https://kakuyomu.jp/works/16817330661224768446ネタバレというほどの解説はありませんので、先に読んでも支障ありません。
●スティックとは。
お話の中に出てくる棒は、ドップスティックといいます。
スティックの先に原石をつけることを、ドッピングといいます。
指の爪くらいのサイズの石の場合、指で持って研磨するのは難しいので、ワックスや蝋なんかでスティックと石をしっかり固定させて研磨します。
●研磨盤
さらっと研磨盤とか砥石とかって言っちゃってるけど、わかんないよね。もう各々のイメージでいいかなと思ってます。笑
研磨の機械もね、レコードみたいに回るのとか縦に回るのとかあるんですけど、華麗に割愛しています。
だいたい、研磨盤って書いてあったら、レコードみたいに回ってるものをイメージしてもらえれば。
●宝石の産出国
ニューアミリア:ダイヤモンドの採掘がメイン
クエニ王国:ダイヤモンド以外であれば豊富に採掘できる
……という設定です。
現代の地球上においても産出される宝石には国ごと鉱山ごとに偏りがあるので、実在の国を参考に設定を決めました。
この物語のなかでは、ダイヤモンドは当初なかなか人気が出ませんでした。硬くて上手にカッティングできなかったからです。
なんとかダイヤモンドを売り出したいニューアミリアの研磨師が、カッティングデザインを試行錯誤した結果、ようやくダイヤモンドの魅力を引き出せるようになった……という設定です。
だからニューアミリアには、優秀な研磨師がいるんですね。
●ダイヤモンドの研磨について。
ダイヤモンドの研磨は、ダイヤモンドでしかできません。
また、研削にも強いパワーが必要なので、蒸気機関の仕組みがない物語の中ではラウンドカット(丸い輪郭に削ること)はできませんでした。
このあとの時代にようやく、ブルーティングマシンという蒸気機関式の機械が発明され、ダイヤモンドはラウンドカットができるようになります。
たぶん、完結までにダイヤモンドの研磨は出てこないんですけど。笑
今回のお話は、ダイヤモンドの研磨について試行錯誤が繰り返されるなかで、あらたなデザインが生まれて他の宝石の研磨に活かされて……みたいな世界観です。
●ペリドット。
昨日の近況ノートをご覧ください。うつくしい、オリーブ色の宝石です。
読んでくださってほんとにうれしいですヽ(*´з`*)ノ
想定では第3章はあと8話、ラストは3~4話で終わる予定です。
あれ、案外ギリギリだな!!笑
がんばれ、わたし!!!