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亜khびあゆいえ

たぶん、何人かは迎えが来て、もうあっちの世界へ行ったのではないかと思う。
経緯についてはリンクを貼る。
https://kakuyomu.jp/works/16818093086012671285/episodes/16818093086012743799
もしも誰か戻ってきた時のために、このノートを置いておく。
向こうで得た情報があれば、コメントを寄せていただければ有難い。
自身のページに体験を記したならリンクを貼ってもらっても構わない。
情報が集まれば、あとの人の助けになるかもしれないから。

とりあえず、現時点での新たな情報は下記の通り。
・夏彦くんと思しき人物はあっちの世界のどこかの村から出られなくなっているようだ。
・アレ(オシラセ様?)に見つかると目を取られる。

無事に夏彦くんが戻ってくることを願っています。

6件のコメント

  • ……なんとか、戻ってこれました。
    まだ、十分に気持ちの整理がついていませんが、とりあえず、私の体験と現状でわかっている情報を報告させていただきたいと思います。


    ……あら、ちょっと待ってください。

    誰か来たみたいでs
  • ミナガワさんが無事に戻って来られたようだが、メモは途中で切れたままになっている…。
    恐らく、ミナガワさんは会社の飲み会後そのままあっちの世界に行ったのだと思うが、酔って村の祭りでおかしな振舞いをしやしなかったか心配だ。
    よもやアレをこっちの世界に連れてきてしまったということは…。

    いや、考え過ぎだ。きっと急な来客を迎えただけに違いない。

    ただ、もしもアレがこちらに来ているなら、あっちの世界では夏彦くんを連れ出すチャンスかもしれない。
  • 会いましたよ、夏彦くんに。
    彼は、誰にも内緒で、と、
    私をこちらへ返してくれました。

    私は怖いです。
    私が求めているのは、エンタメなんです。
    これ以上、私を巻き込まないでください。
  • ムーゴットさん、夏彦くんは元気だったでしょうか。
    とりあえず、無事あっちで生きているということを知れて、安心しました。

    作品を投稿してから一週間、帰ってきてこのノートに記録を残したのは一人だけだったので、ムーゴットさんが報告をくれて本当に有難い。
    他の人達はどうしたろうか。戻ってこられなかったのだろうか、それとも戻ってきたが口外するのもおぞましいような体験をしたのだろうか。
    いずれにせよ、私は罪深いことをしてしまった。

    かつて私があっちの世界へ行った時、五人のメンバーは全員面識のない人達だった。だから、彼らが同じ次元から来たのか別次元の人達なのか知らない。状況を理解する前に、私達はばらばらになってしまった。
    これが物語なら、私はモブで一番最初の犠牲者となるタイプだが、さいわいにも私は夏彦くんに出会った。
    あっちの世界で時間の進み方がどうなっているのか分からないが、私が出会った夏彦くんは中学生くらいの少年だった。ただ、すごくアンバランスな印象を受けた。
    ずいぶん大人びた物言いをするかと思えば、ちょっとしたことで小学生の男の子みたいにはしゃぎ回ったりする。けれど、彼は間違いなく優しい子でした。
    ムーゴットさんを手助けしたと聞き、ああ夏彦くんは変わっていないのだと嬉しくなりました。
    私もずいぶん夏彦くんに助けられました。大の大人が、中学生の少年にです。
    なのに、彼を置いて帰ってきてしまった。
    私もあっちの世界でのことは忘れたいです。けれど、優しい夏彦くんをそのままにしておくこともできません。ねえ、ムーゴットさん。そうでしょう?

    あっちの世界へ夏彦くんを迎えに行かねばなりません。
    けれど、こんな危険なことに人を巻き込むわけにはいかない。だいいち、私には友達がいません。
    だから装置を作りました。
    別次元の人間を集めて「ふだめぐり」するよう誘導する。別次元の人間なら罪悪感もない。だって私はいつも物語の中で登場人物たちを好きに扱っていますから。
    しかし、いざ準備が整った時に足が竦みました。あっちの世界を経験した人ならば分かるでしょう。
    だいいち、またあっちへ行ったって、同じことの繰返しです。
    もっと情報を集めなければならない。

    別次元の人間ばかり五人を送り込むこともできます。けれど、それではいけない。例えば戻ってきたミギモト・サヤカに直接話を聞きに行くことはできないのです。私と彼らとは生きる次元が異なるから。
    話を聞くには同じ次元の人間でなければならない。
    だから装置を作りました。開けば「あなた」が五人目となる装置を。

    本当に、巻き込んでしまい申し訳ないと思っています。私は罪深い。
    せめてもの助けにと、あなた以外の四人は大人ばかりを選びました。皆、家庭や仕事など、早く元の世界に戻る理由のある人達ばかりです。これならばきっと皆さんすぐに帰ってこられると思ったのです。なのに。
    私は送り込んだ人達の無事を確認しに行かねばならない。けれど、無事に彼らを連れ戻すには情報が足りません。情報がないと私は行くわけにはいきません。情報があれば助けに行けると思います。本当です。けれど、誰か私の代わりにあっちの世界を救いに行くという人がいるならば、私は潔くこの任を託したいと思っています。私はモブですから。誰かが上手くやってくれるならそれに越したことはない。けど無理ならせめて情報が欲しいです。情報があれば行けると思います。私は夏彦くんを助けたいと思っていますから。ただ、足が竦むのです。アレを遠目に一度だけ見ました。声を聞きました。全身の血液が逆に流れるのではないかというほどの恐怖を感じました。もう思い出したくありません。だから、皆さんが代わりに思い出してください。

    ……今、後ろで何か音がしましたか? いえ、気のせいですね。

    本当に、巻き込んでしまって申し訳ないと思っています。
  • 通達承りました。
    私は、長らく、忘れていました。
    声を殺して笑うことが、こんなにも快感だったとは。

    ソロの冒険者をしていた頃は、よく笑っていたものです。
    かれこれ引退してから四半世紀、もう厄介ごとはごめんです。

    だが、夏彦くんには、恩義がある。
    私の協力者の多くは、すでに鬼籍に入ってしまったが、
    ひとりの戦士を推薦したい。

    私の知り合いの友人なのだが、
    9次元世界から来た折り紙つきの戦士だ。
    しかも美しい女性の姿を持ち合わせている。
    彼女なら、必ず夏彦くんを救出できるはずだ。

    ただ、このところ連絡が取れない、と知り合いが嘆いていた。
    多くの案件を抱えて、身動きが取れないのかもしれない。
    確認が取れ次第、また報告を入れるとします。
  • 先のコメントでは、あっちの世界を思い出し、少々興奮してしまった。

    しかし、やはり情報は集めてみるものだ。
    ムーゴットさんより、力強い協力者を得られるかもしれないと報告があった。
    また、異次元の相手と連絡を取る手段があるらしいということも、大きな収穫だ。だとすれば、こちらで得たリアルタイムな情報を、あっちの世界に伝えることができるかもしれない。まだ眉唾ものではあるが。

    しばらくは皆の動きを静観することにしよう…
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