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小説のネタに使えるかと思った思いつきを投稿

今日は久々に、オチも何もない話を書きたいと思います。

先ほど不意に思いついたネタがあったのですが、近いうちに小説に書き表すこともないだろうと思って、近況ノートに書いてみます。

問題
『ここに二つのスイッチがあります。

赤いスイッチを押せば──
【これから病死する100人の命が救うことができる】
青いスイッチを押せば──
【これから100人を殺害する悪人を1人殺すことができる】

さて、あなたはどちらのスイッチを押しますか?』

という命題を思いつきました。
ちょっとした思考実験ですかね。私はトロッコ問題とか結構アレコレ考え込む人間です、はい。

けれど中々に嫌らしくて、現代社会の鬱屈を表現できる問題ができたような気がする(自画自賛)。単純に数だけの話で言えば──
赤いスイッチ……+100
青いスイッチ……+100ー1
の命が助かるわけですから、赤いスイッチの方が総合的にお得なはずです。けど結構な人数が青いスイッチを選ぶ気がするんですよねぇ現代社会。『ざまぁ』系小説なんかを見ていても思います。

そこには色々な思惑があるはずですので、その是非をここで問うのはやめておきます。ただ私個人の意見としては赤いスイッチを押します。

これを元に小説を書きあげてみたい欲が出てきましたが……まあ、ちょっと書いたところでボツでしょう。

9件のコメント

  • 青に一票です。面白い命題ですね。

    赤スイッチは単純な善意。
    青スイッチは、自分が加害者になるわけで、そこに至るまでに葛藤やドラマが隠れていそう。大きな決意があるという点が重要に思われます。
  • ひねくれ発想者の自分は、黄色いスイッチをためらわずに押します。

    黄色いスイッチ【自分を含めた全ての人間が消滅するスイッチ】

    誰も居なくなってしまえば、赤のスイッチも青のスイッチも関係無くなります。
    創作は第3、第4と選択肢を増やしていくのが。他者と異なる面白い発想の作品に繋がっていきますので。
  • まぁ、第四の選択肢で【世界中の病人が完治して、世界中の悪党が善人になる】と、いう緑のスイッチもありですが(そうなったら、そうなったでイロイロと世界に問題が発生しそうですが)
  • 蝶番祭 さま
    コメントありがとうございます。

    わー、まさか票数をもらえるとは、嬉しいです。

    なるほど。
    私も、青いスイッチには色々と利点があると思っております。ただおっしゃる通り、どうにも加害者になる葛藤なんかがネックです。

    この問題は「悪人をその手で一人排除する」という要素を「ー1」ととるか反対に「+1」ととるかで議論が分かれるところかなぁなんて思っております。
  • 楠本恵士 さま

    おお、独裁者スイッチ。
    確かに、創作において様々な可能性を模索するのは大事ですよね。

    考えてみれば、物語の中で『究極の二択』みたいな問題が提示される作品はいくつもありますが『第三の選択で解決』というものも多く見る気がします。

    第四の選択……緑のスイッチですか……
    赤、青、黄色、緑……スーパーファミコンのコントローラーみたいだな(そういう話じゃない)
  • こちらで失礼します。
    この度は♡をいただき
    ありがとうございます。
    いろいろ「いわくつき」の作品なので
    時間限定公開にしております。
    理由は、私の近況ノートの
    どれかにあります。

    ともあれ、ありがとうございました。
  • プラチナサファイア さま

    大変興味深く読ませていただきました。
    こちらこそ、ご丁寧なご対応、誠にありがとうございます。
  • コメント失礼いたします。

    自分は迷わず「赤」ですね。

    これから病死する100人には、運命に対して抗う術がありません。
    反面、これから悪人に殺害される100人の方は、なんらかの抵抗、抗う方法が残されている可能性があります。

    なんなら赤を押した後、その悪人を叩きのめしに行きたいですね。

    多分返り討ちに会うでしょうけど(笑
  • 三流FLASH職人 さま
    コメントありがとうございます。

    おお、赤スイッチですか。私もです。

    なるほど…… 確かに。相手が同じ人であるならば、対処の仕方も考えられそうです。そのように考えれば、病気というものは本当に恐ろしいものだと再認識させられます。

    いや本当に、そんな悪人の存在を事前に察知できるならブチのめしたいですよね。元ネタのトロッコ問題からしてそうなんですが、『究極の二択』というものは大体、そのどちらの選択も『私が望む答えではない』というのが全員の本音でしょう。
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