執筆もひと段落し、年度末前後の忙しさも緩和、連休にたっぷりと寝たので、本格ミステリを中心にレビューも書いていきます。
というのも、どうやらこの「カクヨム」という場所は作家が積極的にレビューを書いていかないと回らない構造になっているな、と思ったからです。
しかも、「感想」でなくあくまで「レビュー」
手元にある「明鏡国語辞典」によれば、レビューの意味は「批評。評論」とあります。
「面白かった」で終わるわけにはいかず、「評して」「論ずる」必要があるわけです。素人に対してハードルの高いことをやらせる……
しかもネガティブな意見はNG。「面白かった作品にだけ評論を付けろ」というわけです。いまひとつだった作品に対して建設的に意見するのも御法度。「つまらない作品は黙ってスルーしろ」ということ。
これは作家にとっては、かえってつらいのではないでしょうか。罵詈雑言の雨になることを防ぐためなのでしょうが、性悪説に過ぎないでしょうか。
あからさまな悪口は絶対にやめるべきですが、自作の問題点を指摘してくれるというのは、大変有難いことだと思うのです。ましてや、こちとら素人。的確な助言がもらえる編集者が付いているわけではない。読者様の意見だけが頼りなのです。
そんなわけで、「レビュー」と冠すれば、おいそれと、ほいほい書くわけにもいかず、目標は、(あくまで目標は)週に一遍と考えております。
また、本格ミステリは基本、完結済の作品のみ対象としたいと思います。(ミステリは最後の最後でそれまでの評価が良くも悪くも一変してしまうことが多いため)
ミステリジャンルを盛り上げるため、なるべく星の少なく、レビューのない作品を狙っていきたいとも思います。
よろしくお願いします。