• に登録
  • ミステリー
  • 創作論・評論

本格ミステリ

先日、拙作に初めてレビューをいただきました。
「そこを見てほしかった」というところを見事に評価していただき、伝わるものがあったのだなと感激いたしました。
また、同時に、自分で「弱かったな」と感ずるところもずばり、ご指摘いただき、全て見透かされているような、襟を正す思いもしました。(笑)

これからも「あくまで本格」「あくまで現代を舞台に」を突き詰めていきたいと思います。

現場の見取り図やトリックの図解を入れられれば、さらに本格ミステリを書きやすくなり、書いてみようという作者のかたも増えるのではないでしょうか。
「カクヨム」運営の皆様にはぜひご一考願えればと思います。

6件のコメント

  •  ディールナイト毎回楽しみに読ませていただいています。
     ディールナイトは日常と非日常の緩急がとても上手く、スラスラと読みやすい作品で個人的に好きな作品で、面白いです。
     あのキャラがディールガナーの変身者になって、日常だけではなく非日常での接点も多くなったことで、これからの二人の関係がどう発展するのかがとても楽しみです。

     自分もミステリーが好きで、『探偵安堂理真』シリーズも読ませていただいています。
     まだ『カニバル少女』『真夏の首』『守護精霊の密室』の三作品しか読んでいませんが、事件の時系列はどうなっているのでしょうか。
     
     今のところ、『カニバル少女』が面白かったです。
  •  ありがとうございます。
     作品を未読の方が読まれることを考慮して、ネタバレ防止の表記をして下さったことも感謝です。(笑)
     お読みいただいてお分かりかと思いますが、「錬換武装ディールナイト」は現実の時間となるべくリンクするような構成を取っております。西暦2016年という時間を翔虎たちと一緒に過ごしていただければ、作者としてこれ以上の喜びはありません。

    『安堂理真シリーズ』は、時系列というものは考慮しておりません。ミステリーの魅力のひとつに私は、「どの作品から読んでも楽しめる」というものがあると考えます。時間軸を明確にすると、「あれの前にあれを読まなきゃ」という心理が働いてしまうと思うのです。
     作家の中には、それを明確に打ち出すことでシリーズの大きな流れを作り「読み続ける甲斐」という魅力を生み出されている方もいらっしゃいますが、私はミステリーは「読み切り」と考えています。

     主役は「事件」「トリック」であり、探偵はそれを解く装置。乱暴な言い方をしてしまえば、それでいいという考えです。
     もちろん、理真、由宇をはじめ登場するキャラクターに愛着はありますし、だからこそ余計なことに煩わされずに「謎解き」に専念にしてほしいという想いもあります。

     ちなみに、執筆の時系列では、『カニバル少女』『守護精霊の密室』(『サイキ大戦殺人事件』)『隻腕鬼』『真夏の首』『殺人鬼いろは』『あらわれた身代金』『女神消失』の順になります。
    『サイキ大戦殺人事件』は、現場見取図などの図版の挿入があるため「カクヨム」には掲載出来なかった長編です。(「小説化になろう」にて掲載しております。そちらもぜひお読みいただければ嬉しいです。それ以外の作品も順次改稿、章立ての見直しをして掲載する予定です)

    『カニバル少女』は、始めて書いた小説ということで、今読み直せば「若いな」と思うのですが、私自身思い入れのある作品です。お褒めいただき恐縮です。

     コメント大変ありがとうございました。励みになりました。
  •  質問に答えていただきありがとうございました。

     どうにも自分にはミステリーでもなんでも、発売順や時系列順に作品を読まなければならないという気持ちがあって……(笑)
     今は少し忙しくて長編や中編の作品を一気に読めませんが、一段落したら読んでいない『探偵安堂理真シリーズ』や他の作品も読ませていただきます。

     執筆、頑張ってください!
     
  • はじめまして。四つ足ジョバンニ、です。

    プロフィールのコメントを見て、「お、本格ミステリィ好きで、しかも有栖川氏を心の師匠とされているではないか!」とすぐさまこうして近況ノートを訪れさせていただきました。

    自分も本格ミステリィを主に執筆していて、「カクヨム」には最近来たばかりですが、何作か投稿しています。

    本格ミステリィって、ウェブ上ではあんまり評価されていないようが気がしていたんで、自分としても、もっと盛り上がって欲しいと考えていたところです。

    さっそく、庵字さんの『カニバル少女』が始めて書かれたというミステリィを読ませてもらいます。
    読み終えたら★とレビューしますね。

    良ければ、拙作も読んでみてください。
  •  こんばんは。
     コメントしてすぐに拙作を読んでいただけて、ありがとうございます。
     ほんと、感謝です。
     レビューお待ちしていますね。
     こちらからも、庵字さんのミステリィを読んで、レビューさせてもらいます。
  • おはようございます。

    「百夜白夜の消失」に素敵なレビューをしていただいて、感謝です。

    本格ミステリィ好きな庵字さんだからこそ、細部まで理解していただけているレビューだなって感じました。

    この作品を書いたのは、今から三年程前でしたけれど、その時、東川篤哉の作品を読んでいたこともあり、自分でも影響を受けたと感じていたので、そこらへんもずばりでした。
    他、「珈琲店タレーランの事件簿 」なんかも同時期に読んでいて、ああいったコメディタッチな作風を学んでいた時期でもありました。

    また読者の方を楽しませることができる本格ミステリィが書けるように、励むつもりでいます。

    最後にもう一度、素晴らしいレビューをありがとうございました。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する