ではゲームの紹介。
『DUST TO THE END』
このマイナーゲーム、荒廃した世界を舞台に行商をおこなうシミュレーションRPGだ。
マッドマックス、あるいは北斗の拳といったヒャッハーな世界観。
主人公は相棒ひとりと、砂漠の中に点在する街を行ったり来たりしながら私腹を肥やしていく。
とうぜん、水、食料がないとすぐに死ぬ。
なけなしの所持金と相談しつつ、それらを買いこむ。
だが、買えるのはドロ混じりのキタナイ水と、ミミズのようなモンスターの肉だけだ。
きれいな水も、もちろんある。ちゃんとした牛の肉も。
しかし、高い! 消費コストに釣り合わない。なので、キタナイ水でがまんしてお金を稼いでいくのだ。
もちろん、そんなものばっかり食べていれば病気になる。
頭痛、ゲリ、伝染病。
だが、心配はいらない。治るまでパラメーターが下がるだけだ。
ムシしてキャラクターたちを酷使していこう。
そして、行商とくれば重量制限だ。
さまざまな積載量のある乗り物を使って、各都市を走り回る。
しかし、最初の街に放り出された主人公は一輪車スタートだ。
一輪車と言っても子供がバランスをとって乗る一輪車じゃない。
工事現場で見かけるセメントとかを運ぶ、手押し車みたいなやつだ。
そいつを、うんこらしょうんこらしょと押しながら砂漠を突き進んでいくワケだ。
もちろん、そんなことしてれば野盗の餌食だ。
やつらはものすごい勢いで襲いかかってくる。
戦闘は斧や剣といった近接武器と、クロスボウ、マシンガン、スナイパーライフルといった遠距離武器がある。
これらをつかって、野盗どもを返り討ちにしていく。そして、死体をあさり、きたない水を強奪しながら目的地を目指していく。
敵は野盗の他にも、ハイエナ、でっかいミミズといったものもでてくる。
もちろん、死肉は食糧になる。
下痢にはなるけど死ぬことはない。モグモグしながら移動距離を伸ばすのだ。
そんなシビアな世界だが、仲間を雇うこともできる。
だが、雇用にはとうぜん賃金が発生する。友情とは金で買うものなのだ。
仲間が増えれば戦力が増えていく。もちろん積載量も。しかし、そのぶん、賃金も増えていく。
節操なく仲間を増やすと、支払いのためにアクセク働くことになる。
だが、救済措置もある。賃金未払いは一か月だけ待ってくれるシステムだ。
二か月滞納すると、仲間は商隊を去っていく。それまでになんとか金を稼げ!
また、基地みたいなものも作れる。そこでは特産品を作って交易できる。
ただ、自然に物はできない。生産には働き手がいる。
とうぜん、働かすのは奴隷だ。
街の奴隷市場で買ってくる。
あ、そうそう。基地には警備員を置くのも忘れちゃいけない。
奴隷だからと油断してると、暴動を起こされる。市場で職員なるものを購入してきて警備にまわすんだ。
銃を突き付けて、楽しく労働させてあげよう。
…………
……
すまん、ちょっといいか?
いまさらだが、この話、需要ある?
書いててスッゴイ不安になってきたんだけど。
というわけで、続きは次回に持ち越し。もし需要がなさそうなら、しれっと別の話に変えるんだぜ。
よろしくな!
※な、なんと!
ギフトをいただきました!!
ただ巻き芳賀さんありがとうございます!!!
限定記事どうしよう。考えてなかった。
ペットボトルのキャップで魚のウロコがとれるよ! そんぐらいしか知らねえ。
引き出し少な!
よし、なんとかヒネリ出そう。
……
限定記事予告『俺がなろうで警告を喰らった話』
これでなんとか。