やっと終わった…。
最初は「10万字もかけるだろうか…」と心配しながら書いていましたが、気がつけばだらだらと長引いて12万字を超えてきました。
物語は長いから良い、短いから良い、という基準はなくて、その物語に見合った長さがそれぞれあると思っています。今回のお話は「短い方が良い」と思いながら書いていたのですが、結局この長さに。
このお話の設定はもう2年前くらいから持ってて当初は「爆弾がもたらした朝」という短編で書こうとしていました。その時はたしかコヒナタなどの固有名詞はありませんでした。ジカンももう少し別のフォルムだったような気がします。
そのお話を今回カクヨムができるということで「完結させてみよう」と思い立ち、ここまで書くことになりました。
おもしろいかどうかは全くわかりませんが、僕はこのお話に登場する生きるのが下手な人たちがとても好きです。愛らしいというか憎めないというか。コヒナタくんのいじらしさにストレスを覚えた方もいるとは思いますが、僕は気に入っています。でも、僕のベストキャラはパトリシアさんです。空気感好き。
こんな長いお話を次いつ書けるかわかりませんが、また気が向いたら何か書こうと思います。その時はまたちらっとよんであげてくださいませ。
読んでくれた全ての方に感謝をこめて。
2016.3.27 神楽坂いずみ