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七夕🎋

こんにちは、もしくはこんばんは。
今日は七夕ですね。
織姫や彦星が年に一度、逢瀬をする日です。
昔は乞興殿と言い、お裁縫の上達を主に願う行事でした。
読み方は「きっこうでん」になりますが。
現代みたいに、何でもかんでも願うお祭りではありませんでした。
宮中では男性も芸事の向上を願っていたとか。
確か、元は中国から伝わったのですが。
奈良時代くらいにはあったようです。
七夕は関係ないですがね。

浦島太郎の昔話、これも奈良時代からあったと聞きます。
浦島太郎の名前は浦島の種子といったらしいですが。
ちなみに、こちらでは太郎が結婚するのは。
乙姫様でなくて助けた亀になります。
この亀と数年を太郎は過ごしました。
けれど、太郎は地上を思い出して亀に言います。
「地上に帰りたい」と。
亀は「分かりました、地上に帰れるようにしますね。お別れの餞別に玉手箱を差し上げます」と告げました。
太郎は玉手箱や他にも宝物をもらい、地上に戻ります。
戻ってはみましたが。
既に、自身を知っている人はおらず、村もあるか分からない状態でした。

太郎は地上では既に、何百年も経っていた事を知って愕然とします。
彼はあまりのショックで嘆き悲しみました。
人目につかない場所に行き、もらった玉手箱を衝動的に開けてしまいます。
開けた途端、箱からはモクモクと煙が出てきました。
気がつくと、太郎は鶴の姿に変わってしまいます。
彼はそのまま、浄土へと飛び立っていきました……。
これが、奈良時代編の浦島太郎のストーリーになります。
現代のストーリーとはいくつか、違う点がありますが。
まあ、桃太郎のモデルはかの吉備津彦尊といった現代の岡山県に実在した人物になります。

つらつらと失礼しました。
それでは、また(_ _)

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