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清少納言も見上げた? 空の星座たち

 みなさま、あけましておめでとうございます🎍
 今年もよろしくお願いします。
 友達とLINEしていたら、星座の話になった。
 今時期だと、天頂にはオリオン座が昇っていることだろう。有名なオリオン座の神話では、オリオンは蠍にやられ、星座になった後もサソリを恐れて、さそり座が西へ沈んでしまうまでは決して東から顔を出さず、サソリが東の空へ現われると、西へ沈んでしまうと云われているとか。
 そんな夜の星を、平安時代も観察していたのが陰陽寮。
 天文も欠かさぬお仕事。なので安倍晴明さまも、星を読んで吉凶を判断。
 かの清少納言は、枕草子にて……


 星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。
 よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。


 昴は、谷村新司さんの名曲「昴」にもなった黄道十二星座・牡牛座のプレアデス星団。
 彦星は七夕で有名な鷲座のアルタイル、太白星は宵の明星金星、よばい星は流れ星のことだそうで、意味は…

「星は昴、彦星、宵の明星がよい。
流れ星も少し趣がある。尾を引かなければもっとよいけれど」

プレアデス星団が見えたなんて、凄い。
平安時代は今より空は澄んでいて、街頭などなかったから、星は良く見えたことだろう。
 今年こそは、皆が平穏でありますように!

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