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納得できない、某大河の描写


 こんばんわー♪(≧∀≦)ノ))フリフリ
 いつも【すさまじきものは宮仕え~王都妖異聞】を応援、ありがとうございます(///ω///)テレテレ♪
 いよいよ、今年もあと一ヶ月。
 某大河も、終盤です。
 そんなアレ、当初から非常に気になっていたのが、貴族の姫や内裏の女房が男性に対して顔を晒しすぎな面。( ̄へ ̄|||) ウーム

 平安時代、高貴な女性が顔を見せることはほとんどなく、几帳という衝立のようなものに隠れていたり、扇で顔を覆ったりしていたそうです。
 なので男性が女性に恋をする時、重要なのは「血筋の良さ」「教養」「センス」など。

 とりあえず高貴な血筋なら「きっと素晴らしい人に違いない」と思ったとか。その上できちんと教育を受け、さまざまな教養を身に着けていれば万全。
その教養やセンスを測るのが「和歌」。平安時代の男女は和歌のやり取りを通じて、お互いへの愛情を深めていったそうです。
 和歌や字がヘタで情緒がなければ、どんなに顔かたちが美しくても幻滅されてしまうので、貴族にとって和歌は必須。
 もちろん見た目が美しいに越したことはなく、平安時代の男性は垣間見という覗き見をして、女性の見た目を確かめていたそうですが、遠くからの覗き見なので、見えるのはせいぜい着物のセンスの良さ・所作や髪の美しさ・横顔くらい。
 源氏物語で末摘花に恋した光源氏は、顔も見ないまま、末摘花と結ばれます。ところが雪の積もった朝、光源氏は末摘花の姿を初めて目にしてその醜さに驚いたとか。
某大河はこの源氏物語の作者・紫式部が主人公。
ドラマでは彼女自身も、殿方に顔を晒しているので「え、えええ」と戸惑ってしまう一視聴者の斑鳩陽菜です(汗)
 内裏の中で御簾も几帳の隔たりもなく、道長と会話してますし。
 たぶん、撮影のためなんでしょうが、もやもやしております。

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