ばんにるす。
には。
元気かいな。
さっきからね。
近況書いては、消し。
ついった書いては、消し。
ウィスタさん書いては、消し。
なんだろね、なんかね、怖くて書けない、公開したら、怒られる。
でもまあ、かくよ、適当に。ぬふ。
冒頭のはね、前にも書いたかな、上方落語が大好きで、じぶんでも演じられるのがいくつかあって、愛宕山ってのがあって。
NHKの朝ドラ、ちりとてちんにもなったから、知ってる方も多いであろう。
わたしね、これがほんと、大好きで。
ドラマのとは違うかもだけど、こんな感じ。
野辺へ出て参りますと、春先のことで。
空には雲雀がぴいちくぱあちく囀っております。
下には蓮華たんぽぽの、花盛り。
陽炎がこう、萌えたちまして。
遠山にはすうと霞が帯をひいたよう。
麦が青々伸びまして、菜種の花も彩っていようかという、本陽気。
やかましゅうゆうてやってまいります、その道中の。
陽気な、こと……!
こんな美しい情景描写、わたし知らないのです。
ときどき、描写を誉めていただくことがあります。
でもね、こんなの描けない。
春の野の、あたたかさ、ほがらかさを描くだけで泣かせること、できない。
ほんとに、すごい。
いようかという本陽気から上げて、やっかましゅうゆぅてまいりますその道中の、で、止めて。
ようきな、こと。
わたしね、このことば言うと、ぼろぼろ涙出てしまうから、人前でやったことないのです。いろんなことがあって、ぐっちゃぐちゃになって、だれからも見向きもされない、かといって特筆すべき悲哀もない、千万人に埋もれる、なにひとつ報われることのない、ひと。
それでも。
それでも、そのひとなりのいろいろがあって、ちょっとの笑顔も、ちょっとのいいこともあって、たくさんないて、たくさん膝抱えて。
それでも。
野辺へ出て、歩く。
その道中の、陽気なこと!