わたしはイチコさん、好きじゃ。
このあいだヨシコさんが（いきなりお名前）揚げ出し豆腐たべたいっていうから、つくったよ。
ふだんは揚げないで、フライパンで揚げ焼き風にするんだけど、きょうはきっちり、下ごしらえした木綿にひとつひとつ片栗粉からませて、ゆっくり素揚げして、ていねいにつくった出汁のつゆにひたしたよ。
ねえ、おいしい？ ねえ？
ふふ。
……。
わかったかい。重いとかめんどくさいというのはこういうことをいうのだ。ヨシコさんの戦慄がみえる。ふるえている。ふ。かわい。さあ、こっちへ……。
……。
揚げ出しうめえ。割とすきだ。ばっくりタレつけこんで食った。あと小揚げに納豆つめて焼いたやつと、こんにゃくを甘辛炒めしてかつぶし絡ませたやつ。なんか和風手料理っぽくて、おおごはんつくったじゃん、な感じした。
イチコさんのことだ。
イチコさんのびんた。
https://kakuyomu.jp/works/16817330656664871410
一部の読者のみなさまには、ごめんなさい、かも。
もしかすると。
最初は日常わちゃわちゃ系にしようとおもってたんだけど、ラストを考えてるうちに、なんか、ええええ、イチコさん……！ ってなるやつが浮かんでしまって。
で、それがなんとなく、ミステリーの文脈に合いそうなあわなさそうな。
せっかくだから、「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」に、ぐいっとむけてみることにしました。
そのため、ちょこっとだけ、公開済みのものにも手直しいれました。年齢とか数値とか、おはなしのながれと関係ないところなので、ご容赦あられたい。
いま、イチコさん、悟り切った無敵の女性になってるよね。
わたし、そのイチコさんも、好き。
でも……最終回はこうあるかな、とおもって想像した情景のなかで、こちらをみたイチコさんの表情、すごく、好きだった。
だから、方向転換した。
◆ 揚げないかんたん揚げ出し豆腐（注：写真のやつは揚げてます）
木綿豆腐1、片栗粉小2〜大1（わたしは大1多め）、水1カップ弱、醤油大2、みりん大1、砂糖小1弱、だしのもと小1。お好みで生姜チューブ小1/2。
水、醤油、みりん、砂糖、だしのもと全部を小鍋であたためる。
豆腐はレンジ2分チン→手で押し絞る。
豆腐を6等分。片栗からませて多めの油でころがし揚げ焼き。かりっとなったら小鍋に投入、1分くらいころがしたら完成。
23件のコメント
- わーん、いっちゃん、ありがとー
揚げ出汁豆腐つくるー！！
イチコさん、読み直すー
ちょっと待ってて。
きっと好き。ちょっと変わっても。 - おばんです。
お豆腐おいしい（もぐもぐ）。
北国っぽい甘めの味付けでたいへんおいしいです。もうふたついただいても？ あ、どうもどうも。
私は以前、お豆腐を揚げ焼きにしようとして水分が噴水のように（大げさ）ぶち上がったので、二度と揚げ物はしないと心に誓いました。
揚げ物は買うもの。揚げ焼きもしない。あぶないから。
小揚には玉子を入れてめんつゆで煮たやつが好きです。
学園ミステリ、遠くと見せかけてわりとすぐ近くで応援してます。 - しまこさん！
揚げるの苦にならないなら、揚げたほうがいいかもだけど。
副菜で揚げるのってなんか損した気がして（誤った感覚
イチコさんは、読み直さなくてだいじょぶです！
さっき、最新話アップしたのでよろしかったら……。 - イチコさん、応援してますよ(`･ω･´)
どんな結末になるにしても、イチコさん追っかけます！ - ヨシコさん。
おばんでしたー。
そうなのさ。甘め。レシピ無視して、醤油のかわりにめんみ（わかるかな？）とか、砂糖追加とか、書いてなくても酒みりん投入とかばんばんしてる。
うちの筑前煮とかすげー甘いよ。
お豆腐、水きらなかったの？
あれ、立てて置いとくといいよとか眠いことぬかすレシピ多いけど、あかんから。手で、お祈りのように挟んで押して、水抜く。できればレンジで二分くらいチンしてからやるとなおよし。
もう、高野豆腐寸前くらいまで追い込んだほうがよいよ。
小揚げのたまご！
あれ、わたし大好き！
やっぱり北海道の郷土料理なのかねー。
ちなみにスプーンつかって、へろって流し込むとあれ楽にできるよ。
学園。となりで応援して。頬つけてもいいよ。まって。どこいくの。ふんず。つかまえた。ほら。ほっぺた。ねえ、ほら。 - 火ノ鳥 飛鳥さま。
うああ。応援ありがとうございますー。
なんか息抜きで書き始めたものなんですが、やっぱり愛着でてきて。そしてわたしが愛着でると、すっごい重い結末を贈りたくなってきて（なんでそうなる
こんごともよろしくおねがいいたします。 - 夏川 武史さま。
衣（かたくりこ）少なめ、油すくなめにすると、かりかりした食味はちょっと寂しいかもですが、ヘルシーな副菜になるとおもいます！
その場合はちょっと長めにころがし焼きしたほうがいいかも。 - お豆腐の水きった。眠いことぬかすレシピを信じて。
水を念入りにきっても、水はどこからか噴出するのだ。あいつは危険だ。私を焼こうとしてくる。
パーソナルスペースを大事にしたいのでパーテーションごしにさせてもらいますね。おほほ。 - ヨシコさん。
わたしは焼かれそうになったことはないが、水抜く時にちりぢりになって排水の彼方へ旅立ったことならある。
奴らはそういう、裏のある存在なのだ（うるせえ
パーティションかあ。サランラップくらいで？（ほんとにうるせえ - いちさま、安定のお料理上手です！素晴らしい！
私は揚げ物も揚げ焼きも当分ムリかも…
もう、あっついんです。
真夏どうしようって感じです。 - 毎晩、ここにタッパを持ってくればいいんでしょうか？
- 壱さま！
お豆腐おいしそぉ～( >д<)､;'.･
そして！イチコさん素敵すぎます！大好きです(^∇^)
続きがめちゃくちゃ楽しみです♪ - こんばんは。
あかん、今回の、揚出し豆腐は、見てるだけで、くらくらしてくる。
揚げ物の、良い匂い。お出汁の、良い匂い。新鮮なお豆のお豆腐さんの、もぎゅもぎゅの、感触。たまりませぬ………。
イチコさん、だから学園モノかあ。
いちさまに見えている、イチコさんの、良い顔。それを見せていただくのが、今から楽しみです。 - あげだし豆腐って…作れるんですね…。何だか、とってもおいしそう…。
少しは、料理勉強しないとな…。魚、三枚におろせるかな？鱗ってどうするんだっけ？
って、すみません。私の料理下手は置いておきましょう。
イチコさん、楽しみです！！
コンテスト、頑張ってください！！ - 雀さま。
お料理すきだけど、上手ではないのですよお。
なんでも作れるようになってみたい……。
気温、全国的にすごいことになってきましたね。
30度越えのなかで揚げ物は、むり……。 - 福山教授。
もうここでたべてっちゃえ！ - 浬さん。
イチコさん気に入っていただいて嬉しいです……！
強いばっかりじゃなくて、ぽこんと抜けた可愛らしさもあるひとなのです。ちょっとおはなしの方向性、変わるけど、イチコさんはずっとイチコさんです。 - 加須さん。
ふふふ。おなかすいてるときの、和風の甘いお出汁の香りって、どーんときますよね。きゅるきゅる鳴るおなかのおと、聞こえたような気がします！
イチコさん、そうなんです。学園へ。
まだ登場人物とかも出揃ってないですし、なんなら思いついてませんが、なんとかなるだろうと！ - 涼さま。
あげだしはそんなに大変じゃないので、ぜひぜひ。
お魚はわたしもおろせません！
イチコさん、ぜひお付き合いお願いいたします。 - すき焼きに合いそうです！三個程ください！
- 壱さん、お元気ですか？
- 八万さま。
ええっ、すき焼きに揚げ焼き豆腐、入れられるんですか？
それはきいたことなかったなあ……なるほど、美味しいかもしれない。
うちはちなみに、普通に焼き豆腐、いれます。 - 福山さん。
はーい、あんまり元気じゃないけど、ただいまです。