近況ノートではお久しぶりです、そして2020年ですね……もう少し頻繁に使ってみてもよさそうな。
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さて、まずは「Rainbow Noise」より。メインのトライアングル(希和、詩葉、陽向)を巡るドラマがクライマックスを迎える第4章、そして合唱部の最大の舞台でもあるHumaNoiseライブ。高校編の山場がようやく終わりました、「これが書きたかった」の嵐です。
ライブパートでは1曲ごとに視点を変えて12曲、という構成で取り組みまして。会話らしいシーンが少ない、人によっては読みにくい描写の連続ではありましたが、このシリーズをここまで読んでくださっている方は好きになってくれる、そう信じて書き上げました。
ここで初めて明かされる部員のバックグラウンドもありますし、エモーショナルに振り切った熱いフレーズも随所に入れられたという手応えがあります。ライブエモと人間関係エモをぶつけ切りました。
読んでくださった方から「ラストスパートですか」という感想をいただいたり、自分でも「これラストカットだな?」と思ったりもしましたが、まだまだ続きます。
「March of Interlude」で卒業組を中心としたひとときを描いたら、いよいよ高校編ラストの第5章。最終学年になった希和たち、そして新たに入部するメンバーにもご注目ください。
少しだけ予告すると、碧雪祭では演劇部と組んでのミュージカルにチャレンジする予定です。希和がコソコソやってきた創作活動や紡との友情ともリンクさせつつ。ですので今は日本語ミュージカルの吸収を図っています、とりあえず一回観た限りの「心が叫びたがっているんだ」のサントラは取り寄せている最中。
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その前に、ほったらかしになっていた「僕の冥福の十分条件」のSquad2を進めようと思います。霊域機構の内部を紹介しつつ、風護が本格的にミッションに入り、思わぬ危機に直面し……という、定石な展開ではありますが。うまく期待に乗せつつ裏切りつつ、できますように。
という訳で、よければこれからもご覧くださいませ。