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📢【🌇夕方の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第8話 意気揚々と街に凱旋したら、あっという間に豚箱にいました?

『黄鉄鉱ですか? それじゃあ売れませんね。そんなもの記念になりますか?』
「ピカピカして綺麗だし、大きいんでね。初めての砂金採り記念に取っておこうかと思ってさ」
『ジジイの癖にロマンチックなことを。ちょっと見せてくれますか』
「うん。これなんだけど――」
『ええーっ! これ金じゃないですか!』
「えっ、本当! こんなにデカいからてっきり偽物かと思ったよ」
『ビギナーズラックというか、豚に真珠というか。アホを自由にすると、とんでもないことをやらかしますね』

 ひでえ言い草だな。労働の成果だっちゅうの。

「これ全部金? 結構重いんだけど」
『500グラムを超えてますね。ふざけた大きさです』
「えーっ! すげぇーっ!」
『感想がアホすぎて、頭が痛くなりますね』

 この塊ひとつで500万じゃん。急にお金持ち。

『こうなると、命の危険がありますね』
「誰かに狙われるってこと?」
『そうです。このまま持っていても狙われますし、お金に替えても同じことでしょう』
「うーん。困ったなあ」
『世界中の貧乏人を敵に回しそうな悩みですね』

 そういうとこ、冷たいね。もっと親身になってちょうだい。

「何かうまい解決策はないか? アリスの能力でさ」
『ミッションを確認しました。安全に大量の金塊を売りさばく方法——答えが出ました』

 早えな、結論。

「教えて、アリス先生」
『こういうときは裏取引です。偉い人を味方に付けましょう』
「ふむふむ」
『猿でも分かるように台本を作りますので、帰りの道々覚えてください』

 俺に対する期待値低すぎないか? いや、期待が大きすぎるよりマシか?……

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