📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346(【カクヨムコン8】中間選考通過作品)
🖋17:45新話公開しました。
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(中途半端? いや、これ100個増やすの大変なんスから!)
📕第250話 よし! 体を動かそう!
📕一部抜粋:
ステファノは棚から帳簿の束を取り、机の上に置いた。
帳簿を広げる前に、セルゲイの言葉を思い出そうとしていた。出題者の意図を知り、それに応えること。
それが回答への早道だとステファノは考えた。
「さて、この商店では経理担当者による不正が行われました。それはこの期間の中に含まれています。皆さんはこの帳簿を見てどこに不正があるのかを発見してください。そしてわかった人はそれを不正と考える根拠を書いて、次回の授業で提出すること」
セルゲイ先生はそう言った。そしてこうも言った。
「1つだけヒントを上げましょう。簿記にはルールがあり、帳簿には秩序があります。この帳簿は一見破綻なく作られていますが、所詮偽りの物です。見る人が見れば|美しくない《・・・・・》。落ち着いて読めば、数字があなたに語りかけるでしょう」
(与えられたのはこの帳簿だけだ。この商店がどこの何という商店かわかれば、帳簿以外の情報を得られるかもしれない。しかし……)
そのヒントは与えられていない。課題は「この帳簿を見てどこに不正があるのかを発見」することなのだ。
答えは帳簿の中にあるはずであった。
……
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🖋その衝撃をお楽しみください。🙏