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📢もうすぐ営業開始。「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

⏰17:45開店です! (新話公開)

📕第216話 塾で教えるのは魔術ではありません。
📕一部抜粋:

「たぶんその頃、『私塾』を開くことになります」
「私塾だと? そこでお前の師匠が教えるのか?」
「定かではありませんが、指導を願うことはできると思いますよ」

「それは……楽しみなことを聞いた」

 ドリーはステファノの言葉に微笑んだ。

「この年になって魔術の新境地に挑めるとはな」

 それを聞いて、ステファノはこの人には話して良いだろうと思った。

「塾で教えるのは魔術ではありません」
「何だと?」

「それを『魔法』と言い、世界を貫き万物を律する法を表します」
「魔法? 魔術と何が違うのだ?」

 その問いに、ステファノは静かに立ち上がり、椅子から離れて床に胡坐をかいた。

「一体何を……?」

「|不立文字《ふりゅうもんじ》」

 ……

🖋ステファノがドリーに示す「魔法」の姿。
🖋お楽しみください。🙇

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