どうもふーぎです。
最近、平安時代の書物を読みふけっており。
やっと天皇の相関図や。
平安時代に生きた人々の人物感が腑に落ちてきました。
奈良時代の天皇はなんやかんや。
天皇の権威が強く。
神聖さが保たれていましたが。
平安時代になると。
天皇の権威は直ぐに衰え。
また、女性関係が生々しく。
生々しいがゆえに、神聖のメッキが剥がされ。
人として描かれています。
この時代で驚いたのは。
近親婚が余りにも多く。
腹違いの娘を自分の息子にあてるのは。
今の価値観だと。
とても理解しがたいことですね。
また、この時代の上流階級の婚姻関係は。
父親や家の意向でほぼ定まっており。
自由恋愛はあってないような感じになっていました。
その結果。
かんじがらめの婚姻から抜け出そうと。
男色(男通しの交わり)が始まってしまいます。
紫式部歓喜ですね。
後冷泉天皇の時代では。
病弱だった天皇を介護するという名目で。
藤原三兄弟が好き勝手しており。
天皇の住まう屋敷にて。
寺が送ってきた童子と交わるという。
前代未聞の出来事もあったみたいです。
以上、教科書に絶対出ない話でした。